This is me.

- 無用の用 -

37『のはなし』伊集院光

2008-06-25 21:16:53 | 本 2008
伊集院光『のはなし』


【内容情報】
伊集院光の魅力が詰まった一冊。こんなエッセイ集を、今まで誰も、読んだことも見たこともないはず。連載5年、構想4年、修正1年。伝説のエッセイ、ついに刊行! 爆笑!感動!鳥肌!の全82話。



これは面白かった。だいたい2ページ半ぐらいで一つの話なのですごく読みやすかった。
伊集院光という人は知ってたけど、高校中退してたこととか楽太郎の弟子だったとかとかそういうこと全然知らなかった。
頭がいい芸能人って印象があるけど、やってること結構おバカで笑えた・・・!
最初ら辺は、ふ~ん、って感じだったけど、半分過ぎたあたりからかなり面白かった。くすくす笑ってしまうので電車の中で読むにはちょっと躊躇われたり・・・。


内容とはちょっと関係ないけど。
ここに上海にある豫園っていう場所の話が出ていたのだが、私は実際にここに行ったことがある。
以前に付き合ってた人が中国で暮らしていたので、遊びに行ったのだ。その人とは、うーん、まぁ、あんまりいい最後ではなかったので、数年前は中国という言葉だけで拒否反応が出ていたのだが、ここでこうやって見つけても特に何も思わなかった。
私ってだいぶ回復?成長?したのかなあって思った。
豫園の傍にあったうなぎ屋が美味しかったなーなんて思い出したり。(ちなみに私はうな丼があまり好きではない。だけど美味しいと思った。)
なんで中国まで行ってうな丼やねん、と思ったり。(日本で出している店が移転しかとかしないとかでかなり有名だったと思う。だけど私たちが行った3日後に閉店するようだった。ギリギリ行けたのはラッキーだった。)
ここに判子の話が出てくるのだが、読んだ時は全く思い出せなかったんだけど、この本の話をしている最中にその彼に判子を貰ったことを思い出したり・・・・・。やっぱり消したい過去だったのか、たまたま忘れていただけだったのかは今になってはわからないが。
あの判子たぶん私のことだからその場の勢いで捨てたんだろうなあ~。これに関しては別に後悔はしていない。

あとがきまでしっかり笑わせてもらいました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿