阿波おどりで有名連とゴタゴタして、その名前が表に出てきた徳島の遠藤市長。
地方の小さな都市・徳島市には、以前より２件の大きな問題がありました。
その１つは
音楽ホールの「市立、文化センター」の老朽化による建て替え。
2つ目はさびれた商店街(西新町)の開発事業。
従来のホールの方は敷地が狭く、同じ場所では必要な駐車場が確保できない。
再開発の方はよくある問題で、地権者の欲が大きくなったり。そこで利益を得ようとする人が出てきたりして、色々と問題がややこしくなっていた。
ある時にはホールを再開発の場所に建てる案が決まりかけていた。
・・・が、費用が膨れ上がり反対する市民が増えたんです。
そこに登場したのが、考えに思慮が足らない遠藤市長。
西新町の再開発を白紙としたんです。
これは地権者達にとり大問題で、裁判沙汰に、、、、。
しかし、市民は人口減の問題が深刻な地方の小さな都市には、巨額な税金を使ってやるだけの価値が有るのかと、疑問だったので、市長の白紙撤回には、なんとなく理解を示した感じでした。(※この市民の理解が遠藤市長を調子に乗らせたかも)
でも音楽ホールを早く建築して欲しいとの気持ちは、市民の間で強いのです。
現在はその種のホールは１ヶ所しかなく。良い日は抽選で当たらなければ使えない状態。
ですから芸能人なども興業も、その殆どが隣の市の鳴門です。
そんな状態ですから、市民の利用や芸能人の催しの計画が立たない不自由な事になっています。
その市民感覚を受けて、徳島駅の横の駐車場を買い取って、そこにホール建設する案をぶちあげた。
当初は用地が狭くて、それじゃあ元の地と同じでは？と言った意見も有ったが。付近の駐車場等を利用する事が可能で、なんとかなると。
そこで一旦落ち着いた感じに見えたのですが、、、、
なんと買い取る駐車場など事業費が巨額になる事が解った。(それも解らずに計画を発表するんだからねぇ～)
その額が、費用がかかり過ぎと白紙にした再開発の場所での建設とほぼ同じ。
そして結局は元々あった文化センターを壊して、その跡地にと・・
そこが新しいホールには的さ無いと始まった話だったはずなんだけど・・・
上司である市長に再調査を命じられた職員は、市長の意に合うような数字を出すだけですよね。
お粗末な計画を真面目な顔して、さも考え抜いた案の如く言うところは、阿波おどりの件とまるっきり同じです。
少しは賢い人と思ってたけど、あんまり賢い人では無いみたいですね。
