The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

すすり泣き

2006年11月12日 | 「オペラ座の怪人」
2005年初上映当時、田舎の映画館のせいか結構泣いている人が多かったです。大体5~8人くらいはいたような気がします。

さすがに10回を越えてくると私は落ち着いて見ていられたのですが、「うううっ・・・」とか隣の人が泣いていて、「う~ん、泣く場面も人によって違うのおお~、ここで泣くか?」とか思っていると別の隣の女性が泣いていたりするんですよ。「おおおお、君もかい?」(知らない人だけどサ)
そうこうしてるうちに闇の中のあちこちですすり泣きが・・・・。そしてもらい泣きしちゃったりするんですよね~。
「名画、みんなで泣けばこわくない」的な世界だったです、地元の映画館は。

時によっては深夜になってしまって早く家に帰らなくては、とあせっていたりするのですが、EDでメドレーの様に曲が流れても左右で泣かれると席を立つのもためらわれました。あの余韻は素晴らしいですからね。

(それにまだ1~3回くらいの時、後ろの女性たちが「馬の色が違う。セザールは白だもん」とか語り合っていて今思えば原作スキーさん達もいたようです。個人的には黒い馬の方がいいと思います♪)

こういう「映画館で泣いていい」というのは「オペラ座の怪人」に特有の現象なのかと思ってました。
私の地元以外ではほぼ全員の方が静かに鑑賞されていたのでしょうか?
日比谷や渋谷はどうだったかな~?忘れました。新文芸座は10:00という時間帯のせいか客層が微妙にお年寄りばかりだったような。どう見ても町内の人と囲碁・将棋が趣味みたいなおじいちゃんが「オペラ座の怪人」と同時上映の「シカゴ」かい?でした。静かでした。



私自身は25~30回は見たように思います。家族あわせて50回くらいは・・・・見たような。う~ん。泊まりで四季A席3、S2枚。CDにDVDに結構散在したかも・・・まあ、舞台や舞台のために海外に行ったと思えば全くたいした事ではないけど人生の中でこれほどお金を使った映画もないですね。

また再上映したら行く気満々ですよ。だって大きい「オペラ座の怪人」はやっぱり最高!