衆議院選挙で与党の自民党は解散時に275議席を持つ安定多数の党でした。
この議席を獲得したのは「安倍の風」が吹いている時で、その風に乗った多くの新人が当選しました。
そういう選挙の次は必ず発生する「揺り戻し」、その上にコロナで国民に不満がある時の選挙ですから不利が予想されていました。
人災は当然ですが、自然災害でも国民が痛んだ時は責任政党に批判が向きます。
本当の所は政治家ではどうにもならない事でも、不満のはけ口として与党を批判するのです。
これは「ガス抜き」の効果もあり、それによって次に進めるのである程度は仕方ない流れです。
新しく選挙権を持った若い人達は知らないかも知れないが・・・
あの東北の大震災で福島の原発が破壊され、多くの人がその地を追われる事になった。被害を大きくしたのは地震後の対処を誤った政権与党の民主党に有ると批判されました。
その後の衆議院選挙は立憲の前身である民主党が与党で308議席と言う途方もない議席を持っていたのに・・。
選挙の結果、、、308議席が57議席になると言う前例のない大敗でした。308が57ですからねぇ~
その時の首相が菅直人で官房長官が枝野幸男です。
選挙に詳しい人達の中には自民党が単独で過半数も危ないと言う人も存在して居た。
野党で立憲のリーダー枝野は野党共闘と言って、理念の多くが違う共産党と協力した。完璧な「野合」を堂々と・・
その結果、、、110議席を96議席に減らしてしまった。
国民がコロナで苦しんでいる時、すなわち野党にとっては有利な状況にもかかわらず負けてしまった。
野党の中でも日本維新の会は10議席だったのを41議席に増やし大勝利です。
その勝利を受けてNHKが松井代表にインタビューすると
「私たちは野党として戦ったのだから、与党が過半数を獲得したと言う事は敗北です」と最初に口にした。
一方、立憲の枝野は
「自民党が強いと言われていた選挙区でも接戦し、共闘は一応の成果が有った」と失敗を認めない。
勝った維新の党首は「全体的には負けている」と言い、、、
負けた立憲の党首は「それなりに成果が有った」と言う。。。
これでは枝野代表が言ってた「自民党は変われない」の言葉はそのまま貴方にお返しする事になるでしょう。
今回の選挙で、私は維新に投票すると数日前にこのブログで言いました。
自分がどの党に誰に投票するかを言うと、聞いた人はその党に持つイメージで私を見ることになり、それはチョッと違うと言いたいので、最終的には投票先をナイショにする場合が多いのですが、今回は少し頑張ってみました(笑)
私が維新を支持する理由を整理すると。
それは党と言うより人です。
松井一郎や吉村洋文はやりたいことを訴える時に、それをやる事でマイナスになる事も一緒に言う。
そして間違った結果が出た時は、それを認めて謝罪する。。。この2点です。
簡単な事ですが政治家はマイナス面は言わないし、失敗も認めない人が殆どです。
例えば老人の福祉や子供に対して手厚い事を行うなら、それなりに国民が負担しなければなりません。
ところが一般的な政治家は金持ちや大企業からその資金をと言いますカ゛。。。
そんなものでは足りません そんな方法では継続できません
もちろん高所得者や大企業に負担もしてもらうが、一般的な国民にも負担してもらうと言って理解を求めるのが政治家だと思うんです。 それを大阪で実行し成し遂げたのが維新なんです。
大阪の政治家が・・・・と、東京や関東の人達には受け入れにくい点もあると思います。それも人情です。
それを理解して頑張って結果を出せるかは維新の責任です。。。
「風」ではなく、結果で判断してもらえる党になって欲しい。
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