This is me.

- 無用の用 -

2009-09-12 00:53:41 | Weblog
先日、久しぶりに、彼氏の友達、という人物に会った。
ああいう場面はいささか緊張する。会う前も緊張するが、会っている最中も緊張する。
そして、会ったあとは疲れがどっと押し寄せる。
こういう経験をしたのは本当に久しぶりだった。


以前、付き合っていた人の友達と会ったことがある。
彼には仲のよい友達が2人いた。
そして、それぞれに彼女がいた。
その6人でその中の一人の親戚が持つ家に、大晦日からお正月にかけて泊まりに行ったりもした。
そうか。そんなこともあったな。
ホント久しぶりだったなあ。ああいう雰囲気に身を置くのって。

今回会った人は、前にデジカメに映っている姿を見たことがあった。
写真を見た感じだと、すごく表現は悪いけど、あまり頭がいい感じがしなくってすごくチャらい感じがしてた。ああ男友達ってこんな感じなんかな、って思ってた。
しかし、実際の人物は私が想像していた人とは全然違うかった。勿論、いい意味で。
それが、会った瞬間っていうか本当に対面した瞬間に自分の名前すら名乗る前に、自分の見方が違ってたのがわかった。心の中で、えっ?この人?この人があの人?って思ったもんなあ。一言で言ってしまうと、ものすごいまともな大人な人だった。久しぶりに、歳相応でそこそこ自分に自信があるだろう人(と私は思った)に会った。
まあ、考えると、チャらい人が一番の友達じゃなくて良かった。
ああなるほどね、って感じで納得したって感じかなあ。


ふと思い出せば、私が付き合っていた人の友達はみな魅力的な人だった。
一番最初に付き合った人の(と表現していいのか迷うが)友達と言ったら変だけど、親しくしている同僚の人は皆魅力的だった。
私はどうしてその人たちではなくこの人を好きになったのだろうと、時々不思議に思った。
こう思うこと自体が間違っている、もしくはおかしいのかもしれないが、そう思えてならない人たちばかりだった。
そして、その次に付き合った人の友達も同じだった。
彼らは皆魅力的だった。
そして、私はまた同じ疑問を持ったりした。
そして、今回会った人も同じだった。
「彼女いるの?」と訊いたら、「いない」と返事がかえってきた。「誰か紹介してよ」と言われたので、本気で周りの人間を考えた。
それぐらい思わせるような人だった。本当に友達に紹介してもいいと思える人だった。
たった2時間ほどしか会ってないし、その会話が繰り広げられたのだって、会って間もない時だった。でも、何か言葉に出来ない、それこそ「魅力」としか表現出来ないようなものを持っていた。
ああ、そう言えば、前の彼氏の友達で一番魅力的な男の人は彼女とすぐ別れちゃったんだっけなあ。
なんで続かないんだろう、って不思議に思ったんだったなあ。
今回も、なんでこの人に彼女いないんだろう、って思ったなあ。
まあ相性とか付き合ってみないと判らないこととかあるから、そういうのかもしれないな。

なんか、こういうことを考えている私という人間は、とても・・・なんて表現すればいいんだろう・・・とても良くない人間じゃないのだろうか、なんて思ってしまう。
まあ別に好きになったりするわけじゃないし、そもそもやはり魅力的ではあるのだけど、どこか何かが違う、んだよなあ。
ああ、そうか。私にとってはその、どこか何かが違う見えない何か、これが、要なんだな。

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