今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

チャーシュー麺を作った。

2016年10月30日 | 素材
ラーメンはあまり好きじゃないんだが、チャーシューには憧れがある。
(麺半分とか、麺無しで、スープに浸ったチャーシューと野菜を好きな分だけ白飯にのっけて少しづつ食べたい)

豚のバラ肉が究極に安く売っていたので手に入れたが、安いワリにはやはり訳があるワケで、脂の部分がこれでもか?と多い、そっか、それでラーメン屋さんは肉と脂の配分が良いお肉にコダワるのね。ま。でも、良い部分もあるし、売り物でもないから作っちゃえ。

先ずは茹でる。

2時間ぐらい(ある程度煮えたら余熱でもよかったかな?まあ、ほぼ最初なので)。

店で使っていた焼き鳥のタレが余っていたので、それに漬けてみる(香草を入れていないのでそんなに香草臭くないし)。

本来煮立てる人もいるのだが(冷める過程で肉に味が染み込む)、この焼き鳥のタレ、煮詰めると甘辛過ぎるので、「今回は」そのまま。

まだ、漬いていないけれど、我慢出来なくて、

でも脂身ばっか、1回で全部食べられなかった。

チャーシューを漬けている間、日数があるので(煮立てない場合は最低でも1晩ぐらいか?)、折角だからラーメンの作り方も勉強しよう(好きではないんだよ、麺食自体、やっぱり米がないと)

翌日とかチャーシューをボイルしたスープから、冷えて固まったラードを取り出して、保存用の油脂にする。
(チャーハンとか野菜炒めにサラダ油の代わりに少量でまかなえたり、クラシカルなイギリス料理のパイ生地作りに使う、大昔のパイ生地はバターだけだと庶民の生活を苦しめるので、ラードを混ぜたりしていた、パイ生地自体を炭鉱や畑に捨てて、中身の肉とか野菜だけを食べるものだったし・・・おかずをポケットに入れる為の容れ物代わりで、それが美味しいから食べるようになったという)。

超澄んだスープは腐らないように毎日火は入れる。


麺も練習。日本式だと塩を入れる。北京の家庭料理だとそのまま入れないでササっと作ることが多いらしい。

伸ばした生地には片栗粉を(生地はフィットチーネとかパスタの生地の要領で打ち粉をして重ね、片側だけ切って長めに)。

製麺ローラーの裁断機にかける時にくっつく場合は、片栗粉を少し塗るとくっ付かなくて良い(かけ過ぎるとスベり過ぎる気が)。

久しぶりに作ったが、なんとか出来た。

保存の仕方を勉強、蒸れ過ぎないようにタオルを敷く場合と、乾き過ぎないようにキッチンペーパーを敷いてタッパに入れる場合を比較。

ま、いずれにせよ、少し置いて乾かした方がイタリアンのパスタもそうだが、コシが出る(熟成麺ってやつか)

醤油とみりん(同量だったかな~?、甘いのがキライだから2:1か3:1だったかな~)を煮立ててタレを作って必ず1晩以上、寝かす

丼に盛って、ここでインチキ、ダシの元を入れてカップラーメン風に(本来なら↑上記の時点でキチンとダシを取って混ぜるのだが、どうしてもラーメンに思い入れが無くて、昔の子供の頃の「麺をすする練習」を強く強要された記憶があるというか)。あ、ラーメンのタレになった。

◎因みに丼にタレを入れる時点でネギを入れてしまう作り方もある。

この方が本格的な感じがして個人的に作っていて楽しい

チャーシューを切り、具材を用意しておいて、

麺を茹でている間(乾かす時間によって多少は変わるが2分半~3分ぐらいかな?水餃子のように色が変わる瞬間、でも自分は手が遅いのでそれより早く、硬めが好きだし)、

温めたスープを張り、

茹で上がった麺(と麺の茹で上がり直前に入れたモヤシ)のお湯を切り、スープに泳がしたら、自分のこの簡易なラーメンの場合はチャーシューを漬け込んだ焼き鳥のタレをかけるとより甘味とコクがプラスされラーメンっぽくなった。

ある材料で、1回目はこんな感じ。

2回目

3回目

4回目

オマケの「唐揚げの余りを乗せて手羽ラーメン風に」

チャーシュー分厚くや、マシマシも自分の好みで自由自在。

やはり、タレを煮立てないと漬きが悪いので、次回は煮立ててみよう。

写真を撮っている間に伸びてしまった。









コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 備忘録、味噌作り。 | トップ | 無化調の味噌ラーメンを作った。 »
最新の画像もっと見る

素材」カテゴリの最新記事