『君の名残を(上・下)』浅倉卓弥
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【内容情報】
幼馴染みで、剣道部主将を務める高校生、白石友恵と原口武蔵は、雨が降りしきる下校途中、忽然と姿を消してしまう。二人が目覚めたそこは平安末期、動乱の前夜だった……。
生きていく為、その運命を受け入れていくしかない二人。その行方は。
こんなあらすじだけで、この本の何を紹介しているというのだろう。
読み終わったあと、あぁ終わってしまった・・・・・・というような無力感がただそこにあった。
ページを捲る毎に、読み進める毎に、だんだん左側が薄くなっていく。
それがすごく勿体無い気もするのだけど、先を読まずにはいられない。
上巻では、切なさ、やる瀬なさ、に襲われ、
下巻では、もう涙を流さずには読めなかった。
一体何がこれほどだったのだろう。
解説のタイトルに、
「SFミステリーや歴史小説としても一級品、
だがそれ以上に十分な重みを備えている」
と書かれているのだけど、本当に、そう。重みがある。
おそらく幾人もの人生を、それも壮絶な人生を、まるで己が体験したかのように感じるからかもしれない。
歴史が嫌いな人はもしかしたら読むのが苦痛かもしれない。
だけど、これは、本当に素晴らしい作品だと思う。
あーなんかたくさん書きたいことがあったはずなのになあ。
なーんにも浮かばないや。
私は確りと流されているのだろうか。
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【内容情報】
幼馴染みで、剣道部主将を務める高校生、白石友恵と原口武蔵は、雨が降りしきる下校途中、忽然と姿を消してしまう。二人が目覚めたそこは平安末期、動乱の前夜だった……。
生きていく為、その運命を受け入れていくしかない二人。その行方は。
こんなあらすじだけで、この本の何を紹介しているというのだろう。
読み終わったあと、あぁ終わってしまった・・・・・・というような無力感がただそこにあった。
ページを捲る毎に、読み進める毎に、だんだん左側が薄くなっていく。
それがすごく勿体無い気もするのだけど、先を読まずにはいられない。
上巻では、切なさ、やる瀬なさ、に襲われ、
下巻では、もう涙を流さずには読めなかった。
一体何がこれほどだったのだろう。
解説のタイトルに、
「SFミステリーや歴史小説としても一級品、
だがそれ以上に十分な重みを備えている」
と書かれているのだけど、本当に、そう。重みがある。
おそらく幾人もの人生を、それも壮絶な人生を、まるで己が体験したかのように感じるからかもしれない。
歴史が嫌いな人はもしかしたら読むのが苦痛かもしれない。
だけど、これは、本当に素晴らしい作品だと思う。
あーなんかたくさん書きたいことがあったはずなのになあ。
なーんにも浮かばないや。
私は確りと流されているのだろうか。