地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

阿波踊り・昭和

2020-08-13 23:21:14 | 日記

去年、一昨年じゃなくて、、、、とおぉぉぉぉぉい昔の阿波踊り風景です。

昭和30年代の後半です。

この頃は町内会に子供連が有りました。(踊り子の集団を連【れん】と言います)

町内と言っても〇〇町じゃなくて、〇〇丁の小さな区域です。それだけ子供が多かったんですねぇ~。

子供の少ない所は一丁目と二丁目の合同の連だったりします。

写真は大人の人からアドバイスを受けたり、今日の踊るコースを説明されたりしている所です。

鳴り物は父兄が担当します。

チョット難しい三味線なんかも、阿波踊りの曲だけは弾けると言う人が居てるんです。

 

阿波踊りの期間は四日間。

一日は子供連で、、、、

二日目・三日目は企業連で、、、

四日目は町内会とか、今で言う有名連とかで踊るんです。

 

子供にとって一番楽しいのは企業連。

私は高知相互銀行(当時)と朝日生命の連で踊りました。

こう言う所の連だと差し入れが豪華なんです。

大きな樽に氷と水、その中に飲み物が入っているんですが。企業の連だとチョット高いジュースが入ってるんです。

当時だと、、、、バャリースとか三ツ矢サイダーが最高でしたね

この時代の地方には飲料水の会社が結構有り、全国区の会社の飲み物より安いので、小遣いで買うのはそっちなんです。

なんか貧しい感じですが、当時の子供たちにとっては重要です。

バャリースや三ツ矢サイダーは病気にでもならないと親も買ってくれません(笑)

 


倒れた稲

2020-08-13 11:15:21 | 家庭菜園

ラッキーな事に私がやってる田んぼは何処も倒れず元気に育ち、近所の住民でもあるスズメたちも元気に育っています。

早い田んぼでは稲刈りが終わった所も有り、これからはアッチコッチで稲刈りをする光景が見られます。

 

私の田んぼの隣で写真の様に倒れた稲が・・・

 こんな感じは別の所でも見られます。

左に巻くように倒れています。

初めてこんな光景を見た時は近くの山から何か動物が、、、、と思ったのですが、、、違いますね。

倒れた稲を見ると、その殆どが左にねじれるように倒れているのです。

何んと言えばいいのか・・・竜巻の弱いモノ、、、つむじ風みたいなのがいくつも発生して、稲を倒していくのです。

 

私も去年は台風で収穫直前に倒されました

写真の田んぼも稲穂が実り重くなっているので倒れやすいんです。

 

でも、被害は予想外に小さいんです。確かに多少は質も落ちるし量も減りますが・・・。

稲は途中からポキッと折れている訳じゃなくて、根元から倒れている場合が多く、根の大半は切れずに地中に残っています。ガチッと土に絡んでいる畑と違って、水田ですから柔軟性が有るんです。

 

問題は稲刈りです。

倒れている反対側の横方向からコンバインを入れて行かなくちゃ上手く行かないんです。

通常は田んぼを外側から回転するように刈り取ります。(角は手で先に刈り取ります)

倒れていると、、、ある一辺を手か機械で刈り取り、そこから直線で刈り、元に戻って刈る。これの繰り返しです。

倒れている量が少なければ、ある程度の犠牲は覚悟して行くのですが。

台風だと全面倒れる事も有り、かなり丁寧な稲刈りとなります。 

機会が拾いやすいように、人が機械の前で稲を起こしてやらなければならない時も有ります。

人も時間も燃料も倍くらいは必要になりますね。(百姓モドキの少ない経験から)

 

ですから、、、、稲刈りを手伝ってくれる仲間のいない、遠征組の百姓モドキは結構困った状態になります。

小さな面積の稲作で、余分な人件費は出てきません。

農家の人達は「労働」は「労働」で支払いが出来るのですが・・・その手が使えない。

収穫まで半月あまり、、、、台風が来ない事を祈っています