えりはな の 「いま」を伝えたくて

「いま」目の前にある感動や景色をたくさん伝えたくて、ここを作りました。

NY近郊 日帰りの旅~Millbrook周辺~ CIA

2009-08-18 11:13:35 | ニューヨーク新生活

かわった名前ですが、ここはアメリカでも指折りの料理学校です。
未来のスターシェフを夢見る学生が日々腕を磨くところ。
学校だけでなく、研修をかねたいくつかのレストランが、リーズナブルに楽しめる(要予約)ということでも、知られています。

正式名は、The Culinary Instiute of America

レストランの予約もこのサイトからすることができます。(電話もOK)

それにしても、きれい。
私たちは、ここへ土曜の昼、ランチに訪れました。
たしか、ベーカリーカフェは予約がいらなかったはず、とやってきたのですが
なんと、土曜はお休みだった!!!
腹ペコの娘達を引き連れて、一路、ミルブルックへ向うのでした。

せっかくなので、そのステキな外観を何枚かアップします。
付近には、Newportにサマーハウスがあったバンダービルト邸があったり、
ヒストリックエリアもあり、一緒に回ることも可能です。
が、運悪く、この日バンダービルト邸のツアーはすべて売り切れでした。
週末は前日までに買っておくといいかと思います。

何かもついてないということが予想された旅となりました。









とあるガイドブックによると、ここからのハドソンリバーの眺めは素晴らしいとのこと。
まぁまぁ、でした。
バンダービルト邸からみる景観の方が素晴らしくよかったです。

Newport in RI (ニューポート in ロードアイランド)

2009-08-18 10:59:24 | ニューヨーク新生活
写真をくわえ編集しなおしました。

この週末、ニューポートへ出かけることになった。
前夜、釣りのサイト、天気予報をチェックしていた夫が、せっかくの晴天なのに、波が高いことが判明して、釣りを諦めることにしたようで、
明日、どうしようかと聞いてきたのが発端だった。

いくつか行きたいところがあるのだけど....というと
あとは君に任せるよ、と先に寝てしまい、急遽、夜中ガイドブックとネットを検索して決めたのだ。

とはいえ、ニューポートは、前々からいってみたいと思っていた街のひとつだった。

18世紀から19世紀にかけて、桁外れの富豪たちが、ケープコッドに近い、大西洋に面した小さな半島に、競って豪華なサマーハウス(夏の別荘)を建てた街。
今では、その豪華マンションがMuseum Houseとして、主に春から秋にかけて公開されている(冬は一部のところのみ)。

他に有名なものとしては、シーフード、ボストンに近い海辺の街ということで、
高速を降りたところから、ロブスターの看板などがあがっている。
クラムチャウダーの有名店「アンカー」や、ロブスターロール、マッスル料理などシーフードレストランの数も小さい街なのに多い。

今回、事前チェックを怠ったため、アンカーにはいけず
アメリカ人の口コミサイトからチェックして
トーマスストリートのかなり奥の方にある小さなレストランにランチで立寄った。



名前が、Cafeなんとか、(すみません、忘れてしまった)。
名前はCafeですが、シーフードを扱っていて、バーもある。
昼間はしかし、とても空いていて(土曜なのに)、シーフードというよりアメリカンメニューが多かった。



このマッスルは、ガーリックがしっかりきいていて、なかなかの美味。



このクラムチャウダーは、う~~ん、ちょっと薄いかな、というかハーブを効かしていて、この辺で食べるものとはだいぶ違う感じ。



そして、これは、ハンバーガー。
ものすごいボリューム、なのですが、アメリカンなのですが、美味しかった。
だけど、夫がオーダーしていたパスタの方がはるかに美味しかった。
(写真がない)

あとは、テニスの殿堂くらいでしょうか(今回立寄りませんでした)。

写真は後日、また編集して貼り付けることとして
(でも、豪華マンションは内部の撮影が禁止されいて、外観と庭しか撮れない)、
いくつかみてみたいマンションがあったのですが
まーったく興味がなく、釣具を持参してきてしまった夫は、ランチのあと
一刻も早く海辺に行きたい模様。。。
何のために来たのよ~と説得をつづけ、ようやく一軒だけ見る許可が下り。

鉄鋼王バンダービルトの2世が最愛の夫人の39歳の誕生日に贈ったというMable House(1892)を見学。1892年当時で11ミリオンドルの価値と評価される文字通り大理石がふんだんに使われた豪邸。



入口の門を入って建物までで。
入口からは全景はみえない。

そして、正面から。これが別荘とは、、、、。





そして、こちらがひろ~いバックヤード。
先にある中国風のが夫人が愛したティールーム。
それに、バックヤードからの眺めは、このとおり。



この近くにあるロックフェラー邸も何度か見学ツアーに入って行きましたが、
そちらより、内部が豪華に見えたというかきれいにみえました。サマーハウスなんだ・・・・という想いが余計にそう感じさせたのかもしれませんが。

他に有名なところとして、バンダービルトのThe Breakers、
「華麗なるギャッツビー」のロケで使われたRosecliffなど、この時期12の邸宅が(GreenAnimals Topiary Gardenを含む)が公開されている。

予約が必要なところもあるが、たいていは営業時間内に邸宅にいき(車はすぐそばにたいてい無料のパーキングがある)、オーディオガイドツアーで回れるようになっている。

Marble Houseでは、広大な庭の海沿いに建てられた中国寺院を模したティーハウスで休憩した。夫人がお茶好きだったというので建てられたらしいが、今は、コーヒー1.5ドルくらいのセルフサービススナックスタンド風にして公開されている。海が見える。



せっかくなので、ティーハウスでちょっと休憩。





これら観光の詳細は、こちらから。
www.NewportMansions.org

たった一軒のマンションを観たあとは、お決まりの海辺の散策というわけで
Cliff Walkにむかった。マンションエリアを車で走っていると、看板がでているので、そちらへ行くと、みんなが両端に路上駐車をしている。



海にそって歩けるトレイルで2マイルにも及ぶ。
途中、40段の石段を降りて海岸へいけると書いてあったが、その路上駐車した場所のすぐ真下だったことに少し驚いた。



下にはすでに先客が。
広いのかと想像していたのですが、そう広くもなく、
ここで釣りをしたら?と言ってたことに無理があることに気づいた。





延々と歩く、歩く、歩く。
犬を連れたりジョギングをする地元の人に多々遭遇。
住んでたら、毎日の散歩にはとてもいいコース。

Newportには、パブリックビーチもあり、ステイトパークもふたつある。
行きは、やはりリゾート地であるケープコットの手前という立地ということもあり渋滞し、3時間のところが4時間近くもかかった。
帰りもビーチやリゾート帰りで混むだろうと思い、5時半には街をあとにした。
気軽なInnや高級ホテルまで数多くあるが、いいホテルは軒並み埋まっていた。

この街のメインストリートとも思われるThames Streetには、ファッションモールから飲食店、みやげ物やさんなど数々の店がつらなっている。




駐車場は、1日$20という値段だが、これが夕方からか午後からかわからないが
$30に上がる(看板の裏に書かれている)。
最初にランチのために$20払って停めたものの、もう少し渋滞を我慢していけば、コインパーキングがあったことを知った。
で、さらに行くと、路上駐車2時間フリーなども見つけられた(夕方以降は難しいかも)。
なかなか奥が深い、と思って、マンションをみて、ウォーキングを終えて、フィッシングハーバーへ向うために再びこのストリートに戻ってきて、
路上駐車を試みた。

いい場所が空いていた。看板には6:00-18:00 2HRオッケーと出ている。前方のお店のドライブウェイをふさがぬよう大きくあけて駐車して、意気揚々と出かけた。ジェラードやさんが近くにあり、なかなか美味しかった。






しかし、戻ってきてみると、駐車禁止のチケットがワイパーにはさまれていた。

ドライブウェイをブロックしているところにチェックが入っている。
そんな馬鹿な!
下のメモ欄に、ドライブウェイのイエローの縁石をフロントタイヤがブロックしていると書かれている。
イエローラインなどあったかな、と降りてみると、消えかかってはいたけれど、
たしかに、あった、思いきり前輪がかかっていました。
チケットを切られたのは、私たちが車を離れた2分後、いやいや参りました。
罰金$25(周辺の夕方値上がりした$30よりは、チョイ安いが、、、)、
シティホールに持ち込むには遅い時間で、帰宅後すぐにチェックを配達証明つきで送りました。(30日払わないと倍になる)

生まれて初めてのチケット。
とんでもない思い出が残ってしまったものです。

洋ナシジャム

2009-08-18 09:04:54 | ニューヨーク新生活
今年も裏庭の洋ナシの木に、数珠なりに実がつきました。

過去の経験から、リスや鳥にやられないうちに、早めに収穫。
少々自宅でうらしてから、生で食べたり、ジャムにしたりと楽しんでいます。

ジャムにするには、少し具が残るくらいに煮詰めるのがフランス風なのだとか。
では、やってみまよう、ということで、
今回、10個を実とほんの少しのブランウンシュガーとレモン汁とで煮詰めていきました。



コトコト、ことこと。。。。。



まだまだ、、、もう少しもう少し。

10個の洋ナシで出来たのは、サラベスジャムの瓶一杯分より少なかったけど、
なかなかの絶品となり、4日間でなくなり、

そして、また第二弾に取り組み中。

蛍 ホタル

2009-08-18 08:52:25 | ニューヨーク新生活

今年は、春の長雨が続き、夏に入ってもずっと涼しく雨も多かったせいなのか、
ホタルの出現が例年より遅かったように感じます。
で、8月も半ばを過ぎたというのに、まだ観ることができています。

写真ではみにくいのですが、左の垣根に白い、ぽつっとしたものがふたつ、
それがホタル。

たくさん出てきて、楽しませてくれています。

こちらのホタルは人懐こいというか、あまり逃げることもなく
簡単につかまります。

というわけで、夕方おそめに、ホタルをつかませて手に乗せるのが
二女のお気に入り。


テレビとPCと食べ物があれば・・・・・

2009-08-15 11:43:27 | ニューヨーク新生活
19歳の自他共に認める「オタク」のよきLanguage exchange partnerが、なぜ「オタク」なのか、と、今日、もう一人のパートナーと話してみた。

彼女いわく、それは、アメリカ人の典型的な生活スタイルなのよ、とのこと。
思わず耳を疑った。
一日中、椅子に座って、テレビをみたり、PCをさわり、アルコールを飲むということらしい。
ものすごく田舎に住んでいるのなら、それもわかるような気がするのだけど、少なくてもマンハッタンやNY近郊(マンハッタンへ通勤できるエリア)で、そんな極端そうな人は、いないようにも思ったり、いや、知らないだけなのか、とも思ったり、知らないタウンに実はいるのかな、と思ったり複雑ですが。。。。。

学校からのお便りでも、テレビの視聴時間を制限するように、と来ることも過去にはあった。だけど、その視聴時間の長い・短いは日本人の感覚を大幅に超えていた。1日2時間も見ている、という日本人と、2時間だけ?、というアメリカ人という意味で。

そこから、話題は、肥満と加工食品やジャンクフード、食品栄養学の基礎を学ぶ機会の有無、輸入食品、日本食などへ拡がっていった。

Skypeで話しをするとき、ビデオ応答にしてない彼女の姿はこちらから見ることは出来ないのだけど、彼女いわく、とても太っているとのこと。

22歳の時に、ベジタリアンにかえたし、夫もそうなのだ、というのですが、本人も認めているのですが、甘いものに目がなく、ものすごく食べ過ぎてしまう、そして、これといって運動をしないので、どんどん太ってしまった、とのこと。

アメリカの食品はナチュラルなものがないでしょ、と彼女はいう。
すべてが利益重視、どんどん加工されてしまう、とのこと。
ある面あたっているし、ある面そうでもないように思う。
ほんとうにナチュラルなもの、安全なものを手に入れるために、日本でもこだわりの生協があったりするが、こちらでは、オーガニックは流行りで、ホールフーズなどがその代表で、値段が張るのはたしかだけど、ナチュラルなものがないわけではない。
思うに、ナチュラルなものを使って作る加工食品は安全という意識まであるのか、とにかく加工食品の種類がとても多いのは認めざるをえない。

だけど、大切なのは、小さい頃から最低限必要な栄養学を学ぶ体制を学校に取り入れることだと思う。

ベジタリアンがヘルシーかというと、どう実践しているかによると思う。
とにかく間違っている人も多い。
炭水化物・野菜・果物・乳製品だけで、必要な栄養素を取るには、それらのバランス配分はとても重要になるはず。
シーフードや肉を食べなければ、ベジタリアンでヘルシーだと思っている人が多いことに驚いてしまう。

話は、ヤコブ病と牛肉の輸入・規格の違い、食べる量の違いまでにおよび、辞書を駆使しながら、今日はとてもハードな内容だった。

1日何品目、バランスの表などを次にちょっと見せてあげたい、とても、その年になって健康に関心があるように感じられたので。

ちなみに、19歳のオタクくんは、当然ながら食べ物の好みだけで生きている。
若さ所以でしょうか、、、、でも、食べることの積み重ねは、とても怖いと思います。

そして、「PCは僕の人生だ!」と堂々といえてしまうことは、やはり怖い。彼の場合、朝起きて、歯を磨く・トイレに行く以外は、食事から何から何までずっと部屋にこもりきりで、何日も過ごせてしまうようなので。。。。
Language exchange partnerとしては、申し分ないのですが(いつでも連絡がつく、いつでも疑問点に答えてくれる、そして、ネイティブで勤勉)。。。。。。



Language exchange partner

2009-08-14 07:32:30 | ニューヨーク新生活
ブログに写真をアップしよう、と思いつつ、どんどん日にちがたってしまっています。本もどんどん読んでいるのですが、このところ、家にいるのに忙しい。
とうとう、Language exchange partner(言語交換をするパートナー)が見つかったからです。

2名、こちらは、英語でのペンパル。
あと1名は、車で3時間のボストンに住む人、もうひとりは、ブルックリン(NY)に住んでいる人で、ふたりとも、ほぼ毎日Skypeを使って、半分日本語、半分英語という会話を続けています。

Skype,これまでは、日本にいる親とか兄弟と話しをする程度で、頻繁にたちあげることもなかったのですが、これが始まってから、よく使うようになりました。

まったく英語が話せない、会話が成り立たないというのでなければ、十分Language exchangeをするのは、可能なんだ、という自信がついてきました。
Skype(他のGmailやHotmailのチャット機能もそうかもしれませんが)は、話しながら、タイピングでチャットも出来ます。なので、不十分なところは、文章や単語でフォローができるという大変便利なもの。
もう、英会話教室なんて、高いお金をはらってただの会話だけのためなら、行く必要はないのでは?と思います。

パートナーを見つけるには、少し時間がかかります。
自分のプロフィールをアップして(自己紹介の書き方にコツがあるかも)、合いそうな人にも個別にコンタクトをとる。で、お互い都合や興味がありそうだったら、とりあえず始めてみる。
なかには、出会い系サイトと勘違いしているのでは?と思われる(あからさまにそうだと、管理人に通報できますが)人もいます。
学習したい言語には、タイ語と書いているのに、日本語ネイティブの私にまで、コンタクトがきたり、あれ~おかしいかな?というのは、カンに頼らざるを得ないところもありますが。。。。

会って話をするとかでなければ、そんなに用心することはないのかもしれません。

日本に住んでいる外国人もたくさん登録していたりします。
興味がある方は、やってみるといいかな、と思います。

ブルックリンに住んでいる人は、まだ19歳、最初コンタクトがきたとき、無理でしょ~~と思ったのですが
非常に熱心に日本語を勉強していることもわかり、短い会話なら話せるし漢字も書けるというので、始めてみました。
その人は、いわゆる「おたく」かもしれませんが、勤勉、で、いろんなサイトをひっぱってくるのが超得意なので、いろんな意味で頼りになっています。
私のつたない英文も、表現も、間違ってはないけど、ナチュラルにいうならこうだというのを、タイピングして送ってくれたりするので、感謝でいっぱいです。とにかく夏休みでありあまる時間があるようで、丁寧な対応に支えられっぱなし。
たんに若すぎる!だけで区切ってはいけないのだと知らされたパートナーです。

ボストンにいる方は、かなりの年配、しかし、日本語文学を大学で専攻して、大学院まで出ているので、結構話せるし、読める!
また京都に一年留学していたというのも、なかなかよいです。
アメリカ人なのに、どこか奥ゆかしい感じがあるのは、性格なのだと思いますが、彼女いわく、ニューヨーカーは、声が大きいし、Pushyだとのこと、州によってだいぶ違うんだ、といわれ、なるほど。。。と考えさせられました。
ここにみるつよ~い女性たちは、アメリカ人の標準というわけではないのね、と。
私はすっかりこれがアメリカスタイルだと勘違いしていたわけです。

ペンパルのふたりも、ひとりはかなりのおばあちゃま、昔、関東に住んでいて、なつかして、日本にふれていたいんだけど、まわりにいないんだ、という方。
非常に、ゆっくりだけど、丁寧な英文が印象的です。

もうひとりは、離婚したてのアメリカ人男性、子持ち、年は近いと思いますが、いま、レストランを開業すべく忙しく駆け回っている模様。大の日本びいきで、そのせいで、奥さんが嫉妬して別れることになったと本人は言っています。。。
そのレストランももちろんアルコールから食事まで、日本食、そして、好きなイタリアンシェフとのコラボレートをすべく、頑張っている模様。
ほんとにアメリカ人のパパっていう感じをメールから感じます。
シカゴの南に住んでとのこと。

夏休みで、すっかり日本語にひたっていた私は、学校が始まるのを前に、英語に触れる時間が増えてきて、とても幸せです。
日本語で生活していると、とっさの挨拶ですら英語が出にくくなる、、、ほんとに?といわれますが、私の場合、ほんとです。

がんばるぞ~~、三日坊主の私にとって、相手がいるというのはとてもいいことのようです。

読みあさり

2009-08-08 12:30:28 | ニューヨーク新生活
秋の夜長に、というが
夏のこまぎれタイムに、釣りの合間に、読書が進む、進む。
この夏、子供たちがそれぞれ別のスケジュールでキャンプやアクティビティなどいろいろと出かけるものだから、私は朝から晩までその送迎につき合わされ、まとまった時間がない。
よって、じっと腰をすえて取り込むものは出来ないことはないのだろうが、やる気がおきず、暇さえあれば、本を読むのが習慣になった。
すでに、この夏だけで、ものすごい数の小説を読んでいる。

こうなると、本が足りない。
BOOK OFFや紀伊国屋でまとめ買いをしたもの、補習校の図書館で借りた本もすっかり底をついてきた。だいたいいろんな作家を読むたちでもなく、この人がいいと思ったら、その人のばかり片っ端から読むので、ここで揃えられるには限度がある。

先日、クラブジャパンの送料無料キャンペーン初日にオーダーしたかなりの数の本はまだまだ届きそうにない。
オーダーするために、好きな作家の本を検索してみたら、彼女、曽野綾子の作品の多くは、すでに全集のようなものになっているのが多く、気軽には買えない(というかそれらはもうすでに読んでしまっている。新しい本はエッセイなどが主流であまり読む気がしないだけかも)。過去に読んで感動したものも、度重なる引越しで、その土地の図書館に寄付してきたため、一切持ってこなかったことを少々後悔している。小説など読み返さないだろうと思っていたのだけれど、入手できないと思うと、いまとてもそういうものが懐かしく思える。ストーリーだけではなく、文章のもつ切れ味、美しさが素晴らしく、私は大好きなのだから。

宮部みゆき、東野圭吾など最近の流行のわりと軽く読めるものを、どんどん電車の中で読んでいく主人とは又趣向が違って、夫婦まったく別の本を読んでいる。いちおう勧められたものを何冊かは読んでみたのだけれど。。。。ひきこまれない。

何冊か本屋のお薦めコーナーの目録にひかれて、買ってみた本もあるのだけれど、
読みながら他のことを考えてしまえる余裕さえうまれる作品もなきにしはあらずで、こればかりは好みの問題かと思うしかない。ひとつの作品だけでこの人のは好きか嫌いかなんて、決められないのかもしれないが、少なくても、読みながら他のことを考えてしまうようなものを書く人のを次また読もうとは思わない。

宮本輝をこの頃はまとめて読んでいる。こちらでも比較的に手に入りやすいので、かなりまとめて買ってみた。
最近の作品より少し前のものの方が味があるように感じる。読んでいて楽しいと思えるものも多いのだが、終わり方が、私はあまり好きではないかも、この作品はいいなと思っても、ラストがちょっと、、、というものが多く残念でたまらない。なんとなく余韻も楽しめず、突然ブチッと終わってしまうところが、納得がいかないだけなのですが。

この本は、というものにもしまためぐり合えたら、今度はそれを保存してみようと思う。人生の指標になるようなもの、価値観を大きくかえたものも過去にはあったはずなのだけど(特に学生時代に読んだもの)、いまは手元にもなく、たどってもると絶版になっているのをみると、とても残念だから。
○○全集○巻なんてものを揃える気は毛頭ない。やはり本ソファーで寝転がっても、電車でちょっと読むにも楽な重さでないと、と思ってしまうから。

BBQパーティ

2009-08-08 12:10:49 | ニューヨーク新生活
木曜の昨日、主人の所属する研究所主催のBBQパーティがあるというので家族で参加することになった。
場所は、我が家が週末よくいくロングアイランドのサンケンメドウ・スティト・パーク。
ビーチだけでなく、大きなフィールドがいくつもある。

マンハッタンの研究所から朝9時に大型バスが出るとのこと。
現地到着が10時半ということなので、我が家は直接マイカーで現地に向った。

平日のハッチンソン・リバー・パークウェイもこの時間だと動きは順調、ほどなくホワイト・ストーン・ブリッジを渡り、ロングアイランド方面に向う。

途中で小雨が降ってきた。たしかに当日の天気予報では、午後からShowerとのこと。それも、現地に到着する頃には、あがってきた。

9時半出発の10時半到着だったが、まだバスは来てないかわりに、BBQを提供してくれるスタッフが10数名先に到着して準備を進めてくれていた。

大きなグリルが2台、テントが張られ雨よけもOK,すでにコスコやあちらこちらで調達してきたと思われる食材やDishも並んでいる。飲み物も多種多様、果物もアイスクリームも!うん、完璧!

我が家もさっそくテーブルを確保し、みなの到着を待つ間、子供たちはプレイグランドで遊んでいた。

バスが到着して、全員出席ではないと聞いていたけれど、年末のクリスマスパーティに比べるとかなり低い出席率、そして、待っていた日本人夫婦(一組だけいる)は現われず、年末のパーティで仲良くなった中国人夫妻も現われず、子供と唯一遊べる同じくらいのお子さんをもつ中国人家庭も現われず、かなり国際色豊かなパーティ、でも公用語は当然英語という非常に苦しい展開となった。
全体に、若い人が集まったという感じ。

台湾人、フランス人、オランダ人、インド人、中国人、イギリス人、、、などほんとに様々。フロアーが違うと主人もあまり面識がないらしく、知っている人はそう多くない模様。なんとなく同じグループの人や同じフロアーの人と集まって交流することになった。

英語が第二外国語という人が大半の中、仕事をやっている主人の苦労がこんな時、身にしみてわかる。彼の発音は、さすがにネイティブ同様ではないが、わりと聞き取りやすいきれいな英語、が、インドやヨーロッパから来る人は、かな~り聞きにくい。一度で聞き取れず、私など2~3回つまらない挨拶でさえ聞きなおしてしまう始末、でも、いちおう笑ってくれているが。。。。。

ひとり、独身の若い台湾人女性と仲良くなった。
なぜか日本語も単語だけだけど、使い方を間違えずよく話す。
もちろん英語は流暢でたゆみがない。
社交的な彼女と一緒に行動すると自然と仲間も増えていく。
なんとも心強い存在だった。

アメリカのBBQというと、いわゆる日本のBBQをさすわけではないということが最近やっとわかった。
先日の子供のスイムチームのBBQパーティもしかり、出てきたのハンバーガーとホットドック、あとはケータリングのもの。
そして、今回、大きなグリルが置かれてたのでかなり期待をしていましたが、焼いているのは、ソーセージとハンガーグ、要するに具以外の何者でもなかった。
その場で焼いてくれるのだから、そこそこ美味しいのだけれど、やはりこうなのね、と少々残念でたまらない。
おにぎりを持参して、焼いてもらえばよかったかも、などと頭をよぎってしまった。

そういえば、この夏、BBQグリルを一度も庭に出してない。
夏日が少し落ち着いてきた頃に、仲のいい家族を呼んで、やってみようと思う。

CLUB JAPAN

2009-08-05 08:18:58 | ニューヨーク新生活
NYは、西海岸の大きな都市と同様、日系の食料品店やDVD,本なども入手しやすいとは思いますが、それでも限度があり、知人や実家に頼って日本で買った通販の物品を転送してもらったりということは、時々あります。

でも、本を頼むのは、送料もかさむ、そんな中、一年に2回くらいですが
このCLUB JAPANの期間限定送料無料キャンペーンはとても役立ちそうです。

前回は、無料キャンペーンにエントリーだけして利用しませんでした。
北米までエントリー料金は、4200円。
それ以外の送料としては、手数料として本の5%が加算されるだけというしくみ。
しかし、数冊の本を頼むだけなら、この辺の紀伊国屋でオーダーした方が価格の150%の価格だとしても、まだ安い。
日本のAmazonから取り寄せた方が安いこともある。

でも、今回、欲しい本をいろいろと検索して、それをCLUB JAPANで検索すると、HPにアップされていないものも、絶版になってない限り、また限りなく新しいものでない限りは、だいたいOKということがわかった。

期間限定といっても、二ヶ月程度あるし、その間思いついた本を頼んでいけばいいわけで、サービスとしては悪くない。

少々高いエントリー代ですが、今回はさっそく混みあわないうちに
一回目をオーダーしました。
航空便でくるとのことで、在庫があれば10日もかからないだろうと早くも楽しみです。

ハリー・ポッター 謎のプリンス 3Dムービー

2009-08-03 10:54:39 | ニューヨーク新生活
車で30分のモールの中にあるIMAXシアターで
3Dのハリー・ポッターが始まったというので
日曜の今日、長女とその友達を連れて行ってきました。

Palisade Mallの
Tagetの近くにあるシアターです。
ちなみに、このモールには他にも映画館がいくつもありますが
そちらでは、3Dでないものが早くからは始まっていました。

普通でも怖そうなのに、3Dじゃなくてもいいんじゃないの?
などという母の声に耳もかさず。
さてさて、12時に始まったばかりだったので
次の3時のチケットをとって、2時半ごろ戻ってくると入場を待つ
長蛇の列ができていました。
やはり人気のようです。

なかに入り、上映前は空席なしの状態。
最近、ガラガラの映画館をよくみるので
ひさしぶりにみました、この状態。

短いCMも3Dで終わり、さて本番。

みじかすぎ~~~!!!

3Dの部分はほんの最初のちょっとだけ。
途中でめがねをはずすよう指示がでて、あとはずっと普通でした。

3Dというだけで、入場料も高くとっており、大人も子供も同料金なのに
なんだか解せない。

ストーリーは単純でした。英語でわかるのか、という疑問があって
みにいきましたが、何の問題もなく。
ちょっと物足りない終わり方でしたが、続きがその分楽しみになりました。
よし、まずは本を読もう。