This is me.

- 無用の用 -

財布を買った

2008-09-29 20:52:55 | Weblog
財布を買うと切なくなる。
何故か?
肝心の中身が減ってしまうから。
当たり前か。

財布を買うという行為ってどうも抵抗がある。じゃあ買わなきゃいいんやけど。
しかし、一目惚れしてしまった。なかなかピンとくるものに出会うってそうそうない。一目惚れっていうか、二目惚れっていうか。うーん、意味わからんな。

出かけたついでに、そろそろ何か羽織るものを買おうと思い、ショッピングビルに向かった。
目的のお店に行く前に、とあるお店に入った。すごく好きなお店なのだけど、そのお店では何も買う気はなかった。たしかそのお店は他に店舗がなく、普段あまりその近辺に行くことがない私は、とりあえず久しぶりに行ってみよう、そういう感じだった。
そしてその財布と出会ってしまった。
何気なく手に取ったら店員さんが寄ってきて、それについての説明が始まった。
すごく変わった財布で、長財布なのだけど、ジッパーが上辺と側面片側にあり、それをジーっと開けると、中は一見普通の感じなのだけど、小銭入れのところにジッパーがない。ジッパーがないけど、小銭が中でこぼれないという仕組みになっている。
すごく上手く作っていると思った。
私はこういうのに弱い。
長財布は一度は持ってみたいと思っていて(入れる金なんてほとんどないが)、それにそろそろ財布を変えたいと思っていた。
そこに、そんな手品みたいな画期的な財布が登場して、しかもかなりオシャレで、しかもしかも私の好きなお店となれば、かなりこれは気持ち的に買う寄りになるじゃないか。

しかし、一度頭を冷やそうと思い「考えます」と言い、店を出た。

中身はない。ほとんど働いていないので、余裕なんて一ミリもない。
だけど、財布が欲しい。買うならあの財布が欲しい。
だけど、今買わなくてもあるやつで十分使える。
だけど、欲しい。このチャンスを逃すのか。
だけどだけど、余計にお金がなくなっちゃうよー。
という脳内の争いを聞きながら煙草をふかす。

とりあえずカードで支払うのはやめようと思い、ATMを探す。
・・・・・・この時点で買う気満々か。いや、財布の中にはほとんどお金が入ってなく、お金を使う予定がこの後もあるからそのために下ろそうと思い、ATMを探した。
見つけた。
下ろした。
お店に向かう途中の道で立ち止まる。
右に行くとお店。
左に行くと帰る道。
・・・・・・今年の夏はむぎわら帽子が欲しくて、何軒か見に行った。気に入ったのがあったけど高かったので、とりあえずやめた。それから一ヵ月後、他へも色々見に行ったが、やはりあの帽子が欲しくなり、買いに行った。そしたらもう売り切れていた。しかも私の目の前でレジをしている。・・・・・・あと5分来るのが早ければ。その帽子は手作りで、最後の一点だった。家に帰ってすぐに他の店舗にあるか電話をしまくった。かろうじて、あった。すぐにお取り置きにしてもらい、後日店に行って、買った。
ということを思い出していた。
自分の性格を考えた結果、私の足は右の方向へ向かっていた。
結局、買った。
こんな出会いなかなかない。うん、満足。
しかし、悲しいのか嬉しいのか。

さあ、まあ、ぼちぼち働こうじゃないか。

嫌い

2008-09-29 00:42:18 | Weblog
嫌いじゃないけど、好きになれない。

自分。

嫌い、嫌い、と言って、関係が絶てるわけがない。
どこまで行ってもついてくる。

リセット。

出来ない。

そんなボタンどこにもついてない。

好きになる努力、か。
好きになれるように頑張らないといけない。
どこが嫌いなんだろう。
どこが鬱陶しいのだろう。
どこが、どこが、どこが。


こういうところ。

ここ最近

2008-09-29 00:35:35 | Weblog
ここ最近あまり調子が良くない。
具体的にどうこうとかいうわけじゃない。
もやもやするものが漠然とか、しっかりとか、なにかしらある。

友達と会って、自分の聞きたいことはしっかり聞いて帰ってくる。
しかし、言いたいことを言って帰ってきてる感じがしない。
話を聞くばかりで自分の話を一つもしていない気がする。
聞かれないと言わない、嘘は吐かないけど余計なことは言わない、というものが。
いや、余計なことはたくさん言ってるか。
別に話さなきゃいけないことなんてない。
悩みがあるかといえばあるし、ないと言えば、ない。
いや、嘘か。
悩みばかりでどれから話していいのかわからなくなってきている。
人と会っても上手く話せない。
人の話を引きずり出して、あーだこーだと話をして終わる。
気を遣ってくれているのかもしれない。
言いたいことがあれば自分から言ってくるだろう、と思ってくれているんだと思う。
私も相手に対してそう思っているときがある。

結局どこへ行っても仲間外れのような気がする。
ネットでも。リアルでも。

話をしたいのならば、自分から話かければいいじゃないか。
そうだね。
だけど、それが出来ないからこうして苛々と悶々としてしまうんだ。
それに、何を話せばいいのかわからない。
別にこれと言った話があるわけじゃない。
いざ話初めてもたぶん何を話していいのかわからないと思う。
相手が私と話をしたいと思っているのかどうかなんて考えなくていいじゃない。
だけど、それを考えてしまうのが私じゃない。

今度、友達と言っても先輩が遊びに来るのだけど、不安。

今日、会場に入ってもなんだか帰りたくなった。
まだ始まってもいないのに帰りたくなった。
早く終わらないかな、なんて考えてた自分がいた。
せっかくチケットが取れたのに、大好きな人が出るのに、なんでこんなこと思うんだろう。

何もかもが億劫になりつつある。すごく不安定だ。

観劇『悪夢のエレベーター』

2008-09-28 22:19:13 | 外出
『悪夢のエレベーター』を観に行ってきた。
・原作・脚本 : 木下半太 小説『悪夢のエレベーター』(幻冬舎文庫)より
・演出 : ダンカン
・出演 : 吹越満、片桐仁、中村倫也、高橋真唯


この『悪夢のエレベーター』は木下半太原作の小説で、単行本が出たときからチェックしていた。
この間、と言ってもだいぶ前だけど、本屋で文庫になってるのを発見して買おうかどうしようか迷っているときに、ちょうどタイミング良く片桐仁が出演でこれが舞台になるとの情報を得た。
これは観に行かなくては!と思い、すぐにチケットを予約した。

行く前に原作を読んでいこうかどうしようかかなり迷ったけど、結局読まずに観に行った。

感想は、うーん、なんだろう。正直に書くと、面白かったといえば面白かった、という感じ。

最初の方は、笑いあり、笑いあり、笑いありでとても笑えて楽しく観れた。
しかし、最後の方はなんだか話が込み入った感じになってきて、シュールな感じで終わった。


ああ、最後の皆の挨拶が面白かったな。
片桐さんが自分のTシャツを客席に投げたんだけど(ダンカンが勝手に楽屋から持ってきた)、あれが欲しかったなあ。切実に。
前から5列目ぐらいの人が取ったのかな。私は、後ろから4列目だったから無理な話だ。


やっぱ舞台っていいなあ。映画とは違うし、ドラマとも違う。何が違うのかがはっきり言葉に出来ないのだけど、あの雰囲気が好きだ。


原作と終わりは同じなのだろうかなあ。今度、読んでみようと思う。


さて、ここからはちょっと内容に触れてみようと思うので、ご注意を。

















最後、終わったとき、なんか、なんとも言えない気持ちになった。
ちょっと頭が痛くて、吐きそうな感じさえした。

どうして、面白かったと言えば、面白かった、というふうに、素直に「面白かった」と言えないか考えてみた。

このお話では人が死ぬ。2人、3人か、いや2人は確実に死ぬ。一人はどうだったっけかな。殺しに行くところで終わったのか。うーん。
死ぬとかはいい。殺されるとかもいい。普段ミステリーを読んでるからそういうのは別に構わない。大丈夫だ。
しかし、これらの殺人がすべて、精神病の女の子が裏で手を回してた、っていうオチが私を何とも言えない気持ちにさせたんだと思う。
・・・この解釈で合ってるよなあ。一人で観に行ったからちょっと不安な感じもあるが。
で、その女の子が次のターゲットを狙いにいくところで幕が下りる。

なんなんだろうなあ。ちょっと不快っていうか。なんていうか。
たぶん程度の差とか色々種類があるにせよ、自分がその精神病の一人だからこういう気持ちになるんだと思う。っていうか同じ病気の人でも何も思わないのかな。私がただ単に考えすぎとかそういうのなのかな。わからんが。
普通の人はこれを観てどう思うんだろう。面白かった、って言うのかな。感想をちょっと聞いてみたい気もする。

ブログ通信簿とか占いとかとか

2008-09-20 22:06:18 | Weblog
実は密かにやってみたかったブログ通信簿




性別不詳というのがいい。
年齢もいいじゃない。だいぶ上やけど。

マメさ、って。最近ちょこちょこ書いてるからだろうな。
実際はマメじゃない。

よく話題にしているビジネスの知識って、どこで私の話を聞いたんですか?!

児童文学作家ねえ。
・・・・・・。
ちょっと内容考えてみたけど、全然思いつかんわ。
















あと、姓名判断占い

五格名 画数 吉凶 画数の意味
天格
7
★★★
 ―
人格
19
×
運勢が急変しやすい凶数
地格
15
★★★★★
温厚で着実に目標達成する最吉数
総格
26
×
波乱と孤独の凶数
外格
11
★★★★
堅実に上昇する大吉数

総格が、波乱と孤独の凶数って。
笑うとこですか?




基礎運・・・30歳までの運勢

何事も途中で障害に邪魔される凶相。個性的な人柄で孤立するか人気者に別れます。感受性豊かで芸術の才能に恵まれることも。いつも不測の事態に備えることで運勢が安定します。


30目前やけど、さて、今の私は孤立しているのか人気者なのか?
この「芸術の才能」って結構どこにでも出てくる。どこにそんな才能があるのかさっぱりわからん。明日から絵でも描いてみるか。いやその前に児童文学を書かねばならんのか。

>いつも不測の事態に備えることで運勢が安定します。
笑えたのはここだ。「不測の事態」なのに備えることなんて果たして可能なのだろうか?!


成熟運・・・30歳から55歳の運勢

温和で責任感の強い人柄。世話好きで周りに頼りにされるでしょう。観察力も優れ指導者に向きます。経営や語学の素質あり。財運、家庭運ともに良好。


いや、だから指導者には向かないって。そのタイトルで前にブログ書いた覚えがあるわ。
最近また仕事先に新しい子が入ってきたが、ちょっと自分の指導力のなさというか、放任主義というか、そういう自分に気付いたばかりなのに。
なんかあれ。やることわからんのに突っ立ってるっていう人を理解できない私はきっと心が狭いというか、かなり厳しいのかもしれんと思った。
私ならやることわからんくて、周りがバタバタしてたら「次何したらいいですか?」って聞くけどなあ。今までの子もだいたいそうやったし。とかとか思っちゃったりしちゃったり。
悪い子じゃないねんけどなあ。っていうか子とか言ってるけど30歳の人だったりするのよね。


生涯運・・・晩年と生涯の運勢

浮き沈みを繰り返す波乱の凶相。困難に遭いやすく気力を無くします。人情派ですが裏切りに遭いやすい。性に関するトラブルの暗示もあり。ただし、実力はあるので欲望に打ち克てば吉。


>浮き沈みを繰り返す波乱の凶相。困難に遭いやすく気力を無くします。人情派ですが裏切りに遭いやすい。
ここも笑うとこですか?
どうでもいいが、ここって晩年だけじゃなく、生涯の運勢なんやね。

運気パワー 62
対人運 78
社会運 57
健康運 85

49『クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い』西尾維新

2008-09-20 15:55:09 | 本 2008
西尾維新『クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い』


【内容情報】
絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が“科学・絵画・料理・占術・工学”、五人の「天才」女性を招待した瞬間、“孤島×密室×首なし死体”の連鎖がスタートする。工学の天才美少女、「青色サヴァン」こと玖渚友とその冴えない友人、「戯言遣い」いーちゃんは、「天才」の凶行を“証明終了”できるのか?第23回メフィスト賞受賞作。



西尾維新の本を読むのは2回目。
最初は『DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』を読んだのだけど、とても面白かったのを覚えている(いつも通り内容はあまり覚えていないということ)。


初めて作者の履歴を見たのだけど、びっくりした。私と一つしか違わない。しかも年下だ。すごいなーと思った。
この作品には天才がたくさん登場するのだけど、第23回メフィスト賞を20歳で受賞しデビューした西尾維新も天才なんじゃないの?と思えた。


展開はそれほどスピード感はないものの、なんとなく読みやすい。結果として5日かかってるけど、他のことをしなければ、もうちょっと早く読めたような気もする。

一つ気になったのが、ちょっと不親切なところが多々あったように思う。
なんて書いてる私は一体何様?なんだろうけど、色々と難しい言葉が多かった。
勉強不足と言われればそれまでなのだけど、それにしてももうちょっとなんかあるだろう、と思った。


Amazonのレビューを見ると色々と賛否両論があるみたいだけど、とても面白かった。
何箇所か驚いたところがある。こういう驚かされ方は好きだなあ。
それに、何と言っても、言い回しもそうだけど、それぞれに喋らせている言葉が非常に興味深い。
 「苦労をしたことは一度もない」
 (中略)
 「ただ、努力はしたがね」
こういうの好きだなあ。
西尾維新とはどんな人物なのだろうと考えさせられる。こうなるともうハマったも同然かな。


レビューに「この一冊はつまらないが、この一冊で西尾維新に見切りをつけてしまうのは勿体無いと思う」と書かれていたけれど、私はこの『戯言シリーズ』の一作目で十分面白かった。


しかし、若くしてこういうの書けるんだな。トリックとかなかなかすごいな、と思った。年齢なんて関係ないんだろうな。
色々と苦労をすれば書けるものなのかな。いや、努力、かな。

歩み

2008-09-19 23:57:35 | Weblog
非常にしんどい。
色んな意味でしんどい。
頭が痛く、おなかも痛い。生理が始まり、女であることを改めて実感する。

今日が過ぎれば明日が来て、明日が過ぎれば明後日が来る。そうしてだんだん楽になっていって、時間が私を軽やかにしてくれる。かもしれない。


新しくもう一つ仕事をしようと考えていた。非常に心も体もいい感じになっていたからだ。
半月ほど前からまた求人を見だしていた。しかし、その矢先にこれだ。

友達によく当たる占いがあるのだけど、試しに行ってみないか?と誘われた。
仕事のこととか、これからのこととか、軽く聞いてみたいと思ったので、行くつもりだった。こういう時にそういうところへ行くのはあまり良くないと知っているので、参考程度に考えていた。
それが風邪をひいて行けなくなった。
そういうことか。と一人納得した気持ちになる。
まだ時期尚早と言いたいのか、と。


動こうとすると、何かしら止められる。自分で勝手に止めているのかもしれない。
こうやって風邪のせいに、熱のせいにして、いるだけかもしれない。心の奥底の私がしたくないと言っているのかもしれない。
何がなんだかわからない。

押し寄せる波

2008-09-19 23:45:41 | Weblog
していることと言えば、寝てるか、ご飯食べるか、パソコン触ってるか、本読んでるか、過去を振り返っているか、のどれか。


前の会社の人からメールが来た。
その中に昔付き合っていた人の名前が書いてあった。
「○○は頑張っているよ。君は元気か?」と。

たぶん酔っ払っているのだと思う。
別れたのは知っているはず。もう何年前だ?4,5年前の話だ。
忘れているのか。
悪気はないのはわかるし、なんで別れたかまでは話していない。

過去がぐーっと押し寄せてきた。

波に飲まれるままに、なってしまった。
見なければよかったのに、色々見てしまった。



私、どうしてここに居るんだろう。あの頃、すっごく忙しかったけど、すっごく楽しく仕事してた。人生の転換期だったと思う。と言うか、あの時をも含めて、私の人生のたった22年目から私の人生が大きく変わった。どうして変わってしまったのだろう。私なんかしたの。とまた考える。

私どうして独りなんだろう。どうして誰も居ないんだろう。理解してくれていたはずの人は居ないし、私は必要とされていないし、私も必要としていない。みんなと合わなかった、たぶんそれだけなんだろうな。


私の今の人生があるのは、過去の私が居たからで、その過去の私がその時その時を選んで生きてきたから今があるわけで。
後悔をしているうちは、今、から逃げられるから後悔するんだって、そういうふうに書いてたものがあったな。


誰に強制されたわけでもなく、私は自分で選んできた。その結果が、これ、だ。

自分の人生を楽しくするには、努力をしなくちゃいけなくて。
何の努力もしないで、勝手に楽しいものになるはずはない。
私は自分の人生を楽しくしようとしていないみたい。
結局嘆きたいのかな。いや、そうじゃない。これは今までに何回も考えてきた。私は浸ったりするのが大嫌いだ。そういう無駄な時間を過ごす暇があったら、もっと何か他のために時間を使いたい、そう思う。嘘じゃあない。

休みの日にはだいたい家に居る、と言ったら、だいたいの人が勿体無いという。
もっと出かけないと、と。みんな口を揃えて言う。

そもそもの私の性格、生活に問題があるのだということを指摘される。

出来ないんじゃなくて、やらないだけだと、そう言う。
最初から出来ないよ。努力しないとダメだと。

努力。努力。
私は努力をしていないのだろうか。他力本願で生きているのだろうか。
他力本願でここまで果たして来れただろうか。私は人の力だけでここまできたのだろうか。

今日も雨が降った

2008-09-17 23:07:39 | Weblog
きっと期待しているからなんだろう。人に期待をしているんだと思う。
多くを望んでいるのかもしれない。というか結局のところ望んでいるんだろう。

まだ人に期待してるのか、と気付いた。
期待っていうか求めている部分があるんだろうな。

そんなもんか、と思った。
結局、私がどうなろうが知ったこっちゃない。まあそうだろうな。
私はいつでも病気で、いつでも体調が悪い。またか、っていう程度。
また始まったよ、って感じなんだろうな。
別にいちいち大袈裟にされたいわけじゃないけど、ちょっとぐらいそういう言葉があってもいいんじゃない?って思った。たったあれだけって。っていうか。


なんかくだらないな。私って。

体中に湿疹が出来て、汚い。
自分で見てていやになる。
薬塗ってるけど治らん。
顔には湿疹は出来ない。だからわからん。
手はよくあかぎれみたいになる。洗剤使うと一発だ。
だから仕事で洗い物をするときは私だけ手袋を使っている。

鬱陶しい。


思うところがあって人に言えないっていうのは、相手が離れていくのが怖いのもあるし、言うことによって気まずい雰囲気になるのが嫌だということもあるし、今日気付いたのだけど、何よりもそういう細かいことを言おうとしている自分が鬱陶しくて面倒くさい。
もっとおおらかになれんのか。ちまちましたことを気にするんじゃないよ。バカじゃないのか。いい加減わかれよ。期待や理解を求めるなよ。


なんかロボットになりたい、とまでは思わないけど、人に何をされようがよっぽどのことじゃない限り、雨に降られた程度に思える人間になりたい。

いつまで素人なのか

2008-09-16 00:16:59 | Weblog
素人に向かって、あんたは素人なんだからやめときなさい、とか、わからないなら使うな、と言ってしまうのはどうかと思う。
誰だって最初は素人だ。
やる気があるからやろうとしている。
誰かに教えてもらったり、経験を積んで、そういうもんじゃないのか。
そりゃ下手に手を出したら取り返しがつかないことだってあるだろう。
しかし、だ。
大抵のことはみんな最初は素人なんじゃないのか?
車の運転一つ取ってもそうだ。
最初は危ない。危なっかしい。
だけど経験を積んで上手くなったり、慣れていくもんじゃないのか。
携帯電話やゲーム機もそうかもしれん。
何も知らないままに、ぽんと渡されたらどうだろう。
全く使い方がわからんと思う。
説明書を読んだり、自分でネットなどで調べてみたり、それでもわからない時は誰かに聞いたりするもんじゃないのか。

なんかなぁ。はーあ
質問系の掲示板っていうのかな?使ってて思ったんだよなぁ。
4人中3人にそういうこと言われたら凹むわあ。

私の考えが間違っているのだろうか。


なんかなー。もういいや。忘れよう。
でもさーもうちょっと言い方あると思うんだけどなあ。
はー。なんだかんだ言って忘れられないんだよなあ。
切り替えがヘタっていうかさ。
そんなの自分が一番知ってるよ。

48『対話篇』金城一紀

2008-09-15 15:36:59 | 本 2008
金城一紀『対話篇』


【内容情報】
本当に愛する人ができたら、絶対にその人の手を離してはいけない。なぜなら、離したとたんに誰よりも遠くへと行ってしまうから―。最初で最後の運命の恋、片思いの残酷な結末、薄れてゆく愛しい人の記憶。愛する者を失い、孤独に沈む者たちが語る切なくも希望に満ちたストーリーたち。真摯な対話を通して見出されてゆく真実の言葉の数々を描いた傑作中編集。

【目次】
恋愛小説/永遠の円環/花



読んでる途中から、とても面白い人だ、と思った。
後読感がいい。


最初手に取ったときには何も思わなかったのだが、読み始めようとカバーを外そうとしたときに、とても綺麗な装丁だということに気付いた。
真っ白。
余分なものは何も書かれていない。シンプルいずざべすと、か。
ちなみに私は本を読むときに必ずカバーを外す。同じようにして読む人がいて、その方は「本と親密になる」と仰っていたが、私の場合はそんなたいそうなものではない。ただ、本のカバーが汚れるのが嫌なのと、外して汚れてもカバーをしてしまえば目立たなくなるのと、読んでいるうちにカバーと本がずれてしまうのが嫌なのだ。


本を読もうとして表紙をめくったところにある著者の近況っていうのかな?それを読んだときに、アッと思った。
名前を見ただけでは全く知らない人だったのだけど、知っている作品がたくさんあった。
窪塚洋介主演で映画化されていた『GO』。
これも映画化された『フライ,ダディ,フライ』。
テレビドラマでやっていた『SP』(こちらは脚本だが)。
まだ著書は6作ほどしかないが、ほとんどが映画化や漫画化されていて、一体何者なんだろう、と思った。


そして、表紙をめくってみると、花の絵が描かれている。とても綺麗だ。
まためくると、それから目次が書かれてあり、まためくると本のタイトルが書いてあり、まためくると中篇のタイトルが書かれてある。
それらはとてもシンプルで私の目を惹きつけた。
意味もなく、何度も何度もページをめくっては元に戻り、めくっては元に戻り、を繰り返した。

珍しいな、と思った。


本の内容だが、大変面白かった。
読み始める前にあらすじを読んだ感じでは、ふ~ん恋愛小説か、なんて思っていたけど、読み始めると止まらなかった。とても読みやすいのも手伝って、珍しく2日ほどで読み終わった。
ただの恋愛小説ではなかった。恋愛小説と言っていいのかな、ちょっと違う気がする。

途中、少し受け入れがたい話が出てくるのだけど、これもまた一風変わっていて私は好きだ。多少強引だなあ、と感じたけど、こういうのも有りかと。


ここからは本の内容に触れてみたいと思うので、これから読もうと思っている人はご注意を。











この本は内容もそうだが、組み立てというのかな?それがとても興味深かった。


まず、全体を通して「死」というものがそこここにある。
しかし、暗いイメージはなく、作品によったら、とても暖かいものであり、優しいものになっている。

「恋愛小説」では、ある人物の周りで人が死んでいく。それは運命のようにばたばたとみんな死んでいくのだ。

「永遠の円環」では、主人公が(はっきりとは書かれていなかったが、推測するに)末期の血液の癌だ。確実に死へ向かっている。

「花」では、主人公が脳に動脈瘤という時限爆弾を抱えて苦悩している。そしてまたある登場人物も病気であり、また大事な人を亡くしている。


それから「場所」。
この本は三つの中編から構成されていて、どれも話としては繋がっていないのだけど(と私は解釈している)どこかしらで繋がっている(と思われる)。

「恋愛小説」と「永遠の円環」と「花」に登場する病院がおそらく同じだ。

「恋愛小説」と「永遠の円環」に登場する大学も同じだと思う。


それから、3つの篇すべてに、法学部、または法律、が関わっている。
これはおそらく著者が法学部出身だからだろうと思う。


そして、一番私が不思議だと思ったのが、ある一人の登場人物。
この人物はすべての篇に出てくるのだが、その人がセリフを発するのはおそらく一箇所かあって二箇所だったと思う。
本人が登場してべらべら喋るところは一つもない。
ある篇では、かなり重要な人物になるのだけど、それでもその人物が前面に出て話すところはない。


全体的にとても不思議な感じが漂っている。
なんだかお話としては余裕のない感じなのだけど、とてもゆったりとしているような。

こういう作品好きだなあ。他のも探して読んでみよう。

風邪だ

2008-09-14 22:01:40 | Weblog
あー風邪だ。風邪をひいている。なかなか治らん。憂鬱だ。

明日はKKP#6『トライアンフ』の日なのに。
せっかくチケットが取れたのに。
これって結構取れない人多いんでしょ。なんでだよーーーー!!!
明日の朝には気分爽快でお目覚め。
昨日までの熱は一体何だったのかしら?
さてもうこんな時間だわ。出かけなくちゃ♪ ふふのらららのるるる
なんていううまい話はないよなー。なー
だってもう木曜日からだから4日も熱が続いてるんだからー。
たぶん無理だ。絶望的だ。悲観的だ。あーああーあああああ
だれか変わりに行きませんか?
ただし私の最寄り駅までチケットを取りに来てください。今からでは速達でも間に合いません。よろしくお願いします。
なんてブログに書いても誰も来ないよねーーーーー。
じゃんじゃんコメントが来ても困るんだけど。
昔だったら一日熱が出て、次の日には収まってて、大事をとってその日は休んで、翌日には仕事に行けてたよ?

あーお礼のメールもしてにゃい。何にもしてない。くっそー!ジタバタジタバタ

47『蒲公英草紙―常野物語』恩田陸

2008-09-13 22:25:11 | 本 2008
恩田陸『蒲公英草紙―常野物語』


【内容情報】
青い田園が広がる東北の農村の旧家槙村家にあの一族が訪れた。他人の記憶や感情をそのまま受け入れるちから、未来を予知するちから…、不思議な能力を持つという常野一族。槙村家の末娘聡子様とお話相手の峰子の周りには、平和で優しさにあふれた空気が満ちていたが、20世紀という新しい時代が、何かを少しずつ変えていく。今を懸命に生きる人々。懐かしい風景。待望の切なさと感動の長編。



待ちに待った常野物語の第2弾。
そんなに待っているのなら単行本が出たときに買って読めばいいのに、と自分でも思うほど待ちに待っていた。

最初の『光の帝国』を読んだのはいつだっただろう。あれは多分5,6年前だったと思う。私が静岡に居たころだ。とにかく、すごく感動したのを覚えている。
この常野物語に出会ったのはどうしてだっただろう。たぶん偶然にどこかで知ったのだと思う。
私の読む本はだいたい人に薦められたものが多いのだが、これは珍しく自分でどこからか見つけてきたのだ。
そして、これを読んだときには「すごい人を発見してしまったぞ・・・・・・!」と興奮したのを覚えている。
それ以来、恩田陸が好きだ。

さて、その続編にあたる『蒲公英草紙』なのだけれど、感動したことは覚えているが中身はさっぱり覚えていない私の記憶によれば、続編と書いたけれど、登場人物などは一緒ではなかったはず。それに『光の帝国』は短編集だった。

このお話は長編なので、やはり感じが違う。
ゆったり流れているというか。
なんと表現したらいいのだろう。とても綺麗。
ゆっくりゆっくり話が進んでいく。

これも面白かったけど、やはり最初の『光の帝国』のインパクトに比べたら少し下がるような。
そもそも比べるのが間違っているかな。
長編ということもあり、全然雰囲気が違う。

この常野物語は私の人生の中でいまだにトップ10に入っている。


広告が目立つ

2008-09-09 21:46:42 | Weblog
自分のブログをRSSで読んでいる人っていないだろうから気付かないかもしれないけど、最近RSSを上手く使った広告が増えている。

ブログをRSSで読み込んで読んでいると、例えば、私はgooのRSSリーダを使っているのだが、そこに、相手のブログの記事と記事の間に広告がどういうわけか紛れ込んでいるのである。

こういうのに上手く乗れる人ってすごいな、と思う。同時に邪魔だとも思うが。
どれくらいの利益があるのかわからないが、いい所に目をつける。