地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

遠藤徳島市長の2つのミス

2018-08-16 22:15:00 | 日記
色々と問題が発生して話題になった阿波おどり。
それも15日で終わり、徳島は地方の寂しい町に戻りました。
徳島市の命は蝉より短く4日しかありません。徳島が 全国の人たちの話題に上がるのは来年までありませんね。

ザックリと問題の流れを書くと。

元々は観光協会と徳島新聞社が主催していた。
※実質は徳島新聞社。
↓↓
運営資金で収入は、桟敷の入場料と徳島市の補助金。不足した時は徳島市が保証して金融機関から借りる。
↓↓
累積赤字が4億円になり、徳島市から改善を要求される。
↓↓
昨年は少額ながら黒字なる。
しかし、徳島市はその程度では返済のメドがたたないと。その上に過去の運営方法に問題があるとして、観光協会を破産に追い込む。

一方の主催者である徳島新聞社は、運営方法の問題は認めない。
ただ赤字の結果責任として3億円を阿波おどりの基金として出す。
↓↓
主催者の観光協会は無くなり、徳島新聞社は市長側に付く形となった。
↓↓
阿波おどりを実質的に支える有名連は、主催者が何処であろうが問題ないとの姿勢を示した。
↓↓
市長は人気のある総おどりをコンパクトにして分散すれば集客に繋がると考えた。
↓↓
この市長案に有名連の約半数が、分散しては意味がないと異議を唱えたが。市長は受け入れなかった。

・・・・・・・
主催に関してのゴタゴタの時点では、そんなに大きな話題にはなっていなかった。

しかし、市長はこの時点で最初のミスを犯した。
「徳島新聞社と観光協会の運営で問題がある」と、言いながら。

誰にどの様な問題があったのか❓

これを明らかにしなかった。
ポイントを隠すと、、、、憶測を呼び疑いを持たれる人達は不満だろう。 
逆に問題が有った人(組織)は、表沙汰にしない市長側に寝返るだろう。
また、長年にわたり借金の保証をして、問題を先送りしてきた徳島市にも責任があります。
その点に対して徳島市の反省が見られない。

そして、もう1つのミスですが。

これはあまり取り上げられていません。
しかし、阿波おどりの根底を揺るがす大問題です。

総おどりを取り仕切る連盟とゴタゴタなった時に、地元のテレビ局の質問に答える形で飛び出した。

遠藤市長
「あの総おどりはギュウギュウで本来の阿波おどりじゃない。」

もちろん前後に言葉はありますが、これは阿波おどりを解っていないだけじゃなくて。長年にわたり阿波おどりとして支持されてきた事を否定している。
阿波おどりをけなす人が、阿波おどり主催の中心になるのは問題でしょう。

これを聞いた(総おどりをやってきた)有名連の人達はどう感じただろうか。

これは意地になって反発しても仕方ない。

「おまえ(市長)がどれだけ阿波おどりの事が解ってるんだ‼」
そう言いたいよね。

阿波おどりじゃないと公然と否定して。そのアイデアを自分達が使おうとした事を忘れたのでしょうか。

それに、、、、

市長の言う 
「本来の阿波おどり」って、具体的に教えて欲しい。

本来の阿波おどりなのかどうか、私には解りませんが。

手を挙げて、足を運べば、阿波おどり。
そう言われるように、阿波おどりに踊りの定義は最小限に抑えられていて。
かなり自由度が大きいので、初めての人でも、すぐに踊りに参加できる所が阿波おどりの大きな魅力のはず。

女の踊り子も、一人一人が踊っても。綺麗に列をなして踊っても。
全て阿波おどりです。
手を前に出しても、真上に挙げても良いのが阿波おどり。そこに流派みたいなものは無い。

あの総おどりを否定した市長の言葉は許せない。





尾畠さんはスーパースター

2018-08-16 10:53:00 | 最近のニュースから
山口県・周防大島町で行方不明になった2才児・理稀くん。

よかったぁ~⤴⤴⤴⤴⤴

発見した尾畠春夫さん。
貴方も熱い思いが叶って良かったですね。

この人のボランティアの経歴は凄いですね。
ネット上にも、テレビでも今までのボランティア活動が紹介されたので、ここには書きませんが。
どの行動をとっても、人に対する熱い思いが感じられます。

今回にしても、理稀くんのお祖父さんが、風呂や食事をすすめても断っていた。

同じボランティアでも、被災地の避難場所に「泊めてくれ」と詰め寄った何処かの町議とは天地の違いです。

ボランティア仲間では「師」と言われているらしいですが。
ボランティアの師じゃなく、国民の師です‼

尾畠さんは望まないかもしれないが。
国民栄誉賞でも、春秋の勲章でも良い、国はこう言う人を称えるべきです。