地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

大事故は点検の後

2018-02-06 17:26:00 | 最近のニュースから
昨日の夕方に発生した自衛隊のへりの墜落事故。
たまたまNHK のシブ5時を見ていたので、突然に速報が入った。

それから一日たち、色々な事が解り出しました。

そのなかで一番の注目点は「点検修理」です。

車、鉄道、飛行機、エレベーターなど定期的な点検を義務化されている機械は多いのですが、その時に修理や部品の交換が必要だった場合。

その後に大事故の可能性が、、、、
まぁ、だからと言って修理・部品交換をしないとはなりません。

モチロン、人的なミスは絶対にダメですが、そうでない場合もあるのじゃ❓ 

例えば、、、、部品を交換すれば、その新品の部品と古い部品とを繋ぐわけで、古い部品の方に今までとは違う負荷がかかり破損するって事は無いのでしょうか❓

機械類の組み立てや修理をする現場で「この会社の部品と、あっちの会社の部品とは相性が悪い」

これには明確な根拠はありませんが、結果的に故障の発生の確率に差がでたりします。いずれの部品も最新の技術で作られた部品でも有るんでしょうねぇ~。

人間で言うなら、移植手術後の拒絶反応の様な事が、機械同士でも発生するのでは、、、、❓

話が逸れますが、この事故の情報として。
最初に防衛省からでた発表は・・
「・・予防的に着陸、、、」

ビツクリでした。
テレビの画面では墜落して炎上さているのに、、、、「予防的」にと言う言葉を使いますか❓

勿論、NHK の問題ではなく防衛省の問題です。

防衛省にすれば、事故直後で正確には把握出来なかったとなるのですが。
それならば「予備的に」と言う文言はオカシイ。推測で発表したとしても、その推測の根拠が示されていない。
直ぐに事実が解る事でも、小さく事を納めようとする公務員の体質を見た気がします。。。残念。


えり子の悩み

2018-02-06 12:07:00 | 日記
夫(50) えり子(48)  ふたりの娘24歳と22歳の四人家族です 。

えり子は 市の中心地に近いところで生まれ育った。そして高校を卒業して同じ市内で就職。

高校生の時から付き合っていた彼と別れた反動なのだろうか。成人してすぐにお見合いを積極的に重ね、現在の夫とめでたく結婚しました。
夫は実家の近くで建築関係の仕事を自営でやっていました。ただ、えり子が育った街中ではなく、山間部の田舎町です。しかし 周りの人達とも大したトラブルもなく溶け込んだ。


年月が経ち 、、、

二人の子供も高校を卒業し、街中で就職して独立した生活を始めました。
世間の人達から見ればこれからは夫婦二人でのんびりと、そう見えたかもしれません。

えり子の夫は元々口が悪かったのですが、子供がいる時は会話も少なく、それほど気にはならなかった。ところが夫婦二人になると夫の口の悪さが段々と気になりだしたんです。

そして、、、、
ついに 夫にそのことを言った。

それが原因で夫婦喧嘩が始まり、元々口の悪い夫が興奮して出る言葉はいつにも増して醜いもので した。
妻に虫けら以下の様に罵声をあげる夫。 えり子の頭に離婚の2文字が・・・

暫くして、 えりこは離婚したい気持ちを子供たちに話した。
子供達は理解するだけじゃなくて協力的だった。
もう家を出て、どこか街中で家を借りよう。そして一緒に住もうと言ってくれた。
えり子は決心した。
そして夫に離婚のことを告げた。
すると夫が豹変して弱気な男になり、どうしても別れたくないと懇願するのです。それでも絶対に一緒に住めないと頑張ると、夫の周りの人たちが集まってきて
「近くに空き家があるからそこにしばらく住んで考えてくれ」と

えり子はその案をのんだ。 あまりにも強引に主張をすると、余計にこじれて離婚できなくなると思ったのです。
確かに夫が浮気したとか、浪費が止まらないとか、暴力があるとかじゃない。
あるのは口の暴力だけです。それを夫が否定すれば第三者には理解してもらいにくい。
結果、、、、しばらくは別の家で暮らすことになったのです。その間に夫は反省を続けていて、帰ってきてほしいと。
とうとうその気持ちに負けて、とりあえず元の家で暮らすことにしたんです。
いわゆる家庭内別居ですが、周りの人達は元の鞘に収まったと思っている様子だった。

そんな時に えり子の親の介護が必要になり、えり子は良い口実ができたと実家で生活するようにして、夫の待つ家には服を取りに行くだけになった。

すると夫がだんだんと元の口の悪い男に戻ってきたんです。
えり子はやはり駄目だ、介護もあるし離婚して実家に帰ろうと強く決心した。

ところが・・・
このタイミングで 不幸の神が舞い降りてきた。

夫が脳溢血で倒れて救急車で病院に運ばれたと一報が、、、

病院に行くと意識はなく危ない状態です。
夫に対して愛情はなくなっていても、この状況ではどうしようもない 。医師の話ではかなり危ないし、助かっても後遺症は残るという。


それから数ヶ月が経った 、、、

夫は一命を取り留めたが、脳と手足に障害が残ってしまった。

えり子は長年にわたり、夫とは別の仕事としていて、それなりに一人で生活していく経済力は持っている。

ここで悪魔になり、離婚を進めることができるだろうか・・
それとも、、、
可哀想という気持ちだけで残りの人生を使い切ることを選択できるだろうか、、、

もともと離婚する予定だったのだから、障害者となった夫を見捨てるのではないと、、、自分に言い聞かせることはできるだろうか❓

現実的には見捨てることだけに。 これはかなり難しい判断です。

さて、、、、えり子はどう判断するのか。。。