今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

様々な肉の串。と初の蝦夷鮑

2015年11月17日 | 素材
各地の地元食材を使ったフェスティバルが開催されていたので勉強の為に行ってみる事にした。
(価格が100円高いよ~と、これじゃあ、ハシゴをしないから経済が回らないと、先に泣きそうになったが)

こういう所では、出来れば創作料理をあまり食べない事にしている。
先ず、素材ありきだ。
創作料理は、作る人によって、味が変わってしまい、そのイメージが付いてしまう。
それよりも、勉強の為には、素材そのままで味わえるものを択んでいくと感動に出会える。

鹿肉の串焼き

初めての鹿肉で、前からジビエを食べたかったのだけれど、何故か食べる機会が無くて、今回が缶詰やレトルト以外では初の鹿肉。
感想は~、

・羊と牛の中間で、少し上品というかLightな感じ。

・野趣溢れる ←羊ー鹿ー牛→ 文明開化

みたいな感じで、美味しい、悪くない、ステーキとかにしてみたい。


馬刺しの串焼き

う~ん、馬刺しが好きなだけに、なんか勿体無いような。
(凄くヘルシーな感じ)
でも、自分の焼き鳥(とん)のタレで食べてみたい。
炭火って、コストもかかるし、お店でもお客様が来続ける訳ではないからずっと火力を強くしておく訳にはいかないんだけれど、(勿論火種は残しておくが)、やはり炭火で焼く事は、電気やガスで焼くよりも断然に楽しいんだ。

電気は、失敗しヅライけれど火力が弱い分、水分が飛んでしまうし、20年以上も前から木炭の形をしていて炭の模型が赤く光る電気式の焼き台というのがあるから注意をしなければならない(←よく、開発したな~そんなの、そこまでこだわるなら、炭で良いだろうに)。

ガスは、上手な人が焼けば、下手な人が炭で焼くよりは美味しい。

で、今回驚いたのが、お客様が来ない時は火力を小さくしておいて(勿論火種は残しておくが)、ドライヤーで空気を送り込むことによって、火力を一気に上げる技を見た瞬間だった。
そんな技あんのかよ~?って(笑)。
実際火力を強くする時は空気を流し込んで対流を起すのだが、ドライヤーでも、対流が起きて、火がみるみる上がってきていた。
人間っていろいろ考えるな~って。。。


そして人生初、焼き蝦夷鮑

貧乏なので、普通のアワビを食べるには清水の舞台から飛び降りる覚悟で、その覚悟が無かったのだけれど、違う、今まで食べてきたチリアワビとは全然柔らかさが違う。
どっかの海岸で食べたアワビよりも柔らかい。
サザエの柔らかいモノという感じ(?)というと語弊があるが、解り易く言うと。
もっと詳しく言うと、
肝は赤のイメージで
身は白のイメージ
全体では深い青(群青色のもっと暗い深い海のような色)のイメージ

だった。

数百円なら、人生の中でもっと食べれば良かった。
でも、契約で騙された時とか、昼飯を食べたフリとかしていた時期は、その数百円で何食も食べられたんだよな、あの時の味も絶対忘れないようにしないと。
(いつか足をすくわれる。)
贅沢は、これはこれとして、生活の質を上げ過ぎないようにしないと。
日常食べられるのは、海女さんや、猟師さんだけだ。


しっかし、各地の地元、地元の素材って美味しいなあ~。





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