えりはな の 「いま」を伝えたくて

「いま」目の前にある感動や景色をたくさん伝えたくて、ここを作りました。

テレビとPCと食べ物があれば・・・・・

2009-08-15 11:43:27 | ニューヨーク新生活
19歳の自他共に認める「オタク」のよきLanguage exchange partnerが、なぜ「オタク」なのか、と、今日、もう一人のパートナーと話してみた。

彼女いわく、それは、アメリカ人の典型的な生活スタイルなのよ、とのこと。
思わず耳を疑った。
一日中、椅子に座って、テレビをみたり、PCをさわり、アルコールを飲むということらしい。
ものすごく田舎に住んでいるのなら、それもわかるような気がするのだけど、少なくてもマンハッタンやNY近郊(マンハッタンへ通勤できるエリア)で、そんな極端そうな人は、いないようにも思ったり、いや、知らないだけなのか、とも思ったり、知らないタウンに実はいるのかな、と思ったり複雑ですが。。。。。

学校からのお便りでも、テレビの視聴時間を制限するように、と来ることも過去にはあった。だけど、その視聴時間の長い・短いは日本人の感覚を大幅に超えていた。1日2時間も見ている、という日本人と、2時間だけ?、というアメリカ人という意味で。

そこから、話題は、肥満と加工食品やジャンクフード、食品栄養学の基礎を学ぶ機会の有無、輸入食品、日本食などへ拡がっていった。

Skypeで話しをするとき、ビデオ応答にしてない彼女の姿はこちらから見ることは出来ないのだけど、彼女いわく、とても太っているとのこと。

22歳の時に、ベジタリアンにかえたし、夫もそうなのだ、というのですが、本人も認めているのですが、甘いものに目がなく、ものすごく食べ過ぎてしまう、そして、これといって運動をしないので、どんどん太ってしまった、とのこと。

アメリカの食品はナチュラルなものがないでしょ、と彼女はいう。
すべてが利益重視、どんどん加工されてしまう、とのこと。
ある面あたっているし、ある面そうでもないように思う。
ほんとうにナチュラルなもの、安全なものを手に入れるために、日本でもこだわりの生協があったりするが、こちらでは、オーガニックは流行りで、ホールフーズなどがその代表で、値段が張るのはたしかだけど、ナチュラルなものがないわけではない。
思うに、ナチュラルなものを使って作る加工食品は安全という意識まであるのか、とにかく加工食品の種類がとても多いのは認めざるをえない。

だけど、大切なのは、小さい頃から最低限必要な栄養学を学ぶ体制を学校に取り入れることだと思う。

ベジタリアンがヘルシーかというと、どう実践しているかによると思う。
とにかく間違っている人も多い。
炭水化物・野菜・果物・乳製品だけで、必要な栄養素を取るには、それらのバランス配分はとても重要になるはず。
シーフードや肉を食べなければ、ベジタリアンでヘルシーだと思っている人が多いことに驚いてしまう。

話は、ヤコブ病と牛肉の輸入・規格の違い、食べる量の違いまでにおよび、辞書を駆使しながら、今日はとてもハードな内容だった。

1日何品目、バランスの表などを次にちょっと見せてあげたい、とても、その年になって健康に関心があるように感じられたので。

ちなみに、19歳のオタクくんは、当然ながら食べ物の好みだけで生きている。
若さ所以でしょうか、、、、でも、食べることの積み重ねは、とても怖いと思います。

そして、「PCは僕の人生だ!」と堂々といえてしまうことは、やはり怖い。彼の場合、朝起きて、歯を磨く・トイレに行く以外は、食事から何から何までずっと部屋にこもりきりで、何日も過ごせてしまうようなので。。。。
Language exchange partnerとしては、申し分ないのですが(いつでも連絡がつく、いつでも疑問点に答えてくれる、そして、ネイティブで勤勉)。。。。。。