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- 無用の用 -

仕事辞めまして始めました

2017-07-16 23:17:26 | Weblog
先月末で仕事を辞めた。

働き出した2009年に書いた当時のブログを読み返していたのだが、確か1日だけよそのとこ行って辞めて働き出したんだったよなーと思っていたら、そんな単純な話ではなく、面接行って採用連絡来たのを断って、前職の面接がダメだったと勝手に思い込んで自分からまた電話して採用してもらって、そしたら採用の連絡が来たから結局やめたとか滅茶苦茶だった。ほんと何やってんだ!って話だったのに、すっかり忘れていた。すっごく、どうしようどうしようと焦っていた記憶があったけどこんな内容だったとはなぁ。まぁ、時間が経つと良くも悪くも忘れるものだ。

前のところは「もう来ないでいいよ」と言われるまで働くつもりだった。定年まで勤めるわ、なんて周りの人に言っていたのだが、だんだん会社が大きくなるにつれてバイトのやることが変わってきて楽しくなくなった。仕事なんて楽しくなくて当たり前、なのかもしれない。楽しくないのはまだしも、やることが単調すぎて、ってでもそれも自分で頭使って課題を見つけてやっていけばよかったのかもしれないが、なんだろうな、まぁ一言でいうと人間関係的にも色々あって、一番楽しいと思っていた仕事は、ある日今日からバイトはやらなくていいです、となってしまって、なんというのかその外にもバイトだからいい、という理由で(私が察したり、ちょっと見聞きしたところによるとたぶんバイトという理由だけじゃないぽいが)本当にそれらはやりがいのある仕事だったのになくなってしまったのが本当に辛かった。
実際問題、贅沢な悩みなのかもしれない。先生に相談したら、長年勤めているのだから仕事だからと割り切って継続してはどうかな?まぁ、あなたの人生だから最後に決めるのはあなただけど、とも言われたが、やっぱりやめることにした。

このまま続けることはできると思うが、面白くもないというか今年に入ってからは結構しんどくなってきていて、実際、首のつっぱり?凝り?がひどくなって、病気になりたての時に首が硬直して歩けなくなったというわけのわからない現象が起きたのだが、それと似たようないやな感じになっていたのもあって、それを友達に相談したら、もう身体が拒否してるんじゃないの?と言われて妙に納得してしまったり。
今回は本当に長年だったので迷いも大きかったのもあり、珍しく事前に母にも相談したのだが、面白くない仕事はつまらんでずっと面白くない面白くないと思いながら働くことになるのはしんどいやろ、とあっさり言われてしまい、というよりまぁほぼほぼ自分の中では決まっていたのだが、こうして周りに背中を押してもらったり。あと年齢的にもアラフォーなので、もしあと数年勤めてやっぱり辞めるとかなって、年齢気にして面接行って受かってもまた一から新しい仕事を覚えるのなら今やめた方が脳的にも色々な事情的にもいいんじゃないかと思ったのも大きかったかな。もう仕事はしばらくしなくていいとかいう事情だったら話は別だがそうもいかないし。

しかし上司の人に言うときはもう超めっちゃスーパーウルトラ緊張した。こんなに緊張したのはいつぶりだろうと思うほど緊張したなぁ。言ったのは諸々のタイミング的に辞める一か月以上前だったのだが、言ってからは気が楽になった。不安感より変な言い方だけど解放感の方が大きかったように思う。

そして最後の挨拶ではやはり泣いてしまったなあ。周りの人もつられてかもしれないけど、一緒に泣いてくれてさみしいと言ってくれて嬉しかった。


もうやめて2,3か月経ってる感じがするのだけど、まだ2週間くらいなんだよな。遠い日の出来事みたいだ。


花束とかプレゼントとか色々もらって帰ってきたら仕事が休みだった旦那さんが「それ何?どうしたの?」と言ってびっくりした。かなりの衝撃だったな。今日最後だったからみんなからプレゼントもらった、と言うと、あ・・・今日だったのか、と・・・。どうやらその日が末日だと忘れていた?気づかなかったらしい。本当に悲しくて悔しくて情けなかったけど、それほど怒らずに責めた。それほど険悪な雰囲気にはならなかったが、こうして思い返してみると本当に悲しく悔しく情けないなぁ。何が情けないのかわからないけど。土日があってないような仕事しているから・・・とか思おうとしたけれど、日付は関係ないしなぁ。何を言っても仕方ないんだわな。



そして今は、先日面接受けて採用してもらい新しいところでバイトとして働き出している。仕事を辞めることを考えているうちにやってみたいことができたのだ。
まだ研修中。一通り覚えるまでが大変そうだ。やはり脳は体と同じく鈍っていた。ヒェェー‼



あぁ、そうだ。書き忘れた。仕事を辞めるのに、背中をかなり押してくれたのは一つ前の記事に書いた『死神の浮力』を読んだのも大きい。
「いつか死ぬ」ということを改めて思って、一度きりの人生だしなーと考えた。もし人生がもう一度やり直せる前提ならば今の仕事をこのまま続けますか?YES or NO?と自分に問うたところNOという答えになった。

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