今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

肉団子からいろいろと。

2017年10月18日 | 今日の料理
これでもか?っていうぐらい極辛のチキンを貰ってどうしよう?って・・・

(デスソースをちょっと垂らした様な辛さで・・・あまりに強い刺激物を食べると胃癌の元や湿疹やアレルギー発症などの起爆剤にもなりかねないので、かといって捨てるのも食材に対してリスペクトを出来ていない様で勿体無いし困っていた)

肉団子

とりあえず、簡易肉団子を作る事にした(簡易ね)。

タマネギを透き通って更にそこから1段階多く炒めて(ガリガリしたタマネギは嫌なの)、

皿にでも入れて荒熱を取っておき

鶏挽肉(多分、モモだったと思う)・パン粉・塩少々・胡椒少々とタマネギをサッ混ぜ合わせて
(自分はコネない派、近年はよくコネないで食感を出す事が主流に感じる、その方が美味しいと思うし、手の熱をなるべく加えない方が油脂が逃げ出さない)

油を温めておき、

適当な大きさに団子を作って

サッと揚げる。

入れたら周りが固まるまでなるべくいじらない。

後で火を入れる予定だから完全に火が入らなくても良い。余熱でも入るし。

先に揚げた小さい肉団子に火が入ったので、1個つまんでみた、美味しい~。
(これだけでも十分いけるかも・・・味が足りない人は塩胡椒やケチャップやHPソースなど何か?をかけて自身の好みの味で食べればビールなどにはサイコーの肴になるハズ)

油が熱いうちに処理(ま、怖い人は冷めてからの方が良いかも)

要らない紙でよく拭いてから洗う。

あ、因みに挽肉料理は好きじゃないから!!、何が入っているか解らないのは好きではない。
鶏肉の塊を使うよりも安かったから。

カレー

とりあえず冒頭のチキンが香辛料タップリで辛いのでインドカレーに入れて煮込み刺激物を汁に抽出しつつ移動させることにした。

生姜・ニンニク・タマネギ

クミン少々を入れたフープロに一気にかけておき

温めた鍋に多目の油をしいて

カレーペーストを炒める。

水分が無くなってきたら、余っていた野菜のダシを入れ

辛味が極まったチキンを投入(手に触れないように、目や鼻とか擦ったら昏倒する勢いの辛さだから)。

そうだ、カレーといえばニンジンだ!!、ここで野菜ももれなく一緒に摂取してしまおうと、急遽隣でニンジンを炒め

投入して

仮で下味に塩をホンの少しだけ入れて5分ぐらい煮込み、
(本来あまりこの段階では入れないがあまりインドインドしていてもアレだったので、本格派カレーの風味の良い部分だけを採用すればいいと思うから)

激辛チキンの量が少ないので揚げておいた肉団子の半分を投入して又10分ぐらい軽く煮込む。

最後に塩・胡椒・好きな香辛料で味をキチンと整えて

軽く3分~5分ぐらい煮込んで味を煮込みたい味にもっていってカレー完成。
スゲー、美味しい。

極辛チキンの辛さも少し和らいでいるし。

煮物

上記でカレー「」としたのは、カレーは無理矢理作ったもので本来は食べたくなかったので、

モンブランの栗もどき(=最初はどうせ失敗すると芋にした)を煮た甘い汁が余っていたので

お酒と和風ダシの素と醤油を入れて(後で煮詰めていくので極超薄味)軽く火にかける。

アクを取り除いて

上記カレーで余らせておいた肉団子・餅が入ったキンチャク(市販)・薄く切ったニンジンを入れて

落し蓋をして濃くて強い味が大嫌いだから素材にストレスをかけないように超極弱火でコトコト煮る。

※アルミホイルの落し蓋には小皿を乗せるとより効果がある。

汁気をやや残して(←味優先で)完成。
途中1回味見とキンチャクの汁に浸かっている部分の裏表を返したが

冷める過程で薄いニンジンに味がしみ込み過ぎないように上にまとめて乗せておく(か別皿に)。
・味見の段階でもしニンジンが濃過ぎそうになったていたら外しても良いだろう。
この量で何分とかではなく、何回か作る事と、持っていきたい味(GOLE)を想定してから作り始めるとあまり失敗が少ないだろう。

「カレー」と「煮物」を両方同時進行で作るのは難儀したが作らずにはいられなかった。

(これが抑えられるようにならないとな)

挑戦でもなく普通の事を普通に作ったのだから味は書くまでもない。



余った食材で正式なモンブランも一応作っておこうと思って。

2017年10月18日 | スイーツ
以前、モンブランタルトを作ったペーストの余りがあったので、土台がモンブランタルトではなく、メレンゲを焼いた普通の土台も作っておこうと思った。
(メレンゲを焼いたものは好きは無いのだが・・・)

今回は余っていた市販の焼き甘栗を砂糖水で煮てみた


<アレンジでレモン風味の甘露煮>

無農薬のレモンがあったので、風味付に皮を削いで入れる。

白い部分は取る。

ブラウンシュガーを加えて

アレンジでレモン汁をホンの少し入れてみた。

煮終わったら栗を拾いザルで濾して壊れた栗の欠片やレモンの皮をシロップと分けシロップは何かデザートや煮物類に使う。

(本来なら普通の栗の渋皮を削いで甘露煮にしていくのだが、今回はもう最初から焼いてある市販の甘栗だから仕方ないので)


<メレンゲの土台準備・・・パートシュクセ>

卵白を用意する。

初クッキングシート

オーブンシートとワックスペーパーの両方の良い部分を兼ねているようだ。

オーブンシートを敷いてオーブンを予熱しておく。

卵白を泡立て。

グラニュー糖や粉砂糖が無かったので、いつものやり方で砂糖と牛乳をレンチンで溶かしておく。

アーモンドパウダーをふるって準備しておく。

絞り袋に普通の絞り口を入れて準備。

アーモンドパウダーに砂糖が溶けた甘い牛乳を入れ牛乳はサックリしないから後にしたかも?記憶が)

メレンゲにササッと加え

サックリ混ぜ合わせ(ここで甘い牛乳を加えた気がする

軽く混ぜ合わせた状態。

クリームの様に絞り袋に入れ

オーブンシートを敷いた鉄板に丸く搾り出す。8mmの口金で直系5.5mmmぐらいが良いようだ。
(慎重にやらないと難しいが、これが中々楽しい)

本来ここで粉砂糖をまぶすが、無いのと甘いのが嫌いなのでパス!!
160度のオーブンで17分前後焼く。
(焦げる様なら上に鉄板かアルミホイルを)

甘露煮を取り出しておいて(時間があればスプーンとかで渋皮をこそぎ取った方が良かった、結果はやや渋味が、ま、普通の栗高いし手間がかかるから、仕方が無いのだが・・・)

生クリームを泡立てておき(今回は前回と違って完全に無糖)

パートシュクセが焼きあがったら熱いうちに鉄板からあげて離しておく。

パートシュクセが冷めるまでクリームはラップをかけて

冷蔵庫へ入れダレるのを防いでおく。

何かで揺れてモノとかが落下し、パートシュクセが壊れないように「一応」、ザルを。
(アーモンドパウダーなんかあまり買わないから、最初、アーモンドをミルで挽こうか?と思ったぐらいだったし)

荒熱が取れたら

皿にでもソッと乗せておき

冷蔵庫で冷やして更に冷ましておく。

ここまではなんとか成功

<ちょっと休憩>

あらかたパートシュクセの準備が済んだら、1度洗い物を終らせておくと後がラク。

バターは習字紙とかいらない紙で1度拭いてから洗うと早い。

料理よりもこういう事が大事。

<再開>

冷凍しておいたペーストをビニール袋から出して

レンジで解凍ボタンで解凍。

こんなもんかな?

牛乳に砂糖を溶かして温め、

すぐに保冷剤入りの水で急速冷煎し

荒いペーストとフードプロセッサーに入れ、栗を煮た汁を混ぜ

甘い砂糖が溶けた荒熱が取れた牛乳を混ぜ

粉砕してペーストにする

出してみたが、

どうも、
・前回目が粗いもので濾してしまったペーストが冷めているからか?
・4枚刃がいけないのか?
・回りが悪いのか?
側面にくっついてしまうし粒が粗い。

砂糖水(←水は保存が効かなくなるので本来やってはいけない)を加えてもう一度

ペーストの原型が煮立てで無いからか?フーロプロッサーでやっても荒いような、

仕方ないのでフードプロセッサーは諦めて裏ごしし直す(上記、無駄な事をしてしまった)。
※やっぱり「急がば回れ」だな、ラクしようとするとスグこれだ。

バターを練り入れ

「前回は」ラム酒だったけれど、「今回は」フードプロセッサーの時に砂糖水で薄めてしまったのでブランデーの方がアタック感じが薄まらないので、風味付けはブランデーにする。

皿か何か平らな場所(うちは冷めた鉄板しか平らな皿がない)に土台のパートシュクセを移す。

栗の量が少ないので様々なパーツ様に加工して量を増やしておく。

薄皮剥きたいけれど、市販の焼き栗だから難しいな。

刻んだ栗に風味付けでブランデーをしみ込ませてみた。

実験も兼ねているので。

甘さが無い生クリームを絞り袋に詰めて

パートシュクセに軽く搾り出し

その上に栗の甘露煮を置いて

そこに粉砂糖が無いので砂糖を少しかけ

下からクリームで覆っていく(パレットナイフで山型にしても良い)。

クリームの上にブランデーがしみ込んだ刻んだ栗を(飾り用に少し残して)散らし(写真を撮りながら出し作業が遅いのでクリームがダレてきたな・・・・・・急がねば)

モンブランの口金を絞り袋に入れ準備をし、

ペーストをクリームみたいに詰めて

搾り袋を押して

空気をよく抜き

搾っていく。

重みで縮む(もっと作業が早ければ・・・あとクリームをもっと硬めにしておくべきだった)。

又、十字に搾り出して重力に引っ張られてダレるのを防ぎつつ(冷めていたからか結局ダメだったフードプロセッサーで回す為に水分で薄め過ぎてペーストが緩かったのかな)、頂上にクリームを乗せて、栗の刻んだ物(チョコでも良い)を乗せ完成。

お、これも中々美味しいが

やはり翌日の方が全体が馴染んで美味しい気がする。

最後、駆け足でやったし、余ものだったけれど、それなりに美味しかったし、工程も一応、覚えられたと思う。





モンブラン・タルト:製作~完成。

2017年10月18日 | スイーツ
いろいろなパーツが揃ったので、

タルト生地とスポンジケーキ

ペースト

(一緒に甘露煮も)

リンゴを煮たもの(←アレンジ)※薄切りとゴロゴロを2種切り分けて一緒に煮て用意

クリーム

それではモンブラン(タルト)製作を開始していこう。
(ここからは自由だ!!)

タルト生地に生クリームを塗る。

リンゴを煮たものを散らす。

スポンジを半分に切って置いてみる

シロップはペーストの栗又は芋を煮た時の煮汁orリンゴを煮た時の煮汁でも可
そこにクリームを薄く塗って、薄いリンゴを並べ更にスポンジを重ねて(写真取り忘れた)

とりあえず解らないので、全体に塗って。

その上に甘露煮をゴロゴロと。

更にクリームを乗せて

山状にクリームを盛る。(パレットナイフや包丁の腹で均しても良いだろう

モンブランタルトの中に更に何層かのケーキがある感じ

ペーストを搾り出す小田巻き突き(すり身などを素麺みたいに搾り出す)が超高価で買えないので(普段使わんし)、製菓用の口金で(これだって高い)
モンブランの口金ってこうなっているのか~、サバイバルの簡易シャワーの道具みたいだな。

これを普通に絞り袋に(どうも搾り袋ってキライだ、1回1回捨てるのは勿体無くて、罪悪感が)

クリームと同じ様に先端を折った上で周りを半分に折ってコップに入れ、ペーストを詰めていく。

こう持つ(空気はしっかり抜いて)。

(右手の指は違うかも、とにかく回す、はみ出るとバターでツルツルすべるから面倒なので注意)

タルト生地の下に一応回転台を敷いた。

上からやるのかな?下からやるのかな?、いろいろな人が居て解らない・・・どっちだ?

と、とりあえず上からやってみるか・・・

うん、なんか硬い気がする(空気は抜いたんだがな)。

で、そのまま続けていくと・・・(嫌な予感はしていたんだ・・・)

ACCIDENT発生!!

なんと絞り袋が破裂して破れた(空気は抜いていたんだがな~)。
※料理系は破裂が1番怖い、怪我や火傷しないもので良かった

最初から嫌な予感がしていたから、慌てなくて済んだのだけれど、
 ↓
シッカリ空気を抜いたのに破けたということは・・・
 ↓
搾り出し口の空気が抜ける目が詰まったという結論しかない!!
 ↓
=つまり、栗というか芋をザルで潰してペーストにしたから目が粗かったのだ(粒が残ってそれが口金の目に詰まったとしか考えられない)。
 ↓
だから口金を洗って乾かしている間
 ↓
粉ふるいの裏で裏ごしをし直せば良いということ。

お、今度は良いぞ(少し少なくなったマヨネーズの容器ぐらいの抵抗で出てくる。伝わるかな~?)

う~ん、でもなんか違うな、下からやってみよう。

これだ、下の方が間違いない(誰だよ、上からって言った奴)。

しかも時間が経つと上に絞り出していったものが重力で引っ張られ下に堕ちてくる(こりゃダメだ)。

1袋では少し足りなくなったので(流石に上記のACCIDENTを経験しているので、モンブランに対してはちょっとやそっとでは微動打しなくなった)、又、詰める。

先に1回空気をシッカリ抜く。

いろいろあったな~・・・

なんとか慎重に全体を覆い、上に1個だけ残しておいた(上に飾る事を忘れていて小さい甘露煮になってしまったが・・・正直このケーキのルールは、中に何が入っているか?を知らせる為だけだから、あまり重要視していないし)甘露煮を乗せて1度は完成。

でも、まだあまりのペーストと生クリームを足して、より滑らかなクリームにして結果を2種類のクリームにし

縦にペーストをかけることで、垂れるのを押さえるのでは?と(頂上の甘露煮を1度外してかける)。

もう1回甘露煮を乗せて、なんかモンサンミッシェルみたいになったな・・・、もしくはモスルみたいな何か。

疲れて食べる気がしないのと(自分で作ったので味は大体解るし)、全体に一体感を持たせる為と、全体を固める為に冷蔵庫で冷やそうとした。
お菓子って出来立てが美味しいとも限らない気がするんだ、ケーキとかも翌日の方がスポンジがシットリしたり、甘さの角が取れて味に丸みが生まれるというか・・・
ゲっ、冷蔵庫に入らない、甘露煮1個分高さが足りない(しかたない甘露煮だけ食べてしまおう)。

数時間後、切り分ける、なんかズコットみたいだな。
因みに下にタルト型の底の部分を敷いて全体を移動させ易い様にしておいた

ケーキみたいに薄く切るとこんな感じか。

見た目は悪いが、お、これ、美味しいぞ。

・甘露煮ゴロゴロも甘くない生クリームと合わさって一体感を与えていて
・リンゴの風味で秋を更に表現しつつ酸味でキレを出し
(基本どおりにはなるべく作ったけれど、日本らしい素材の味を殺さず、押し込めないという事を表現出来たのでは無いかなと)
・ペーストを余らせると後の処理が面倒というか勿体無いので(どう処理していいか解らん)、少し多かったが、時間が経つ程にシットリとしてきた。

まあ、工程を覚える為の勉強で作っただけだから(実際にやってみないと解らない事もあったし)味はそんなに追求しなかったのに、自分で作ってもこんなに美味しいんだなって
(「これは何ミリ」とかではなく、感性と感覚で作ったから美味しいのだろうな)、
感性には自信があるんだ!!
とりあえず工程の流れは覚えた。

田舎の熟した柿を貰ったので、安い剥き栗と、『秋のワンプレート』に!!
(やはり栗は合う)

何処までミルクティーに合うのか?、マッチングの「程」を調べる為に実験調査。

実験調査なんかして、愉しい(美味しい)訳は無いんだが、加減の程を知っておくと知っておかないでは、いつかどこかで差が出るから。
知らないとトコトンまでやって、費用を無駄にしたりとか。

1個いくらの物を売ったり、飛び込み営業をしてお金を回収するまでして、純利で100円稼ぐのって大変だもの。
それが解っていて仕事をするのとしないのでは、結果に大きな差が出てくる事も解ったし。
末端の端の端まで解るから全体の事が肌で解る時があるというか。
それが研ぎ澄まされていく・・・。但し、その能力を悪用しない事!
(悪用する人は居るのよ)
忍者の掟ではないが悪用した場合、必ず痛い目に合うであろう!!!





モンブラン・タルト:仕込

2017年10月18日 | スイーツ
毎年、秋頃になると町中というか北半球の世界中が「モンブラン」・「モンブラン」と言い出すが、ではモンブランというものは一体どうやって出来ているのだろう?
ふと、そんな素朴な疑問から自分で作って真髄を知る事にした。

実はモンブランみたいに味が強い(甘さが強い)ものはあまり好きでは無いのだが(但しモンブラン発祥と言われる自由が丘モンブランは好き、年下の人間達を連れて行ったぐらい好き)、好きなモノばかり作ったり・食べていたら進歩も発展も無いし、判断をするチカラと嗜好が偏ってしまうので、色々調べて、何軒か食べて、基本的な事は学んだ上で実践だ。

学んだ事を実践しなければ本当に学んだ事にはならない」、横井小楠の提唱する「実学」のモットーとする所。
(=「但し人に迷惑をかけない範囲でだが」←近年こういう注釈を付けないと己にブレーキをかけられない人が、私も含めてだが増えたので、要は塩梅とか、加減・・・だな、上杉謙信の「克己心」というか)

<土台について>
で、やっと本題だが、どうやら本場のモンブランはメレンゲを焼いたモノを底に土台として敷くらしいが、どうも甘過ぎるヌガーみたいなのは歯にくっつくから大嫌いだし、美味しいな、これなら好きかも?と思えたのがスポンジが入ったタイプの優しいモンブランだったので、
底部分はタルト生地とスポンジが入った「モンブラン・タルト」にする事にした。

(前回の記事で前日にタルト生地とスポンジを作っておいた)

<栗を煮るのだが、栗が高いし、どうせ最初は失敗するから芋で作る事にした、工程だけ覚える為だし無駄なお金は使わない>

本来なら栗をそのままだが栗ぐらいの大きさに乱切りした芋を鍋に入れる。

水をひたひたまで入れて

普通はグラニュー糖だが一般の日常生活で使わんし、かといって精製した砂糖だとキレが有り過ぎて、全体の印象が強過ぎるかな?と思って、ブラウン・シュガー(←これもあまり日常では使わんよな、イギリス料理やイギリス菓子で便利なのでストックしてあった)で、栗や芋の自然の朴訥さを表現しつつ、コクを出してみた。

砂糖類の量は栗(芋)よりやや多い量で、煮上がったら「甘露煮」になっている感じ。
※栗などは品質によって甘さが違う為、その時々で砂糖の量を調整すること(まあ、大まかに違わなければ、ビビって糖度計などで量り過ぎても、今度はマニュアルっぽい味になってしまうので、1+1=2でないものが「味」)

沸騰したらアクを取り、

弱火にして炊いていく(=栗だったら圧力鍋を使ったりするらしいが、圧力鍋ってなんか味が抜けてしまう感じだからキライで、最初から選択肢にないから使った事が無くて)。

何分だったか忘れたけれど、別の料理の作業をしたり、新撰組の本を読みながら煮ていた。
中ぐらいより少し大きい芋2本と巨大な芋1本だから量にもよるし、
、とにかく甘露煮が出来るまで。

箸がスーッと通ったら完成。

色が妙に栗っぽいから逆に切ない!!w

<季節感を出したくてアレンジでリンゴを煮る、あとサッパリ感>

リンゴを角切りとイチョウ切りにして砂糖水で煮る(好みの硬さ、とりあえず最初なので軟くしたよ)。

リンゴを取り出したら

リンゴ風味のシロップは、栗(芋)を煮ている鍋に入れて風味付けして無駄なく利用!!
(スポンジに塗っても良かったのだが・・・)


<芋を潰す>

煮た栗(芋)をカタチのまま使う分を残しておいて、

熱いうちに裏ごしをする。

デカイザルで麺棒で押し潰した方が効果が早いか?(←結果から書くと失敗、失敗に途中まで気付かない様をご覧下さい、知らない事に罪は無いが、知らない事はとても怖い事)

麺棒だと早い~♪

出来た~

最初だから量が解らなくて、ちょっと芋が多かったな。
でも栗だったらケチってこんなに用意しないんだろうな

半分に分けて

ジップロックに入れ、冷凍保存しておこう。

このザルに詰まった栗(芋)を洗わないと。

流しにパーン、パーンと、叩き付けると結構簡単に(おおまかだが)落ちる。

あとはタワシで。


<ペースト製作>

半分にする前は1100gあったペーストを半分の600gにして、嫌な予感がしたので更に400gにしたので、
600gだったら120gのバターを80gに換算して(「さんすう」嫌いだ~、数字見ただけでアレルギー起こすが、やらないと前に進まないので仕方が無い!!)

耐熱のグラタン皿で計量すると、レンジでクリーム状に溶かせて(溶かしきってはダメ)、その皿も本日のご飯としてグラタンに使える

砂糖は50gぐらいか(味に関して換算する方程式が通用しない事も多々あるので野生の勘で)、ラム酒を入れないなら60g。
※なるべく栗や芋、本来の甘味を活かしたい派なので、お菓子・お菓子した甘ったるさでは、味蕾の多い黄色人種には感じ過ぎて舌が痛痒い、コソバユい感じになる事を避ける為。
しかもブラウンシュガーでコクと優しさ、自然の「朴訥さ」も表現をしてみた。

砂糖類は粉砂糖だとそのまま加えられるが、他の砂糖類をそのまま混ぜたら恐らく、搾り出した時に細い搾り口(↓下記参照)の目に詰まったり、食べた時にジャリジャリするので、
どうせバターやクリームを混ぜるから、1回牛乳と鍋で

溶かしてから

保冷剤を入れたボウル水で急速冷煎

荒熱が取れたら加える方法を考え、ザラザラした砂糖で困った部分をカバー

実際のクラシカルなレシピでもペーストがまだ硬いようなら牛乳に混ぜるので、
収穫時期の10月は新鮮で水分量が多いので、良い栗を使う場合は少しだけ注意をする

砂糖牛乳でも問題ないだろう。

で、今回は勉強の意味で作るので、アルコール類を入れるのだが、ブランデーとラム酒どちらが良いだろう?
小皿に少し取って、少量垂らして、味比べ(全体の印象が決まるので、ここ大事)。

結果、アタック感がペーストと丁度良かったラム酒を選択。
少しづつ入れる、でないと入れ過ぎた場合、酒臭くて万人がとても食べられない事と、ユルユルになって搾り出せなくなるだろうと予想)

※他に余っていたコアントローとかも試したが自分にはイマイチで、キルシュとかのリキュール類もあれば試しても面白いかも?

<モンブランの生クリーム(クリームシャンティ)について>

モンブランの生クリームは、周りの栗や芋のペーストが甘いのでクリーム自体は実は甘くない
だからサッパリ食べられるのだ。
(自分で作るまで気にした事なかったな・・・)

全く甘くないと、それはそれで一体感があまり出ないので、ホンの僅かだけ甘さを加えようと、
今回は400ml(2箱←多かった)に小さじ1+弱ぐらい。
(こっちは甘くないクリームらしさのキレを際立たせる為に普通の砂糖にしてみた)

8分立てにするのだが(もし生クリームをペーストに加えるなら6分~7分の時点で必要なだけ取り分けておく)、もし外気の関係などで泡立ち過ぎて硬くなってしまったら、牛乳を足して軟らかくする事を習得

こんなもんかな。

クリーム類はダレないように冷蔵庫で保管(結構な速度でダレてくるので、そしたらホイッパーでかき回して空気を入れる)。


新しいタルト型で、より本格的な、タルト生地をつくろう!!!

2017年10月18日 | 調理器具
今まではスコーンやビスケットの生地をグルテンが出ないように合わせただけのような生地が多かったけれど、底が抜けるタルト型を手に入れたので、もっとモロくてポロポロした生地を作ろうと思った。

先ずたると型に打ち粉をふっておく。

側面も。

初めての器具は緊張する。

レンジで軽~く軟らかくしたバターを練って、

卵黄(卵黄ね)に小さじ1杯の水を混ぜておく。

砂糖を計量し

粉に小さじ1/2の塩をよく混ぜて(散らすように混ぜておく)

粉をふるってから

全部を混ぜて

清潔にしたテーブルで全部を合わせる(グルテンが出ないようにこね過ぎない)。

冷蔵庫(別にチルドでなくてもよい)で15分~20分寝かすと生地が扱い易い。

冷やしている間に洗い物を終らせてしまう(洗い物の大切さが解る)。

オーブンを予熱し、

テーブルにラップを敷いて、冷えた生地をそこにおき、
上からもラップを(この方法ってラップが勿体無いな~って凄く胸が痛んだ~←向かないんだろうな、お菓子作りに)

伸ばしていく。

型の大きさより大きくして測量

こうかな?ああかな?とイジっていたら生地がダレてきたので集めて

急いで冷凍庫へ。冷蔵庫でなくても良いハズ。

(以前折込のパイ生地を作った時に冷凍庫で冷やしたら半分の時間で出来たので冷えた所の方が早いかなって)

<ダレた生地を固めたので、気を取り直して>

粉を敷き、

上下両面にラップを敷いて置き(どうしてもこの作り方はラップが勿体無い気がして・・・環境に良くないし、ま、そんなに頻繁に作らんけれど全国で行われたら莫大な量で不安、ラップ業界や流通業界から刺されちゃうかな・・・)

(もう1度)型の大きさを測って

大きい型は3mmで小さい型は2mmだから、まだ分厚いのでもう少し大きく伸ばしてこのぐらいか

型をどけて上のラップを剝がす。

生地の底をソッと持って(手早くやらないと手の熱で又ダレて割れる、繊細且つ決断力を持って迷わず)、

パイ生地の様に生地がシッカリしていれば麺棒で巻き取って乗せられるがこれはホロホロと崩れ易いので注意裏返して型に乗せる。

ラップを外して

底と側面・カドを空気を抜きながらソッと抑えていく。

上の余分な生地を麺棒で転がして

カットして取り除く。

側面を整える。

90度になっている部分もキッチリと。

フォークで空気穴を開けて生地の下ごしらえは完成。

余った生地は又、別の機会で使えるので、作業に使ったラップに包んでビニールにでも入れて冷凍しておく。

パイストーンが無いので(オーブンシートが勿体無い)、皿を敷いて重石の代わりにする事に挑戦。
(平らで無い事が心配)

180度に温めたオーブンに入れ15分空焼き(空焼きした方がカラっとする、キッシュやタルトなどアパレイユを流し込む時は1度カラ焼きするとベタっとしないのは言わなくても解るが一応、気を使って)

蓋の後が付いてしまった、重石が皿だと落差があり過ぎるか?

更に5分前後焼く(うちのオーブンは火力が弱いので)。

焦げそうなら鉄板を上に敷いて。

完成品は皿の後が・・・微妙・・・

荒熱が取れたらソッとひっくり返し

底の縁にハミ出て(強く押し過ぎたかな?)付いている生地が型から剥がれる事を阻害していたら包丁でそっと削いでから、型を外す。

底面がくっ付いていたら包丁を入れると剝がし易かった(正攻法ではないかもしれないが、包丁一本で何んとかしようとするのは性)。

なんとか出来た・・・側面の底がキレイに出来るこの型は便利だな・・・。

ここで重要な問題発生!!

タルト生地より広い、しかも平らな皿が無い事が発覚!!
(壊れ易くてモロいタルト生地を持ってオロオロしながら・・・ウロウロ)

結局、先ほど剝がした型の底に置いて(←要らなかったかな)、それでも側面に何かが当たって側面が砕けることが不安だったので冷めた鉄板の上に置いて保管。

ついでに別件で使うスポンジケーキも邪魔だから(?)ついでに乗せておいて、更に不慮の事故から守る為にザルで覆う

ここまでやって、何かが倒れたり落ちてきたら、それは天変地異に近いので、菓子作りでは無いから諦めるとしよう。

砂糖を入れなければキッシュ生地

やはり菓子作りより料理作りの方が自分は良いし好きっ!!

一応、後学の為に(ネット等で知った知識よおり、身を持ってイタイ想いをして知った事の方が感覚ででも現実を把握するチカラがより身に付くから)。
危機察知能力が高まる。

求道の「道」とは全ての道に繋がっている。

オマケ

因みにタルトを作った時、卵黄だけを使ったので白身が余ってしまった。

※これでメレンゲを焼いた物を作れば良かったが、
そこまで発想が至らず、白身だけの卵かけごはん(TKG)に・・・素が出てしまったな・・・
白身だけでも食べれちゃうんだ~、実は白身は黄身よりも栄養価が高いので「卵は白身を食べないと健康には意味が無い」と化学者の知人が言っていた。
知っておいて損はない、知らないより知っている方が良いし、無駄な事は何も無いさっ




サムライへの憧れか、竹輪を山葵醤油で合える。

2017年10月18日 | グルメ
グルメなのかどうか解らんが・・・安く竹輪が手に入ったので、なんとなくワサビ醤油で食べてみた(敢えて和える事を択んだ、この日)。

日本人だからか「侍」・「サムライ」への憧れか、日本刀の様にキレのある山葵の潔さが好きな自分としては、ワサビさえあればって感じ。

日本酒で一献とやりたかったが、そんなに都合良く買い置きしていないので、
(あれば呑んでしまうかもしれないし、緊張感の無い所で呑んでも、あまり美味しいと感じなくて、飲食業やり過ぎたかな・・・)

仕事が終ってから店で同僚と飲むと、後片付けとか、戸締り、火の元の確認とかが(酔っていると思うから更に)凄く気を張らないといけないから。
ただ、人間、やはり労働後の一杯ほど美味しいものは無いのよ、店員といえでも同じ人間なので。

結局、ご飯のおかずに。

ごはんの、おかずでも、尋常じゃなく合う。

やっぱり竹輪って、魚のすり身なんだな~、これも魚なんだな~と改めて思わされた。

塩気が強いから(外国人は「ソルティ」と表現する「日本食は『ソルティ』だ!!」と)、あまり練り物って食べないんだけれど、山葵が素材の味を引き立て欠点を覆い隠すどころか消し去るというか、滅却というか、そういう言葉が頭に浮かんできた。

アリだな、これ。

体たらく

2017年10月18日 | 飲食業
先日、過労で前日の夜に洗い物をサボってしまった。
最近は豚汁にご飯だけとか大した量では無いんだけれど、そのまま寝堕ち。

翌日、水切りザルを洗おうと思ったら、洗っていなかった食器が邪魔で、洗えなかった。

結局、ザルを元に戻して、鍋や食器類を洗ってから、更にもう一度ザルを洗うという二度手間。

やはり、今度はどんなに疲れていても、キチンとやろう!!
(夏場だったら、臭いが出て、虫がくる可能性もあるから絶対洗うのに)
そう心に誓ったので、
ここに記事にしておく。

更にホンのシバラク料理をしなかったら、ちょっとした(少ない)片付けでも面倒に感じる様になっていた。

本当に僅かな期間しか空けていないのに。
やはり初心というか、ツライ時の気持とか、そういうモノを日々積み重ねる事を一瞬でも忘れるとこういう事に人間って陥るんだな~と。
1度墜ち出したら、底は無いから(底無しだから)。
気を付けよっと。

皆さんも、こんな自堕落にはならないように。

まさに体たらくだ。

落ちる事にストップをかけられること、続けられる事、が、毎日の初歩である。
良い日も悪い日もあるけれど、ある一定の範囲内で上下するだけのような。
味もプロになると極度に今日は滅茶苦茶美味しいとかは無いが、
常に一定のラインは越えている、身体を使う仕事だから、その中での上下は必ずあるが絶対にある一定のラインより下らない。



こういう蓋が欲しかったんですよ。

2017年10月18日 | 調理器具
今まで冷蔵庫に入れる時の蓋はそのままレンジにかけられるように、標高(?)が小高いものばかりだったのだけれど・・・

ふと平らなものを見付けた(別に知らなかった訳ではないが今回試してみようと思って)。

このままレンジにもかけられるし、裏側にすれば、多少大きい器でも側面が楕円形になっているので、側面の何処かで停止する。

そして何よりも良いのが上に重ねられるという事。

助かるわ~

勿論、標高(?)が小高い蓋も、急いでいる時に皿で解凍する時には必要だけれどね!!



「かぼす」を学ぶ。

2017年10月18日 | グルメ
11月25日~26日に東京タワーで「大分フェア」なるものが開催されていたのでちょっと顔を出してみた。

以前、少しだけ勉強をした「りゅうぐう(りゅうきゅう・りきゅう)」は、ゴマで和える利休和えや、琉球、又は大友宗麟を豊臣秀吉に繋げた千利休(←ゴマ好きだったらしい)の名前に由来しているとも言われる。

ひつまぶしのように、先にブリなどがヅケになった刺身が乗ったご飯を食べてから(←当然、美味しいのだが)、

出汁ツユ(←今回はシイタケの戻し汁だっけ?少し忘れてしまった)(や場所によってはお茶?)をかけて食べるらしい。

これが美味しい事、美味しい事。

山葵とカボス胡椒(柚子胡椒?、記憶があやふやなので不安は不安なまま書いておく、どっちかだから)?もあったが、それが無くても凄く美味しい。あっても美味しい。

大分の佐伯ラーメン

調べると、福岡ほど細麺でもなく熊本ほどのアタック感も少ないとの事で、道路事情も相まって九州の中でも独自の変化を遂げてきたと言われる佐伯市のラーメンだが、
凄く優しくて食べ易いラーメンだった。
これならラーメンが苦手な自分でも又、食べたいと思える。
あと、麺がもの凄く、小麦の味が活きている気がした、スープのアタック感が優しいから、小麦粉の風味がダイレクトに感じられる為、小麦へのコダワリ、麺へのコダワリもダイレクトに伝わってくるのだろう。
通人達に「中毒性があるラーメン」と評価されているのはその為ではないだろうか?
と推測。

で、くじ引きで緑のカボス数個(クジが外れた人全員に配られる)と、熟して黄色いカボス1袋を安く購入したのだが

黄色の方から急いで食べないと、と思いつつもとりあえず青い方を、最初は天麩羅と唐揚などでオーソドックスに。

かぼすを絞って(↓搾り方が違うらしいw・・・)塩で食してみる。

なんてこれは、これは美味しいんだろう、レモンやライム・スダチほど酸味も無いから、優しい甘味と風味が活きている。

カボスは蜜柑科の果実で柚子の親戚、大分で全国の97%を生産しているらしい。
ハウスものが3月~7月
露地もの(旬?)が8月~10月
10月半ば~2月は貯蔵もの
とのこと。
大分の人にとっては、1年中かかさない、生活や人生に密着した食物なんだなぁ~と感じた。

知人の家で、乙類の麦焼酎のロックに入れてみたら、これが美味しいのなんのって。
普段、乙類で手に入り易い麦焼酎だとキレというか味が立っている「二階堂(これも大分)」を呑むのだが、この風味を活かすには「下町のナポレオン・いいちこ」が良いかな?って。

(昔、1回呑んだ事があったな・・・って)
20度と25度があったけれど、どっちを買って良いか解らなくて、まあ年末のご挨拶なので25度にした。

半分使いたい時は横に切ると絞り易いようだ。
果汁が凄く多い果実でもある。

(後で書くが、もっと違う絞り方があった)

味が付いたシシャモに・・・

でも、これが合わないのよ、どうも人工的な旨味調味料の味が付いたモノだと、風味が重なり過ぎて、関東の蕎麦ツユの「返し」みたいになる(蕎麦アレルギーだから蕎麦を食べられないけれど)、やや重みが増すというか。

ツイ、居酒屋よろしく、マヨネーズで・・・。
(なんでもかんでも誉めていたら広告になってしまうので、一応なるべく、きちんと伝えたいから、因みに良い【記事広告】は「7割誉めて3割貶せ」という言葉が業界にある、その見極めが大事、自分も無知な時に散々世の中に対してグレーな事をしてきたので、不特定多数の読者には必ずプラスになるように心掛けてきたけれど、それでもグレーな事をしてきた罪は消えない、あのモーゼですら過去の罪で前に進めなかったのだ。=だから記事広告は1発で見抜ける、プンプン臭うんだ、組織を離れて距離をとってみると見える景色が絶対にある、その時にになってから必ず後悔をする)

話を戻して、ブリのアラを茹でたものにかける。

これも美味しい。

紫芋の芋焼酎のロックは難しいだろう?と思ったが、

これも美味しかった。
お互い、柔らかな香りだからかな?

刺身に。

醤油に入れてポン酢醤油的なものに。

刺身にかけてから醤油に

自分的にはポン酢醤油的な方が好きかな・・・、結局ワサビ醤油で食べてしまったが。

さんまの塩焼き(なにか斬新な盛り付けにしようとしたら失敗した)。

やはり、自然な物+自然な物は合う!!
(正直、揚げ物や味に手を加えていない普通の魚はカボス等の柑橘類がないと、もういられないかも・・・というぐらい美味しい禁断の味。)

酸化防止剤が入った塩鮭が塩辛かったのでほぐしたもの

合わん。

流水でシメた「冷やしうどん」と付属の返しと合わせて

凄まじい美味しさ、かぼすがないとって感じになった。かぼすの美味しさが活きる。
少しだけ大分の味が解ってきた。
(優しめって気がする)

かぼすの搾り方について

一応、ネットで勉強していた時、本当かな~?って驚いたんだけれど、一応やってみる。
年齢を経て新しい事を吸収するのは凄く大変だけれど、日々の切磋琢磨や修練の積み重ねは、きっと続く。
死ぬまで終らない。

先ず、横ではなく縦に切る(種は大丈夫なの?って思うがここでは気にしない)。

それをさらに2つに切る。

それを切り口を上にして、両端から搾ると種が落ちないし、表皮の風味も加えられるとの事。
(深いわ~)
しかも大分(もしかして愛媛も?)では、味噌汁に柑橘系を入れたりするらしいのだ!!

で、何処まで搾って良いか解らないから(現代人はブレーキが効きづらい)

(トン汁だから豚の油脂が酸味を多少和らげるので、果汁が多くても大丈夫かな?と)いっぱい搾ったら

搾り過ぎたら流石に種が落ちた(搾り過ぎない時点では確かに種が落ちていなかった)。
白い部分の苦味(殆ど無いけれど)、僅かでも加算されるだろうし。
自分のだからこんなに搾ったけれど、他人に出すものだったらこんなには強く搾らないだろうな。
もしくはイギリス料理の様に個人の好みを尊重して、自分で搾らせる

でも、自分には美味しいのなんのっ

あと、楽しい味。

絶対に毎回では無くても、かぼすみたいな果汁や酸を日常生活に強制ではなく無理せず取り入れ、こういうモノを食べていれば健康にも良いわ!!
柑橘系の香りには気分を落ち着ける効果もあると言われているし。
(それも感じた!!)

 ただ、今回のイベント、歩きタバコや歩き葉巻をしている人が居て、その右手の高さが丁度子供の目の高さだったので、大分では格好良いのかも知れないが、東京ではそれは格好良くない、葉巻の根性焼きが眼球になんてシャレにならないもの。
(葉巻は美味いんだよ、確かに美味いんだけれどさ・・・人ゴミで味わうモノじゃない、テーブルと椅子でスコッチとかと嗜むもの。多分、都会は人ゴミが多いのでそれだけ人間同士の衝突もアチコチで無駄に起こるから、それを避ける為に歩きタバコとか危険行為に繋がる事を意識的でなく本能的に忌諱しているのではないか?と、ふと、今考えた)
東京タワー側の管理責任についても、関東人(日本人)として、ふと考える瞬間を観てしまったのが唯一の残念。
あと、焼き魚にかぼすを搾れたら良かったのにな~、上記のシシャモみたいに味が付いた干物は違うのかな・・・
盛況で、コンパクトな東京タワーのワリに凄く良いイベントだったので、又、開いて欲しい。