今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

ピッツアの練習。

2015年11月17日 | 今日の料理
ピザを昔から食べさせてもらえなかったのね、貧乏自慢じゃなくてリアルに。「あのチラシは頼むもんじゃない!!、見るもんだ」って(値段が付いていて、そんなことあるかーい!!?って思っていたけれど、言うのも大人気ないし、確かに高いなって。)、で、そこから自分で作る事を覚えたんだけど、まだネットが無かった頃の自分と、TVのCMで流れていたカリッと的な表現がピザだと思っていて、10代から社会には出ていたんだけど、ネクタイをした初めての給料でピザを宅配してもらったけれど、自分でもよく解らなくて、その時入ってきたチラシがナポリピッツァで、それを頼んでしまって、あれ?友達の家で食べたピザと違う。なんか周りが焦げていて、カリっじゃなくて、フワッモチモチっとしている、?変だな?と思いながら、ちょっと期待ハズレの感覚に、そのまま仕事の忙しさを理由に、記憶の外に追いってしまった。
(ネクタイの仕事をした時に、これでもう料理で苦しむ事は無いんだと、研修地の港で1人ボーッと中学3年生が吸うタバコ「セッター」に手を出して、ウメーなって。やっぱ子供はタバコでも美味い不味いが解るのかな?って、ま、それが現実だ。煙を肺に入れる意味が解らなかったからふかす程度だったと思うけれどね、当時は、産学官連携で外部からの血や経験が混じっていて、喫煙処で情報交換はワリと仕事に有意義だった。家賃と人件費を払う側という考えの方がなんかシックリ道理に適う気がして、そういう人達とは気があったな、実力だけで上に上がっていった人達が多かったし、そういう人達は固まったし、働かないそうでない人達も又別の所で固まった。結局1年も吸わなかったな。)

その後、六本木や青山・渋谷方面・地域の地産地消で美味しい赤木山の中腹で食べたピッツァ(やはり、野菜の新鮮さとか、アルんだよな~、都会じゃ絶対に再現出来ない、底力の凄さは、もう出している土台とかベースが違うというか。価値観が変わる)とかもそんな沢山じゃないけれど食べて、こういうモノがピッツァというモノかと知った。
デリバリーのモノはデリバリーとしてピザというモノを知るキッカケにはなったんだろうけれどね。
(麺棒で伸ばすタイプのローマピザはそれはそれでスナック感覚として良いと思うし。)

ま、それいいや、

今回久しぶりに、レシピ通りの分量でやってみる事にした、独学でやっていると知らず知らずと何かがズレて、スランプに陥る(水滴1つでもそれが100回続けば味も出来栄えも変わってくるってもんだ、でも毎日ちょっとづつ変わって=ズレて=きたものだから、間違いの場所に気付かない)、それを1回全部ぶっ壊す必要があるんだ。
その上で、失敗も経験として積み上げて、少しづつ上昇していくのが、自分には大切かな?って。

粉や水・イーストを計量して

中央を窪ませて混ぜ(いらないんだろうな、こんな写真)

塊にし、(最初、え、こんなユルくて大丈夫?と思いながらも、中華のウーウェンさんの技術を応用しながらやるとボールの周りもキレイになる。

寝かせ

適当な長さにして、ヘラとかで切る。

手で丸めたモノを台でのばしていく、

空気を向こう側へ、

裏返して同じように、

同じ厚みで拡がったら、側面を持って伸ばす

手に折りたたんで(?)

90度回転。(これを繰り返す)

また横を伸ばす

右手はそえて、優しく抑える感じ。(本当は縦に)

持って伸ばす時は、空気が入った縁を持たない事。

だんだん丸くなってくる。(する・・・中央、ヤブれ易いので注意)

うちの鉄板では大体、この大きさで。

具を何にするかな~、これを作る前に考えるのが楽しい!!

①今回はシーフードミックス(シーフードはトマトベースの場合刻んだ方が良いのと、デリバリーピザのようにジェノベーゼソースやマヨが確かに合うわ、デリバリーピザも日本人だからこそ受け入れられるハズ)

②ボイルした胸肉とボイルしたブロッコリー(基本、食材の余り、うちはボイルして、自分で塩・コショウ・ワサビ・醤油を付けて食べるのが多いから。国・人種・地域・人それぞれ、味覚のポイントは違うから。全く同じなんてクローンでも有り得ん。w)

③カジキの半額だったモノを冷凍しておいたモノが、やはり冷凍臭が付く前に使わなければならないので、トマトジュースとアーリオオーリオで煮込んで、自家製ツナにした。(カジキだってマグロだ。ただちょっと贅沢なだけで。鍋に入れて、酢と醤油、又は塩・コショウあればライムで食べると美味しいんだぜ?)

なんでも、合うんだ♪

※モッツラァレラが無いので(高いので)、スライスチーズを千切ったり、冷凍しておいた粉チーズをかけたり。
(こんなにチーズいらなかったな)
因みに水牛のブファラは熱を通さないカプレーゼのようにそのまま食べる方に向き、牛の乳から作る(両方とも牛じゃん!!)のデュ・バッカは加熱に向くという、だから高級店でも両方あるんだな。


本当に膨らむかな~、

お、お、周りが、

カジキめっちゃウマイ。(マリナーラにしようか迷ったのだけれど、塩辛いの嫌いだし、チーズ好きなのでチーズの塩気を考えてソースを味付けしてあるから。)

ピザカッターが無いな、ハサミでイッカ?

良い感じ?(チーズ有り・無し・オリーブオイルかけて焼くとか、かけないで焼くとか色々)

何度も練習、

うん、まあまあか、(ちょっとでも焼き過ぎると煎餅になる。)

今回は実験なので「うちのオーブン(古いから温度が低めなんだ)」の焼き加減も見る為に何度も。

鳥胸肉とブロッコリーも合う。(おそらくモモ肉だとシツコイ)

うちのオーブンだと7分~8分ジャストが良いみたい。

普段、マルゲリータしか食べないから1度やってみたかったビスマルクも。(野菜だけにしたので、チーズを増やしてコクのバランスを取ってみた。)

もう少し、温度が高ければ、お、黄身がウマソー

えも言われぬ美味さ。

よく昔病院に居た小麦粉アレルギーの子供に何か作ってあげたいと思った。
(焼きオニギリのチーズみたいなモノが頭に浮んだ)

自分が蕎麦アレルギーで、食べると死んでしまうから。
それを職場で上司が強要するとか、どんだけレベル低いんだよ?と思ったけれど。





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