今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

油の温度計を取り付ける、&手割りしたフライドポテト。

2018年02月03日 | 調理器具
揚げ物を揚げるのに、本当に自分の感覚が正しいか?、発火してからでは遅いので、敢えて自分の勘を疑って
(勘とか運命とか運とかは信じない事にしている、勘なんて長く続けていると絶対にズレてくるものだもの、常に確認して修正していく中で微調整出来る様に成長するものだもの、天才じゃないんだから一足飛びには、アインシュタインによると「99%の努力」が必要らしいし)、

温度計を鍋に取り付けられるものを手に入れた。
鍋に取り付けられる温度計も欲しかったが、高くて買えなかった、高過ぎて最初から選択肢に入らないんだ。
かといって、安い温度計で大丈夫か?少し不安だが
※どうもうちの温度計は・・・鈍い気がするんだよね、150度~160度で180度ぐらいありそうな。。。
それでも他のは高いからこれを使うしかないのだが。

クリップを平行にしてこうやって温度計を差し込んで取り付けるのか。

鍋の縁に取り付ける。

温度計は鍋に接しないように

※これを取り付けると、発火した時のタオルが掛けヅライな。。。
ま、発火を防ぐ為の温度計だけれど

今回は趣の違うフライドポテトをと、茹でたじゃがいもを半分に手で割る。
このギザギザに手で割る事が重要なんだ!!

なんとなくだけれど、1度両指で押してから、90度向きを変えると半分に割り易い。
強要はしないけれど、自分はそう思う。

いつもの計り方で菜箸から出る泡を見てみる。
自分は油が発火しても嫌なので、いつも2段階近く下の温度に目標を持っていっているので今回、180度が規定だから-マイナス20度として、写真撮影の為に少し早目に箸を入れているから150度ぐらいかな?と予想。

さて温度は?・・・130度か~、全然ダメだね、でも安全だけれど。

逆に180度は?・・・

こんなに箸先に泡が出るのか。。。

そのまま、加熱していると一気に温度が上がっていくので、火を切って、

ジャガイモを投入するのだが、ジャガイモの塊が大きくて重いので、手で放り込むとハネて危ないから、穴あきお玉で投入すると確実。

火を切ったままタイマーで4分~5分ぐらい

火を切っているとはいえ、水分の蒸発で熱が上がる可能性もなくはないので目は離さない。

温度が下がり過ぎたので(別にずっと180度をキープしなくても良いが、120度とかに近付いたら流石にね・・・)、最後に少し火を点けて、

まあ、140度~150度ぐらいで揚げれば良いんじゃね?無理に危険を冒して180度にして、油の量が少ないから発火しても困るし
鍋の質や油の量でも発火温度や発火までの時間は変わってくるし
最初の時点で結構、カリっと固まっていたから、そのまま固まれば・・・

揚がったら熱いうちに塩をふって、軽く混ぜておく。
機械やAI・道具では出来ない、この手で割ったこの不規則的な割り口が、独特のカリっと感を醸し出している
因みに、かなりの美味しさだった

ジャガイモが余っていたので、もう1回練習。

2度目は中々泡が出ない、油の中の酸素が減ったのか?、油のコシ(←フレンチによると油にはコシというものがあるらしい)が無くなったからか?

まあ、量も少なかったが、やはり180度だと揚げ過ぎるような・・・
(↓色が違うでしょ?

それとも=やはりうちの温度計は鈍いから、本当は180度に達っしているのだけれど、目に見える水銀の高さは低く出ているのだろうか?=だとしたらかなり危ない。

前々から、手で持って測定しても、ヤケに温度計と自分が揚げてきた温度に差がどうしてもあるような気がして。
最初に計測した時、20度の誤差だったから、もしかしたら~15度ぐらいの誤差はあるのかも?

更にもう1回練習。

細かい泡は出ているが、泡の出る速度にも注目したいな。

何度目かの油だと、火を消しても目盛りではグングン上がっていってしまう。

やはり温度計だけでは、心許無いな。頼り過ぎるのはキケン。
(あれば便利だけれど、道具に頼り過ぎは・・・)

まあ、温度計に頼り過ぎて、温度計が無ければ揚げられないようでは、温度計を使っていない店や場所では即戦力にはならないし、もし温度計が壊れていた時油の量が少ないとか、何かがおかしいと、発火温度に気付かないものなー

危ないから焦る必要はないけれど、(一生の)課題。

温度計を取り付ける器具はきちんと洗いましょう、油がこびり付いて、ある日突然引火する可能性も、何十年と油をこびり付かせ続ければ、なくは無い。

発火と引火は違うから!




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