今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

もう2度とやらぬ(何色もの)牛乳パックチラシ。

2021年03月22日 | グルメ
以前、幕末の頃の薩摩に準ずる山菜チラシ富山の押せ寿司みたいなものを作った事があったが・・・
1度牛乳パックで押しずしを作ってみたいなと、キレイにした牛乳パックの長い面を1面だけ切り取る。

錦糸卵、しまった!!調子に乗って全部切ってしまった、上に敷く模様に薄く平たく使おうと思っていたのに・・・そうすれば(練習だから)上に置く刺身の種類を→薄焼き卵で代用出来たのに
(錦糸卵の裁断って超細い方がいいのだろうか?それともやや太さがあった方がいいのか、好みが分かれる所かもな)

椎茸を砂糖とヅケのタレ(、後で砂糖を足せば甘さの調整も出来るから「近年は」酒と醤油を同量にして煮切るだけにしている)で薄めに煮て、

煮汁と分けて冷ましておく。
置いておくと冷める過程で濃くなるし

1日でやってもよかったが、料理で疲れたくもないので、ここまで前日にやっておいたんだ。
酢飯を作ってタッパに入れて(危なそうな時期だったら野菜室)おいても作成当日、早い。

ラップを敷くのが、又、大変・・・

特に奥側が・・・

流石にテープで止める必要はないがキッチリとね・・・

刺身を概ね四角く切って
前日のヅケマグロの余り
量販店で安く売られていた鮪の刺身(←薬剤は使っていない、最近〇エツので刺身なのに薬剤タップリってのが増えてきたから)
サーモン少々(←刺身系がほぼ売り切れていたので、市販のサーモン丼を分解、酢飯も足りなかったので丁度使えるかな?って)

模様が交互になるように並べていく
(これが面倒だ、遊びで手間取っている間に、刺身がどんどん劣化をしていくし)
先に核となる模様を置いてしまう方が早いみたい・・・

余った切れ端は賽の目に細かく刻んで

味が無いので酢・塩・醤油少々を絡めてシメておく

酢飯を3等分

1つには椎茸と錦糸卵を少し残してサックリと混ぜるどのチラシでもこれが大事)。

1つには酢でシメた賽の目に切った刺身の端っこばと、紅生姜(←梅酢ではないので赤くはないが)

1つは大葉をきざんだもの。
(よく動画とか画像ではアボカドを使って緑の酢飯おぼろでピンクに色付けをした酢飯が紹介される事が多いが、甘ったるくなるしピンクはやらないとしても、ワザワザこれの為にアボカドを買いに行きたくないし折角寿司なんだから洋風にもしたくはなかったから大葉にした)
食べ物に対し色で遊ぶつもりは無いし、完全に真緑である必要も無い、大葉の効果効能も期待をしたいし。

刺身で模様を敷いたモノの上に、大葉酢飯をしき

大葉酢飯を挟むように魚の切り身を混ぜ込んだ酢飯を敷いて
(味見をしたら魚の酢が足りなかったので、少し酢をふった)

最後の段に椎茸の煮物と錦糸卵を混ぜ込んだ酢飯を詰めラップをする。

横もキッチリ抑えて、ラップを敷いた上に切りとった辺を乗せ

(机から先端をはみ出させたら)輪ゴムで左右止め

乾かないようにビニール袋へ入れたら重石をし

冷蔵庫で1時間以上~1晩休ませる
結局、重石はペットボトルにした。
寿司って、「なれずし」が基本だった為、握りと違って押しずし類は少し置いた方が、こなれて美味しい!!

今回時間が無かったので1時間で冷蔵庫から出して、ひっくり返して取り出す。
(ここで底のラップを取ってしまえばよかったのかなぁ~・・・

包丁を濡らしながら切り分け

底を剥がすように・・・(ムズい・・・3段だし混ぜた具が多いから1時間じゃ足りなかったか)

皿に盛って、上に余らせておいた椎茸の煮物と錦糸卵とイクラモドキをちょこっと乗せ

完成。

美味しいのだけれど、なんて手間がかかったのだろう・・・
(写真を撮りながらだから、余計に疲れた・・・)
模様の刺身にはヅケ以外味が付いていないので、好みで山葵を添え、塗りながら食べても良いが

今回ばかりは山葵をチョビっと塗って食べると全部が山葵の味に引っ張られ過ぎてしまいそれぞれ「絶妙に」きわ立っていた具材そのものの味が、それぞれ印象が薄まっていく感じ。
私は今回は無しでいいかな。

余ったモノを又ビニールで包み、翌日食べたら、シッカリと全体がこなれていて、更に超美味しくなっていたので

やはりこれも押しずし・なれずしの概念に触れるものとして、少し置いて一体感を固めていった方がいいのかも。

それにしても面倒だったし、

ラップも無駄に使うからあまりエコではない為、地球にも優しくはないのかもな~
色々学べたが、やっぱり食べ物で遊ぶべきではなかった・・・と改めて痛感。
(トホホ・・・)

個人的なポイントは、3等分にしたご飯の1つの大葉をきざんだ酢飯に隣接をしている部分は必ず刺身系がきているということかな・・・
刺身に対し大葉が薬味の効果になるよう気を使ってみた)
それが今回の成果。

牛乳パックを長いまま使わず半分ぐらいの短さで詰めて小さく作ってもよかった・・・
(どうしても1本作ってみたくて、まだ慣れていないなあ~)




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