今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

トマトの串焼き&白ワイン

2015年11月17日 | グルメ
ワインは正直言うと(発酵させて造る)醸造酒だからそんなに得意じゃないんだけれど
(スパークリングは飲み易いと思う、原産地呼称が付いているCava(Do)もそんなに飲んだ事はないけれど。)、
先日、そろそろ炭酸がキツクなってきたので白ワインに、野菜の串が合う出来事に出くわした。

トマトを焼いたモノなんて、English・Breakfast(イングリッシュ・ブレックファースト)ぐらいしか知らないし、焼くと酸味が強くなる、アタック感が強くなる、猫舌にはツラいと、シッカリとした食事としては大嫌いだったのだが、これが、白ワインの肴となると合う!!ということにこんなにも驚かされるとは。


とりあえず、いろんなレシピがあるので、
①最初に軽く塩を振って焼いてオリーブオイルをかける串1本
        と
②そのまま焼いて、痕から塩・ブラックペッパー少々を乗せた1本
③そのまま焼いて、何も乗せないで、ただトマトのダシ(←トマトにはダシがある)だけで食す1本

の3種類の串を試してみる。焼き台を使わないで、網で焼くと手元の所が焦げるんだよな~(下手すると、焦げて燃え落ちてしまう。)
なので、火を少し中火よりやや弱に弱めて、網を右に寄せ、手をかざして(火傷しないようにね、しないと思うけれど)、熱が一番最後の串のどこら辺まで当っているか?
温度を手で見る癖を付けると焼き物は上手になるだろう。

☆今回は、ちょっと楽しみたくて、色付きのフルーツトマトもMIXになったミニトマトを買ってきた(高い!!から、少ししか入っていない)、でも糖度が高いから焼かないでそのまま食べたら美味しいのなんのって。

ハイ、注~目、焼き加減は

私は、野菜類に下記の様なシワが薄皮に入った時点で、ベストに水分を組織に残せるのではないか?と思われる。

(焼く時だけだけれど)


で、味なんだけれど、オリーブオイルをかけて(注:本当はオリーブオイルを塗って焼くのも試したかったのだが、カス台の噴出孔がホンの少しでも詰まると嫌なのでやらなかった、焼き台を買ったら試すだろう)。
①先に塩をふった串は、モロに自分の個性が出てしまうから、万人向きでは無いなと、
②後から塩をふった串は、塩で酸味が強く感じられたので失格

ブラックペッパーも後乗せはダメ。

③何も付けないでトマトのダシとオリーブオイルだけの串は、本当に自然の味がした。おそらくこれに敵うモノはない。

①と②もマズくは無いんだよ、ただ、素材そのものの味にはどんなモノも敵わないんだ。


トマトを1個、半噛みして、白ワインを一口、口の中が一気に森の様な、自分がグリーンサラダの中に在るようなイメージに包まれていく。
無添加の安い白ワインと、急遽100均のグラスでも良いじゃないか、人生は自分が決める!!










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