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アースクエスト BLOG

シーカヤック アースクエストのブログです。

MFAチャイルドケア+

2013-03-26 08:59:00 | セーフティー
子ども・幼児への対応をメインにした救急法講習を開催します。
主催は、森のようちえん虹の森です。
詳しくは→こちら



普段、子どもと接することの多い方にオススメの講習です。
もちろん、お母さんにもおすすめします。

子どもは、大人のミニチュアではありません。子どもには、大人とは違う応急処置が必要な場合があります。正しい知識と手当の技術を身につけましょう!!!

いろいろな講習を受けていますが、MFAは、非常に良く出来た救急法講習のプログラムです。
MFAジャパン




ロールの研究

2012-11-10 08:11:00 | セーフティー
大学の体育が行っているロールの研究(動作解析)のお手伝いをしています。
昨晩は,震災以来初のお手伝い。

↓時間をもらって,私のトレーニング。


プールでのロールの練習は,塩素のにおいが鼻につきますが,目をつぶって,鼻から息を出しながらやれば快適です。ゴーグルとか鼻栓をつけるのも良いですね。

研究では,初心者がほとんどアドバイスを受けない状況で,どうやってロールができるようになっていくのかを記録したりしています。

けっこう,おもしろいんですが,職業病でつい口を出したくなってしまいます。

いろんな視点でロールを見ると,今後のレッスンに活かせることがたくさん見えてきます。



ロールの肝はどこにあるのか。
科学の目がどこまで迫れるのか,非常に楽しみです。

11/7冷水負荷試験

2012-11-08 08:54:00 | セーフティー
皆様へ
石巻専修大学で,水中での低体温症の試験を行っています。

内容は冷水(15℃予定)に肩まで浸かり,直腸温が1度低下するまでの生理反応を見る試験です.
試験は準備時間等を含めて120分程度です.

実施場所は石巻専修大学です.
試験可能な時間帯は下記の通りです.
月曜日夕方5時以降
火曜日夕方5時以降
水曜日午後1時以降
木曜日終日
土曜日,日曜日終日

興味のある方は,アースクエストまでご一報下さい!

と,言うわけで行ってきました。

久々の石巻専修大学。
到着してからは,まず,各種センサーの取り付けです。



そして,鏡に映った星の形を鉛筆でなぞって,そのタイムを図ります。
さらに,握力を図って,いざ冷水へ。



コア体温が一度低下するか,30分経過するまで,心電図や直腸温,体表温,筋肉の運動などのデータをとります。15℃の水に入るのは,思い切りが必要です。入った直後は若干呼吸がしづらくなりますが,5分ほどで呼吸も安定して,体も冷水になれていきます。まぁ,慣れても寒いんですけど。水中での姿勢は,脇と股間をぎゅっと閉めて,腕を組んで太い血管をなるべく水にさらさないようにしました。イメージは,漂流時の保温姿勢です。私の場合は,自前の保温層が効果を発揮して,30分経過後の体温低下が0.1℃でした。とにかく寒いんですが,幸い凍えることはなく,無事試験終了となりました。
体脂肪が少ない方だと,15分ほどでコア体温が1℃低下して,震えがすごいそうです。

 せっかく,センサーを付けたので,もっと低い水温に浸かってみることにしました。(私の希望です。)水槽に氷を大量に入れて,水温を10℃以下に下げてもらいました。



 温度が下がったところで,入水です・・・。

 痛い・・・・。足先が,腕が,体の末端がしびれるように痛みます。呼吸もなかなか整わず,水の中で動きがとりにくい状態になりました。

 足をぎゅっと閉じて,脇を締めて,両手を組んで,体温の喪失を防ごうとがんばりますが,足先がしびれてきて,5分ちょっとでギブアップ。

 低水温季のパドリングでは,体の末端をいかに冷えから守るかが,万が一の沈脱時に大事になると思いました。そして,水温が低いときは,唯一,ロールがセルフレスキューの手段として有効だなと,改めて思いました。凍える手先足先で,馬乗りとか,パドルフロートとか,相当難しいと感じました。


↑水温10度は,動く余裕が全くありません・・・。体の末端がしびれるように痛みます。

 この試験は,12月末まで随時行うそうです。自分が低水温の中でどうなるのかを知ることは,万が一へのイメージをより現実的なものにしてくれます。自分が冷水中でどれぐらい生きられるのか?是非体感してみて下さい。
 よりたくさんのデータが集まることで,水中での低体温症の研究が進み,適切なウェアや生き延びる技術の向上に役立ちます。皆様のご協力を是非お願いいたします。

 興味がある方は,アースクエストまでご一報下さい。よろしくお願いいたします。

竜巻?

2011-09-23 17:30:00 | セーフティー

9/15日のツアーで見えた竜巻?のような雲。
カメラの性能の限界で、あんまり大きく写せませんでしたが、うねりのトップから見ると、雲の下の海面近くは白く煙っていました。
直ぐに携帯を取り出して、竜巻情報をチェック。
針路を最寄りの上陸可能地点へ向けました。
竜巻情報はこのときは出ていませんでしたが、数時間後には竜巻情報が出ていました。

この雲は、次第に西に動いていって、10分ぐらいで消えました。

海の上で竜巻が迫ってくることを考えるとぞっとしますね。