アースクエスト BLOG

シーカヤック アースクエストのブログです。

8/4~8/7森海夏合宿

2016-08-13 04:51:00 | 野外教育
8/4~8/7は、気仙沼市唐桑のNPO法人「森は海の恋人」主催の森海夏合宿に、スタッフとして参加してきました。小学校4年生から中学生までが対象のキャンプです。

ベースキャンプには、大きなタープ。子ども達とスタッフは、それぞれ自分でテントを建てて、寝場所にします。


今回は、キッチン担当。3泊8食の食事を子ども達に作ってもらいます。


調理には、ガスも使いますが、焚き火も活用します。


ご飯は、薪ストーブと羽釜で炊きます。


着火や火の番も子ども達が行います。


初日の晩ご飯は、夏野菜のカレー。


キャンプ中は、周辺の自然を全身で体感してもらいます。


養殖筏で、生き物ことや環境についても学びます。


食事では、地域の伝統的な保存食、「だぶ漬け」(かつおの塩漬け)も食べます。


最終日は、カツオの捌き方の実演と、食物連鎖のお話。「森は海の恋人」理事長の畠山重篤さんの講義を受ける豪華さ。


キャンプに参加する子ども達は、「自分のことは自分でやる」時間がものすごく多くなります。待っていても、食事は出来ないし、片付けが終わらないと遊びにも行けません。
そして、刃物や火を扱えば、手を切ったりやけどしたりもします。
そんな経験が出来るキャンプが、子ども達にどんな効果をもたらすかは解りませんが、リピーターの多さからも、子ども達が楽しんでいることだけは間違いないでしょう。


☆☆お知らせ ツアー・スクールスケジュール☆☆
※シーカヤックツアー/スクール共に平日・1名様より随時開催いたします。お気軽にお問い合わせ下さい。

8月13日(土)~14日(日) 気仙沼大島シーカヤックキャンプツアー(気仙沼市)
 緑の真珠、気仙沼大島のとっておきの入り江でビーチキャンプ。


8月15日(月) カヤック ロール講習 御前浜(女川町)
 現場で使える、最強のセルフレスキュー。夏なら、ストレス少なく練習できます。ロールは、経験者の特別なテクニックではありません。段階を踏んで練習すれば、だれでも出来るようになる基本テクニックです。


8月16日(火) シーカヤック スキルアップ講習 御前浜(女川町)
 JSCAマスターパドラー検定、イントラ1検定の検定課目を題材にしたスキルアップ講習。ディープな漕ぎの技術の世界へ。理論的に覚えると、パドリングは驚くほどに上達していきます。


8月17日(水) 奥松島・宮戸島一周シーカヤックツアー(東松島市)
 奥松島のほとんどを巡るツアー。日本三大渓/嵯峨渓の洞窟巡り、難所のメカル崎、松島湾内の穏やかな景色を巡ります。


8月18日(木) カヤックスクール 松島海岸(松島町)
8月20日(土) カヤックスクール 御前浜(女川町)
 アースクエストのスクールは、シーカヤックはもちろん、フィッシングカヤック、シットオントップ、ファルトボート、レク艇など、全ての艇種に対応します。


8月21日(日) 出島初級シーカヤックツアー(女川町)
 ベーシックスクールの次は、初級ツアーへ!。
 ツーリングやカヤックに乗って、出島まで往復します。島でのランチは、気持ちの良い浜で。のんびりしたお昼休みが魅力です。


9月3日(土)~4日(日) 男鹿半島シーカヤック露天風呂キャンプツアー(男鹿市)
 温泉が湧き出る浜で、のんびりキャンプ。みんなでお風呂を作ります。


・お申し込み、お問い合わせ先
info@eqseakayak.com
090-9743-2077(担当 紺野)


ロケットストーブ製作ワークショップ

2016-06-14 19:38:00 | 野外教育
 先週10日は、OH!バンデスの取材対応で、ロケットストーブを作りました。

 宗さん持参のペール缶と、ホームセンターで売っている一斗缶で、野外調理用のロケットストーブを作りました。


 缶の側面に、煙突を通す穴を空けて、曲がり付きの煙突を入れます。写真手前は、断熱に使うパーライト。


 煙突を仕込んだら、耐熱アルミテープで固定します。このあと、断熱材を充填して、固定部を耐熱パテで再度カバーすれば完成です。製作時間は、約2時間。


 出来上がったロケットストーブで、豚汁を作りました。


 詳しくは、明日放送のOH!バンデスで!

☆☆お知らせ☆☆
6/17(金) 森のだいどころ>>ダッチオーブンをたっぷり楽しもう!
6/18(土)-19(日) 出島民宿ツアー>>伝説の民宿ツアー。海鮮三昧。
6/20(月) JSCAインストラクター検定カヤック1対応講習 松島
6/21(火) ベーシックスクール ※場所調整中
6/24(金)-26(日) 佐渡島3日間キャンプツアー
6/29(水)-30(木) 八森・深浦沿岸2daysツアー>>秘境!
7/2(土)-3(日) 十和田湖新緑ツアー>>神秘の湖、湖畔のキャンプ場泊。

お申し込み・お問い合わせ先
info@eqseakayak.com
022-343-6442



4/8-10NEALリーダー養成講習

2015-04-13 10:27:00 | 野外教育
 4/8~4/10は、NEALリーダーの養成講習。全国体験活動指導者認定委員会 自然体験活動部会という、非常に長い名前の団体が認定している、平たく言えば自然体験活動の中でも自然学校とか、自然の家でやっているようなことに関するベーシックな資格です。

元々は、自然体験活動推進協議会(CONE)の認定していた、CONEリーダーがベースで、現在は文科省青少年局がからんでややこしくナショナルスタンダードの資格にしようとしているようです。

 今回は、泉岳自然ふれあい館のスタッフや、一般参加の方合計7名が受講してくれました。

 NEALリーダー養成講習の相棒は、くりこま高原自然学校の塚原さん(つかちゃん)。この道のベテランです。現場の実務は得意でも、教育系の理論立てた説明や、こどもとの関わり方などは、あっとうてきに自然学校に実績があります。

 このコンビで講習を行うのは、4回目。今回は、上級資格(NEALインストラクター)を目指す方のOJTも並行開催してみました。

 講習は、座学と、


 体験的な実技と、実習を行います。基本知識はもちろん大事ですが、「現場力」を身につけるには、実践的な体験が欠かせません。


 3日間という限られた時間で、基礎的な自然体験活動の指導ができるように、一人一人の知識や技術を高めると共に、「現場で自分で考えて動く、失敗したら自分で改善して再チャレンジする」ことで、体験から学ぶことや、事前にトレーニングを行うことの重要性を理解してもらうことを重視しています。

-----実技・実習のダイジェスト------

 鉈と薪2本、マッチで火をおこします。安全上必要なこと以外は、何も教えず、一回につきマッチ一本でチャレンジ。失敗したら、原因を考えてやり方を修正して再チャレンジ。


 ペグが抜けにくい角度を検証中。マニュアルに書いてあることが絶対ではありません。保持力が強い角度が体験的に分かりました。


 テント設営も、場所や風向きを「考えて」行います。


 ロープワークも、やってみます。


 具合の悪い人への対応も、実践的に体験します。リーダーとはいえ、初動は自分で考えて自分の能力で対応しなければなりません。


 2回目の火熾し。全員着火までの所要時間が、1/6になりました。前回着火できなかった方も、無事に火が着きました。



 3日間の講習・認定試験を終えた皆さんが、「NEALリーダー」として活躍でできること、活動に今回の講習が少しでも役に立っていることを祈念しています。


☆☆NEALリーダー養成講習、随時開催可能です☆☆
※開催には、事務局への申請手続き、「ねらい」の設定とプログラムの作成が必要ですので、希望日の40日前にはご一報下さい。

 Click!!



三陸ウォーターワイズプロジェクト

2014-09-03 22:33:00 | 野外教育
8/19-8/21の3日間、志津川自然の家をベースにした三陸ウォーターワイズプロジェクトのキャンプへ。子どもたちを、海へ!

初日は、石巻うみさくらさんのシュノーケリングプログラム。アースクエストは、8/20と8/21の2日間、子どもたちのカヤックプログラムを担当しました。


 1日目。まずは基礎をしっかりレッスン。


 進む・曲がる・止まる・下がる・回すをしっかりと。講習が終わる頃には、集合もスムーズに。


 仕上げに、グループ対抗のカヤックレース。


 なかなかのフォワードストローク!


 午後は、竹島目指してツーリング。


 予定通り、風が強くなったのでUターン。自分で考えてカヤックを操作する。風の強い中、子どもたちは何を感じたのか?


 21日。竹島再挑戦。


 2日間で、確実にカヤックの操作が上達しています。
 

 オオセグロカモメの子ども。竹島到着!


 竹島を一周して、艇庫前へゴール。


 最後は、セルフレスキュー。自力で這い上がってもらいました。


 3日間の海辺での体験が、子どもたちにとってどうだったのか、非常に興味深いな-と思っております。



5/24~5/25 森海案内人養成講習

2013-06-11 06:04:00 | 野外教育
NPO法人 森は海の恋人 主催の、「森海案内人養成講習」に講師として参加しています。
月に一回、実践的な内容で野外の案内人を養成しています。

1回目の5/24~5/25は、「野外の基礎」ということで、テントサイトの設営や野外での食事作り、ロープワークや火つけ、ウェアや道具、天候などなどの実技&講習を2日間みっちり行いました。

 限られた道具で火を着ける。理屈だけでは無く、実践として。


 食事の支度や、テントの設営も全て参加者が行います。特に、食事は自炊が基本。メニューにも、コンセプトを持って、予算の範囲内で、つながりや演出を考えての設定や、プログラムの成果を大きく左右する「食事の段取り」についても、しっかり伝えていきました。

 夜も更けて、テントサイトに月が昇ってきました。


 森は海の恋人が行っている、環境教育プログラムの体験。


 観光資源を生み出すのも、生かすのも、人材ですね。牡蠣一つで、いろいろな話の展開が出来ます。防災もそうですがとにかく「ソフト」とそれを運用する「人」が重要です。


 ファーストエイドキットについて。森海ベースキャンプ用、市販のセット、私の携行用キットを比べて、目的に合わせたファーストエイドキットの内容を考えました。



 プロを目指す参加者の、真剣な取り組みが印象的でした。