This is me.

- 無用の用 -

2009年は何があったっけ

2009-12-29 14:52:35 | Weblog
今年ももう今日を入れてあと3日か。
クリスマスを過ぎたらアッと言う間だな、とは毎年思うが、年々早くなってるなー。

今年は色んなことがあったな。


2月に前の仕事を辞めた。
最後はぐちゃぐちゃにしてしまったんだよなあ。
今考えれば、あんな辞め方しなくってもよかったのに、なんて思えるのだけど、やはりその時はそんな考え方が出来なかった。
辞めた後、しばらくはママンとメールのやり取りしてたけど、今はもうしてない。こっちから送ってもいいんだろうけれど、今一歩が出せないな。


3月に新しい仕事を始めた。
内勤の人とは今も関係は良好で、なかなか働きやすい。
でも、少し前ぐらいからちょっと雰囲気が変わってきた。今までが緩すぎたというのがあるのだけど、えっ?いきなりそんな?ってちょっと戸惑った。でも、言われたって言ってもよそ行ったら当たり前のことだ。おそらく私に言ってきた人も上から色々言われてて、社員さんだからもっと風当たりがきつかったりしてるんだろうなあ。

昨日は仕事納めで、その後忘年会だった。
一般の会社の仕事納めの独特な雰囲気を久しぶりに味わったなあ。なんだか懐かしかった。
忘年会も楽しかったな。私はバイトなんだけれど、のけ者にしたりしないし、まあ他の人はどう考えているのか知らないけれど、きちんと輪に入れてくれて楽しかった。無理矢理輪の中に入っていってる気がしないこともないけれど~。


10月に結婚することが決まるまでは、後はこれと言ってなかったかな。あったかな。忘れたな。
これからが結構バタバタしたな。
10月に結婚することになって、11月から同棲して、12月に籍を入れた。

なんかねぇ、こういうの初めてだからさ、って何回もあったらあれなんだろうけれど、こういうの照れくさい。
結婚するっていうのも、ここと、地元の友達二人にしか言ってなかった。
仕事場の女性二人は仕事&プライベートちょっぴりと仲良くしてくれてるから言おう言おうと思ってたけれど、これがなかなかタイミングがなくって結局籍を入れる前日に報告となった。
職場内は、その人たちに広めてもらったって感じだった。バイトだし、まーいっかーみたいな。自分で言いふらすことでもないかな、とか思ったり。
あと他の友達とかには全然言ってないなあ。
これまでに友達何人からか、結婚しました、ってメールが来たけれど私は出してない。なんか、こういうの自分からあえてメールで伝えることなの?って思っちゃう。会う機会とかそういうのが出てきたらでええんちゃうんかなー。うーん、どうなんだろう。逆の立場だったら、え!そうやったん!もっと早く連絡してよ~、とか思うのかなあ。あーわからん。


式は未定。披露宴はともかく式だけでも挙げたい、という話はしているので来年中にはしたい。
披露宴も出来ればしたいのだけれど、なんというか、いまいち彼側の問題があって全然先が読めない。彼のお母さんは来てくれるのだろうか・・・どうなんだろう。
結局まだ私は彼のお母さんとまともに話をしたことがない。彼自身ともちょっと距離を置いたほうがいい、と言ったままだ。正月にも帰らない。楽っちゃ楽なんだけれどな・・・。
まあ、そんなこんなで披露宴っていう披露宴は出来ないだろうな。お食事会にちょっと飾りつけしたぐらいのものになるだろうという予想。

彼のお母さんにも会ってないのもそうだけど、彼は私の父にもまだ会ってない。
しかし、それも今日までだ。明日は、実家のビルに一緒に住んでる親戚たちとお食事会だ。ああ考えたら明日初めて父と会うのか。うわー活字にしたらなんか緊張するな。私が緊張してもしゃーないんだろうけど。

籍を入れる前の日に私だけ実家に挨拶に行こうとしたのだけれど、父に断られた。
親を泣かせてどうする、という一言で結局なくなった。
ああいう挨拶は式を挙げる前日でもいいかな。




しかし、今年一番驚いたのはやっぱり親友(小学校からの付き合い)と同じ年に結婚したことだ。まさか同じ年に結婚出来るとはなあ。彼女は1月で、私が12月。
そして、びっくりすることに旦那さんが同じ年。正確には同じ学年か。でも、これまた驚くことに彼女も旦那さんも早生まれの同じ学年という・・・。
そして、これまたびっくりなことに同じ建物に住んでる。ちょっと前に書いたが、一緒に物件周りしている時に見つけた家だ。彼女がお2階さんで、私が1階。
なかなかないだろうな。

ま~なんだかんだとあるが、楽しいな。



最後になりましたが。
ここを読んでくれている方々、いつもありがとうございます。
先日、籍を入れることが出来ました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

ようやく?早かった方?

2009-12-13 13:45:54 | Weblog
一緒に住み始めて明日で一ヶ月になる。早かったなあ。


ついこの間、ようやく彼の仕事が決まった。

こちらへ来ると最初に言い出した時に、料理の道へ進んで調理師の免許を取ろうと思う、と言い出した。元々料理をするのが好きな人で、私も彼の「やりたい」という気持ちが嬉しく、すぐに賛成した。しかし、世間はそれほど甘くなかった。
調理師の免許は学校に通う以外に、2年間の実務経験があれば試験資格を得られる。しかし、今までキッチンで働いたことのない三十代を雇おうと思うところなんてなかった。ネットで調べてみても、大学生から始めても遅い、という人もいた。たまたま近所の洋食屋へ行った時にそこのマスターに「30歳から調理師の免許は取れますか?」と聞いたところ、そこのマスターは「あー大丈夫大丈夫」と言ってくれたのだが、やはりなかなか実際には難しい感じだった。

結局のところ、それまで経験していた製造業の方で仕事を探していたのだが、それでもなかなか見つからず(現状では、募集をかけると応募が殺到するため、まずは書類選考から始まるのが当たり前のようになっている)、営業の方でも探していた。
それでもなかなか決まらず(経験者求むが多い)、接客の方でも探し出して、一次面接までは何とかたどり着けたものがあったものの、しかし、そこも結局はダメだった。

最初の方は「こっちに来てまだ一週間しか経ってないし・・・」、「まだ10日だし・・・」、「まだ2週間だし・・・」と思っていたが、そろそろ私的にもどうしたらいいのか困っていた。
仕事をするのは私じゃないので、私がいくらネットで仕事を検索しても意味がないのだけれど、どうしても見てしまい、「あーこれなんかどう?」と言ったり、求人にくまなく目を通し、付箋をベタベタ貼り付けたり。
そのうちに、もう私が探しても仕方ないし!と思って、見ている自分をなんとか引き止めたり。って、んー結構やってたなあ~。
と言っても、一番困っていたのはやはり本人だろうなあ。面接に他県まで行ったり、ほとんど毎日ハローワークへ行ったり、履歴書なんて何通書いただろう。机に座っているのを見るたびに履歴書書いてたもんな。

そうこうしているうちに、親友が久しぶりに連絡を取った知人が、現在独立をして派遣業をやっているのがわかった。彼女は早速「何か仕事ない?」と訊ねてくれた。そして、洋食屋さんで一つある、という話が舞い込んだ。
数日後、彼女と彼と二人でその派遣の会社の人に会いに行った。話が合ったらしく、その人が洋食屋さんに話を通してくれて、ようやく面接までたどり着いた。
そして、向こうのオーナーさんも気に入ってくれて、ようやく仕事が決まった。
紹介してくれたのは派遣の人だったけれど、実際はどうなってるのかな?派遣バイトみたいな感じかな。そして、最短三ヶ月で正社員になれるらしい。

考えてみれば運が良かったよなあ~。結局は自分の好きなこと、やりたいと思っていたことが出来る環境に行けることになったんだから。
この洋食屋さんとの最後の面談の帰りには、書類を送ったところから「面接に来てください」という連絡が入ったりした(連絡が来るなんて本当にない!)。

いやぁ~しかし、決まったと連絡が入ったときには本当にホッとした。



そして、仕事が決まったその日に彼から私の母親へ連絡をしてもらい、翌日に母親と正式に会う約束を取ってもらった。
仕事が決まった喜びと、彼が親に会うという異様なテンションの上がりようで、前の日はなかなか寝付けなかった。

実際会ったときのあの雰囲気って独特だったなあ。
みんな微妙に緊張していたものの、母も彼を気に入ってくれていたので(実家が近いものだから、この一ヶ月なんだかんだと会ってた)、話はほとんどスムーズに運んだ。



一つ問題と言えば、彼のお母さんとのことだろうか。
仕事が決まった報告をその日の夜に電話でした。そこでもう一度、私と会えないか?と訊いてもらったのだけど、やはりまだ会えないそうだ。電話で話すことも出来なかった。私のことをそういうふうに思ってしまうというか、別に反対はしていないのだけれど、まあ、そういうふうになるのはいいのだが、彼と母親の仲もイマイチだ。
この電話をするまで彼のお母さんから一度の連絡も無かった。一度だけ彼宛に封筒が届いた。手紙が入っていると思ったら保険の契約用紙で、彼が家を出たからその手続きのための書類だった。小さい付箋が貼ってあり、至急記入し送付してください、の一言しか書いてなかった。それを見た私は唖然としてしまった。
私「入ってたのってこれだけ?」
彼「・・・うん」
私「・・・」
なんかさぁ、普通って言ったらあれかもしれないけれど、息子に「元気ですか?」とか「風邪ひいてませんか?」とかなんかないのー?って思った。
よくよく聞いてみると、彼のお母さんは、彼女とは会えない、という話をしたときに、彼ともしばらく会わないほうがいいんじゃないか、と言ったらしい。実の息子なのに・・・。
なんかねえ、もうわからん。
まあいくら私が気にしても相手の気持ちなんて変えられないし、こちらが出来ることと言えば、時々手紙なんかを出すくらいだろうな。時間が解決してくれるのだろうか・・・。


こんな状態だけれど、籍は入れるつもりでいる。
会ってくれるまで待つというのも考えたけれど、いつになるかわからないし、反対しているわけじゃないし、籍は入れてもいいと言ってくれているし。その言葉を鵜呑みにするのもどうかと思われるかも知れないけれど、逆に待っているっていうのも相手の負担になるんじゃないかと・・・ブツブツブツ



うーん・・・なんだかんだあるが、要は本人の気持ちかなあ。なーんて。

『ツチヤの軽はずみ』土屋賢二

2009-12-10 11:29:23 | 本 2009
『ツチヤの軽はずみ』土屋賢二


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
この男の人間関係は職場でも家庭でもなぜこじれてしまうのか?こんなヒネクレた男が大学教授になったのは何かの間違いではないか?こじれた人間関係と身にふりかかる不幸に苦悩する“笑う哲学者”プロフェッサー土屋が苦しまぎれに説く深遠な人生哲学(?)満載の「週刊文春」連載エッセイ文庫化第一弾。



こんな薄い本なのに、なんだかんだで一ヶ月ほどかかってしまった。
でも、こういう時だからこそ、この本はちょうど良くて、そして素晴らしい。

毎回毎回笑わされるのもだけど、本当に感心というと上からのようであれだけど、ホントすごいよなーこの人。
物事ってあらゆる角度から見られるって知ってるけれど、本当に見られて、且つ、文章に出来る人ってどれくらい居るんだろうと思う。

もうどこに書いてあったかは定かではないが、あーこういう考え方もあるのね、なんて納得してしまったりする。
世間一般では、悪い、とされていることも、この人にかかれば、どこが悪い、みたいな感じになって、ちょっと気が楽になった。