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アースクエスト BLOG

シーカヤック アースクエストのブログです。

上から眺める

2011-02-06 22:15:00 | セーフティー
 5日土曜日は、ツアーもなかったので娘と近くの崎山公園へ。
 しばらく遊んでいると、風がけっこう吹いてきました。
 高台から見る海の様子は、おもしろいですね。
 自分が漕いでいるイメージと重ね合わせて見ると、実際のツーリングにもいろいろ生かせると思います。
 冬場は、風が強くて漕げない日も多くなりがちですが、そんな日には海がよく見えるところに登って、空からの目線で海を見るのもおもしろいと思います。

 ↑女川港入り口の防波堤です。画面に向かって右側が女川港になります。知識のある方なら、灯台の色でどっちが港か分かります。また、防波堤の形でもどっちが外海(主に波がやってくる方向)かわかります。
 参考までに、出港する舟から見て右側が白灯台(緑の光)、左側が赤灯台(赤の光)になります。
 この写真では風が地形から受ける影響もわかりやすく写っています。写真では、右側(西)から風が吹いています。防波堤の切れ目のところに、風が吹き抜けていることを示す波が立っています。反対に、防波堤の左側(東)は防波堤が風を遮ってくれているので、風陰になっています。人工物なので、あらくはっきりと違いが分かりますが、自然海岸でも空からの目線で地形を見て、風陰を探しながら漕ぐことが結構あります。

 ↑女川港内ですれ違う船です。見ての通り、船は右側通行です。ぶつかりそうなコースですれ違うときは、右に曲がってお互いを躱します。カヤックの場合は、他の船舶の航行を妨げないように、他の船が来ない場所を選んで漕ぎます。他の船と交差しそうなところは、十分に安全を確認した上で、最短距離で通り抜けます。例えば、航路を横切るときは、直角に渡ったり、船が近くを通りそうなときは、近くのブイや浅いところで待機してやりすごしたりします。
 シーカヤックは、地上の自転車と似ています。試験を受けなくても乗れますが、海上の交通ルールを知らずに乗るのは非常に危険です。
 行き交う船を眺めながら、自分がどんなコースでそのエリアを安全に漕げるか、イメージトレーニングをするのも非常に有効でしょう。

たまには上から、海を眺めてイメトレしてみましょう。





霧笛の廃止

2010-04-01 20:45:00 | セーフティー
 海上保安庁の灯台の霧笛が廃止されました。知らなかったんですが、出島・四子の崎灯台の霧笛は本州最後の霧笛だったそうです。

 GPSやレーダーの発達が廃止の理由だそうですが、電子機器を今ひとつ信じ切れない私には複雑な心境です。確かに、今の時代、普通の船には必要のない信号なのかもしれませんが・・・・。

 霧の多い南三陸の風物詩がひとつ無くなりました。



地元紙の関連記事
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2010_04/i/100401i-muteki.html

118

2010-01-18 18:42:00 | セーフティー
うみの”もしも”は118番

 今日は118番の日。

 シーカヤッカーなら誰でも知っていると思いますが、携帯電話の通話可能な海上のエリアが広がった今、携帯電話を使った救助の要請はかなり現実的な命綱です。

 防水ケースに入れた携帯電話は、シーカヤッカーにとって最後の最後の砦になります。もちろん、誰でも救助されることを前提に海に出るわけではありませんが、いざというときの手段があるのは素晴らしいことです。



 ところで、”遭難信号”はご存じですか?

 救助を求めるための信号にも、国際的に認識された手段があります。

 知らない方は、この機会に「遭難信号」を検索して勉強しましょう。