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- 無用の用 -

5『タカイ×タカイ』森博嗣

2008-01-13 01:43:41 | 本 2008
森博嗣『タカイ×タカイ』

【内容情報】
地上15メートルに掲げられた他殺死体!!
不可解極まる事件の意外な真相とは!?
「あんな高いところに、どうやって死体を上げたのでしょう?」
有名マジシャン・牧村亜佐美の自宅敷地内で発見された他殺死体は、奇妙なことに、地上約15メートルのポールの上に掲げられていた。被害者は、前夜ファンと牧村の会食中に消えたマネージャーだった。事件関係者の調査依頼を受けた《探偵》鷹知祐一郎は、複雑に絡み合う人間関係の糸を解きほぐし、犯人の意図と事件の意外な真相に迫る。ますます好調Xシリーズ第3弾!!


という内容です。
『もえない』の時も書いたけど、やはり作者の意向は尊重したいからなぁ。何を書いていいのか・・・。

出会いでも書いてみるか。

今では作品が発売されるのを今か今かと楽しみにしているが、最初から一気にハマったわけではなかった。
森博嗣の作品で初めて読んだのは『すべてがFになる』漫画版だった。
彼から薦められた(んだったと思う。てかそれ以外にないか
私が知ったのは2006年だったと思う。その頃にはもうかなり本が出ていて、S&Mシリーズ、Vシリーズ・・・と色々シリーズもので出ていた。読んでみたいけど何冊もあるなぁ~どうしよう~と悩んでいた時にシリーズものの第一弾が漫画版で出ているのを知って読んだ。
正直、最初はあまりピンとこなかった。
さて次を・・・と思っていたら全部が漫画化されていないと知り、あらら・・・どうしようと迷ったのだけど、乗りかかった船だと思い(?)次の『冷たい密室と博士たち』を読んだ。
読了までにすごく時間がかかった。言葉が難しく、内容も難しく(今ではそう感じないが)なかなか興味が湧かなかった。
今の私では考えられないが、ちょっと読んでは置いて、ちょっと読んでは置いてという感じでそのまま置きっぱなしになり、ある日ふと(あーこの本読みかけだなぁ)と思いついて読み始めた。しかし、事件が起こってからの展開にはのめりこんで一気に読んだ。
その次にシリーズ外のものを読んだのかな。「これは面白い!凄い!」と思って、ここで一気にハマった。
そこからどんどん読んでいき、半年ほどだったかな?でほぼ追い付いた。
そして今に至る、という感じだ。

なんなんだろうなぁ。雰囲気、言い回しもいいが、登場人物の台詞がいい。もちろんこれらの台詞を言わせてる人物が作者なわけで。
色々な人が居ると思う。登場人物にハマる人とか。キャラ萌えってやつかな?私はあまり、ほとんどそれがない。産み出す人物にハマるタイプかな。(タイプとかいう分け方が出来るんかな