えりはな の 「いま」を伝えたくて

「いま」目の前にある感動や景色をたくさん伝えたくて、ここを作りました。

お金がないなら結婚しない方がいい?!

2009-08-27 20:13:34 | ニューヨーク新生活
 恥ずかしながら、ニュースにうとい私は、この麻生首相の発言を知らないでいて、そこへ昨日の朝、話しをしたLanguage exchange partnerの女性にいきなり突っ込まれました。

「日本の麻生さんが、発言したことについて、今、話題になっているんだけど、英訳すると、貧乏人っていう言い方をしたかしてないか、ということで議論を呼んでいるけれど、どうなのか?」と聞かれました。

慌てて、ネットでニュースを検索し、あ~~これかぁ、英訳した時に、どんなニュアンスがついてまわるかっていうのは、ほんとに難しいなと感じました。

冷静になって考えてみて、暮らしていくお金がない二人が、結婚して果たして成り立つかということを考えた時、周りの理解や援助なしでは難しいだろうし、何より住宅問題も差し迫ってあるし、子供が出来たらさらに、などいろいろと浮かびます。
ただ、お金がないから結婚すべきじゃない、とは一概には言えず、まぁ、一般評論者が言うならともかく、総理大臣が言うべき言葉ではどちらにしてもないように思う。

私では説明にならず、話しは過去の麻生総理の問題発言の数々までにさかのぼり、ブッシュ大統領の発言とも比較され、
最終的に、
He put his foot in his mouth.
と一笑されました。(失言が多い人に使う)

それから、話しはどんどんつながり
「東京ソナタ」という映画の話しになりました。
私は観てないのですが、彼女は観たという。
リストラされたことが家族に言えず、不協和音の家庭を描いているとのことだが、
リストラってどういう使い方を日本でしているのか?との質問。

*restructuringからきているであろうということになり、
ただ、英語では、これイコール 解雇ではない、ということから
彼女は混乱していました。
「リストラされた」という言い方をしますが、英語で考えるとそういう使い方にはならない。
解雇という言葉も、適切なものが英語ではなかなかなくて、難しかったです。
こちらでの雇用は契約に基づいているというところから、また違うのかもしれません。

*restructuring 英語では合理性を高める再編成のことで解雇ではない