アースクエスト BLOG

シーカヤック アースクエストのブログです。

10/18-19JSCA会員研修会キャンプツーリングの安全管理

2016-11-06 20:24:00 | 業界情報
10月18日~19日は、気仙沼市唐桑と岩手県山田町でJSCA会員研修会を開催しました。
まずは、リスクマネージメントの基礎的な部分を確認します。参加者にとって有意義な研修会になるように、内容を臨機応変に変えていきます。ちなみに、参加対象はJSCAんいインストラクター及び一般のパドラーです。


状況が複雑な海域に行った方が、講習効果が高い考えて、岩手県山田町に移動。キャンプ場にベースを作って、ワークショップの続き。


そして、翌日のツアー計画のための下見へ。「下見の際に確認することは?」質問に答えていき、現場での想定力を鍛えます。


19日。受講者をリーダーに、ツーリングに出ます。出艇場所、コース、出発時間などすべてを受講者がコントロールします。


go-nogoの判断をするポイントでは、いったん止まってディスカッションを行います。
「何を見て、何を考えて判断したのか」「この先の海、気象はどう変化するのか」
「今ここで、大きな地震が来たらどうするか?」とか。


漠然と漕ぐのではなく、常に周囲の状況を確認して、参加者の動きもよく観察して、判断材料を随時アップデートしながら漕いでいるか?


なぜそのコースを通ったのか。


休憩場所はどういった基準で決めるのか?また、休憩の間隔は??


なかなか大変な講習ですが、船越半島の雄大な景色に癒されました。


※写真協力 一滴 Paddle&Mountain Guide


☆☆お知らせ☆☆
☆直近のツアー予定
11/12(土)、13(日)リクエスト募集中!
  森のだいどころ(仙台市泉区)
11/19(土)~20(日) ブッシュクラフトキャンプ泉ヶ岳(変更可)
11/23(水祝) 森のだいどころ(仙台市泉区)
11/26(土)、27(日)リクエスト募集中!
12/3(土)~4(日) いずしま忘年会ツアー(女川町)民宿泊

☆ツアースケジュールは、下記でご確認ください。
http://eqseakayak.com/itemlist.html

☆SNS
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9月12日(月)~13日(火)JSCA会員研修会

2016-09-24 12:31:00 | 業界情報
 9月12日(月)~13日(火)の2日間は、日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)の会員研修会を開催してきました。

 会場は気仙沼市唐桑のNPO法人森は海の恋人の研究所前。駐車スペースと浮き桟橋をお借りしております。シットオン、タンデム、レク艇、シーカヤックそれぞれの一般的なレスキューの復習と、緊急時の対応がテーマです。


 バウの荷室に浸水~沈脱を想定した状況。バルクヘッドが破損したり、ハッチカバーを流失させたりと、可能性としてあり得る状況です。通常の手順では排水できないので、トレーニングが必要です。


 いろんな方向から、いろんな形で水抜きを試みます。そして、水抜きの方法を発見すると共に、その手順に習熟していきます。なんと言っても、器材整備の大切さを思い知る状況です。


 同様にスターン側でも練習。クレオパトラニードルと呼ばれる、竿立ち状態にもしてみました。念のためですが、FRP 艇は水没すると沈みます。トレーニング時は間違ってもバウスターン両側に同時に水を入れないでください。


 セミオープンコクピットのカヤックは、沈脱するとこんな感じです。このモデルは、スターンにバルクヘッドがあるので後ろ側が浮いてくれています。


 これも、どんな手順で水が抜けるか、検証していきます。


 前後にバルクヘッドが付いていれば、タンデム艇のレスキューもそんなに力は要りません。


 後半は、シーカヤックツアー時を想定して、様々な状況でのレスキューと、それに伴うボートコンロールを研修しました。


 今回の研修で再確認したことは、浮力体の重要さと日々のトレーニングの質を上げる大切さ(都合の良い状況では無く、最悪のケースを想定)。カヤックに関しては、デッキラインの有無がレスキューのしやすさを大きく左右しました。トグル並みの強度で取り付けられたデッキラインは、レスキューの際に非常に重宝します。

 JSCAの会員研修会は、インストラクターの有資格者だけで無く、一般の方の参加も可能です。次回の東北開催は、キャンプツーリングの安全管理をテーマに、気仙沼市で開催します。

☆☆お知らせ☆☆
アースクエストのツアー/スクールは平日・1名様より随時開催いたします。お気軽にお問い合わせください。
Mail:info@eqseakayak.com
Tel:090-9743-2077

ツアー・スクール開催予定(開催確定分)

9/25(日)御前湾・出島初級ツアー(女川町)
10/1(土)JSCA マスターパドラー検定会 中禅寺湖会場(栃木県日光市)
10/1(土)~2(日) 中禅寺湖キャンプツアー(栃木県日光市)
10/15(土) スクール 松島湾(松島町)
10/18(火)~19(水) JSCA会員研修会キャンプツーリングの安全管理(気仙沼市)
10/21(金) 森のだいどころ(仙台市泉区)
10/23(日) 森のだいどころ(仙台市泉区)
10/29(土)~30(日) 十和田湖紅葉ツアー コテージ泊(青森県十和田市)



2/24-2/26JSCA-Day

2015-03-14 08:30:00 | 業界情報
 だいぶ日にちが過ぎてしまいましたが、2/24~2/26は、JSCA-Dayに行ってきました。

 日本全国に散らばっている、JSCA(日本セーフティーカヌーイング協会)公認スクールの代表者が、年に一度、集まります。

 毎年毎年ディープな3日間なんですが、ざっと紹介いたします。

1日目
 ①代表者研修会
 公認スクールの代表者が集まって、マーケティング、プログラミング、セーフティーの項目ごとに情報交換を行います。様々な地域の事例や、顧客層、ものすごく貴重な情報が行き交います。

 ②部会ミーティング
 今後のJSCAをどうしていくのか?。正会員である公認スクールの代表者が、様々なテーマに別れて協会の行く先を考えます。色々な意見がでてきます。だいだい、お風呂の入れるリミットまで議論が続きます・・・・。


 ③夜の部
 多くの団体と同様、相当ディープな会話が行われます。検定化のあり方、コラボツアーの企画、協会の運営。みんな本気で協会運営に取り組んでいることを実感できる時間です。もちろん、たわいもない会話でも盛り上がります。

2日目
 ①JSCA 総会
 決算報告、予算案などの審議を行います。協会に関する重要事項は、総会の議決が必要です。


 ②会員研修会
 毎年、いろいろなテーマで研修が行われますが、今年はカヌー事業の事例と、数年ぶりの東京での開催でしたので、協会の顧問弁護士さんの講話です。
 内容は、非常にディープな安全に関する話。実際に起こった事故の対応の話など、改めて自分たちの業務は安全が第一なんだと、再確認できます。
 次いで、保険屋さんの講話。
 やはり、安全に関して、気が引き締まる内容です。カヌー事業者としての社会的な責任を担保するためにも、保険に関する知識は非常に重要です。

 ③部会ミーティング
 再びの部会ミーティング。テーマに関して、ある程度の結論を出していきます。

 ④懇親会
 再びの熱い夜。パドリング、安全管理、経営、コラボツアー、などなど、情報交換に花が咲きます。ちなみに、アースクエストでは粟島ツアーを、しーかやっくうみうしさん、コアアウトフィッターズさんと共同で行うことになりました。


3日目
 ①会員研修 安全委員会
 協会で昨年取り組んだ、WFA(Wilderness First Aid)について。カヌーシーンでの応急処置能力の向上のため、トレーニングの一つとして研修しました。

 ②会員研修 教育普及員会
 昨年より行われている、ベーシックインストラクター制度についての意見交換。

そして・・・・、全日程終了!
年に一度の睡眠不足な3日間。

そして、公認スクール委員会のメンバーは、臨時の委員会。


といった感じで、3日間を過ごしてきました。




JSCA会員研修会のご案内

2015-01-30 15:24:00 | 業界情報
 今日の仙台はすっかり雪景色です。

 日本セーフティーカヌーイング協会より、会員研修会の案内が届きました。

 2月24日(火)より、社会スポーツセンター(東京都多摩市)に於いて、日本セーフティーカヌーイング協会の、代表者研修会、総会、会員研修会が開催されいます。

 部会ミーティング、会員研修会については、広く会員の参加が可能です。

2月24日(火)

16:30〜17:30 部会ミーティング
 JSCAの今後を考える、部会ミーティング。様々な議題毎に、協会をどうしていくのか、会員同士で話し合います。
 主な議題:イベント、SUP、新プログラム、営業ツール

18:00〜20:00 懇親会
 

2月25日(水)
 9:00〜10:00 総会
10:30〜12:00 会員研修 早川顧問弁護士
12:00〜13:00 昼食
13:00〜14:00 会員研修 パドルスポーツ経営について 山口会長
14:00〜15:00 部会ミーティング
15:00〜17:00 会員研修 保険に関して オフィステラ町頭様
17:30〜18:30 部会ミーティング
18:30〜19:30 夕食
19:30〜      部会発表

2月26日(木)
 9:00〜10:00 会員研修 WFA JSCAでの取り組み 安全員会

 全国のJSCA会員の皆様、是非会場でお会いしましょう!!





JSCA関連3日間

2014-02-25 17:25:00 | 業界情報
 先週、2/17から2/21まで、JSCAの公認スクール代表者会議・代表者研修、JSCA総会、JSCA会員研修会に参加するため、北九州市門司少年自然の家に行ってきました。

 2/17は、移動日。夜の門司港駅。久々の終着駅。以前住んでいた女川の駅も、終着駅でした。線路の端っこマークが妙に懐かしかったです。


 JSCA公認スクールは、北海道から沖縄まで。前日入りの各公認スクールの代表者と、前夜祭。速くもヒートアップ気味です。全国の仲間達と過ごすのは、年に一度の楽しみでもあります。

 会場の門司少年自然の家は、間の前が海!裏山の柑橘系の木が、南国的な景色でしたが、2/17~2/19までは、冷たい風が吹いて結構寒かったです。

 初日は、公認スクール代表者会議。丸一日かけて、公認スクール間の情報共有と、JSCAをどうしていくのかを話し合います。


 海鮮バーベキューの交流会の後は、門司の夜景を見に。普通は高台から夜景を見ますが、このメンバーだと関門海峡の潮流を見に行きます。夜の関門海峡に集う怪しい集団・・・。


 それにしても、この狭い海峡を、大きな船がひっきりなしに通のは、とても迫力があります。


 翌日午前中は、昨年からの新制度、ベーシックインストラクターに関する研修会。昼休みに、パドルコーストのニューモデル、「zasa」のお披露目。
 大柄な初心者が、不安無く乗れる操作性の高いツーリング艇です。


 スターンのキールには、キールガードが。直進製を高める働きもあります。


 施設のカヤックも見学しました。3人乗りのシットオン。


午後は、JSCA総会。来年度に向けて動き出します!


 3日目。救急法の会員研修(JSCA CPR指導員研修)で、3日間にわたる研修・会議が終わりました。終わった後は・・・、
 パドルコーストのニューモデル、zasaの試乗会。しーかやっくうみうしのO氏とgood out doorD氏。この体格差でも乗れちゃうカヤック!!

 大柄な方は、重心が高いので、なかなか手頃に乗れるカヤックがありません。欧米の遠征モデルなど、大きなカヤックは、取り回しが難しく、小回りのきく船は安定性が・・。でも、このモデルなら幅広い体格の方がカヤックの基礎を覚えるのに丁度良さそうでした。


 にこにこしながら見守るJSCA公認スクールの皆さま。新しいカヤックを見ると、うれしくなりますね。


 続いて、うみうしのO氏。


 試乗したお二人の、貴重なインプレッションを聞いて、試乗会も終了。私は飛行機の関係でもう一泊。それにしても、ニューzasa、レンタル用にほしいなぁ。

 翌日朝、ホスト役のカヌースクール九州N氏に、あらためて関門海峡に連れて行ってもらいました。潮が流れる景色ともお別れです。 


 ついでに、海底トンネル(人道)も見学。あるいて山口県へ行けちゃいます。


 今回は、往復ともピーチで関空乗り継ぎ。久々に、「空」も楽しめました。初エアバス。


 ☆お知らせ☆
 明日、2/26は、シーカヤックセミナー、「リスクマネジメントⅡ」を開催します。
 ツーリング中のトラブルに、どう対応していくか、シミュレーションで検証していきます。当日の受付もしておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。