先週末から危篤が続いていた叔父が、昨夜亡くなったと連絡がありました。
夫の叔父なので、結婚以来、今までで会ったのは2~3回でしょうか。
小柄で、誠実な人柄がうかがえる人でした。
糖尿病を患っているからと、自分の健康のために
自転車で毎日買い物にいって、自らお料理を毎日される器用さをお持ちでした。
とても奥様想いのところも感じられました。
先週末、危篤の知らせとともに
告別式には、遠くて申し訳ないが都合がつけば息子たちには参加してもらいたいと
義父から連絡がありました。
今週は、夫は出張続き、現在もアメリカ。
予定は先方との約束もあり、ずらせないことがわかっていたし
告別式は出られなさそうということで
生前に会えるようにと、急ぎ福岡へ向かいました。
意識もまばらで、酸素マスクをされており
声にならない声だけれど、
○○が来たよ、と義母が声をかけると、少し嬉しそうにうなずいてみせてくれました。
ひどく痩せていて、苦しそうにみえました。
義父も急ぎ帰国しました。
意識がなくなるギリギリのところでした。
今まで、語ろうとはなさらなかったのですが
義父には、なんとか何かを語ろうと必死だったようです。
たったひとりの兄と弟、伝えたいこと、たくさんあったのかもしれませんし
残していく奥さんの心配、先祖の墓の心配など
細かくもいろいろとあったのかもしれません。。。。
もしかしたら、聞きたいことだったかもしれません。
腰の調子が悪く、病院にいって、頚椎版ヘルニアといわれたものの
末期がんでした。
叔父はもう80代、治療の方法がないとのことで
痛みを軽減する処置をしていくことに重きをおくことになりました。
告知はしなかったのです。
人はいつか亡くなるとは思ってはいますが
死というものを、真正面からとらえて、いつも生きているわけではありません。
漠然と、まだまだ生きられる、まだたくさんかなえたい目標があり
楽しみたい人生があり・・・・・。
告知を受けると、その人生に区切りができてしまいます。
死に対する恐怖が、現実として襲い掛かってきます。
それでも、告知をすべきかどうか、まわりはほんとうに悩むと想います。
治療をして生きられる可能性があるならば
辛い治療も耐えなければならないし、告知しなければならない、
だけど、治る可能性がない場合・・・・・・。
叔父が、最期に伝えたかったのは何なのか
言葉としては伝わらなかったのですが
たぶん義父は、その気持ちは受け取ったのだと思います。
会うたびに、いつもやさしいいい笑顔の叔父でした。
こころからご冥福をお祈りしています。
夫の叔父なので、結婚以来、今までで会ったのは2~3回でしょうか。
小柄で、誠実な人柄がうかがえる人でした。
糖尿病を患っているからと、自分の健康のために
自転車で毎日買い物にいって、自らお料理を毎日される器用さをお持ちでした。
とても奥様想いのところも感じられました。
先週末、危篤の知らせとともに
告別式には、遠くて申し訳ないが都合がつけば息子たちには参加してもらいたいと
義父から連絡がありました。
今週は、夫は出張続き、現在もアメリカ。
予定は先方との約束もあり、ずらせないことがわかっていたし
告別式は出られなさそうということで
生前に会えるようにと、急ぎ福岡へ向かいました。
意識もまばらで、酸素マスクをされており
声にならない声だけれど、
○○が来たよ、と義母が声をかけると、少し嬉しそうにうなずいてみせてくれました。
ひどく痩せていて、苦しそうにみえました。
義父も急ぎ帰国しました。
意識がなくなるギリギリのところでした。
今まで、語ろうとはなさらなかったのですが
義父には、なんとか何かを語ろうと必死だったようです。
たったひとりの兄と弟、伝えたいこと、たくさんあったのかもしれませんし
残していく奥さんの心配、先祖の墓の心配など
細かくもいろいろとあったのかもしれません。。。。
もしかしたら、聞きたいことだったかもしれません。
腰の調子が悪く、病院にいって、頚椎版ヘルニアといわれたものの
末期がんでした。
叔父はもう80代、治療の方法がないとのことで
痛みを軽減する処置をしていくことに重きをおくことになりました。
告知はしなかったのです。
人はいつか亡くなるとは思ってはいますが
死というものを、真正面からとらえて、いつも生きているわけではありません。
漠然と、まだまだ生きられる、まだたくさんかなえたい目標があり
楽しみたい人生があり・・・・・。
告知を受けると、その人生に区切りができてしまいます。
死に対する恐怖が、現実として襲い掛かってきます。
それでも、告知をすべきかどうか、まわりはほんとうに悩むと想います。
治療をして生きられる可能性があるならば
辛い治療も耐えなければならないし、告知しなければならない、
だけど、治る可能性がない場合・・・・・・。
叔父が、最期に伝えたかったのは何なのか
言葉としては伝わらなかったのですが
たぶん義父は、その気持ちは受け取ったのだと思います。
会うたびに、いつもやさしいいい笑顔の叔父でした。
こころからご冥福をお祈りしています。