社長つれづれ日記

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2006年07月01日 | 仕事
◆◆お別れ

 スウェーデンのウメオ大学一行が、今日、松山を離れ、スウェーデンに帰られました。空港まで見送りに行き、また、秋口に再会するような予定の話しもしました。

 今度は、私の方にスウェーデンに来てほしいという話しでした。日本から17時間かかるらしく、やはり、外国と仕事をしてゆくには、それなりの準備と覚悟がいりますね。それから、今後仕事を進めてゆくには、どうしても、英語の分かる通訳は必要でしょう。私が勉強をするということもあるのですが、良いシステムを開発してゆくためには、それでは間に合わないでしょうね。

◆◆我が社の将来

 現在の我が社の事業領域は「ITソリューションプロバイダ」ということになっています。ですから、お客様に対して、「組織戦略にマッチしたITソリューションを提供する」ということが私たちの仕事な訳ですが、そのITソリューションの中身は時代と共に変わってゆきますね。

 商品には必ずライフサイクルがあり、一つの商品にこだわっていれば、会社の業績はいずれ衰退してしまいます。事業分野にしてもそうでしょう。一つの事業分野だけにこだわっていれば、その事業分野のライフサイクルに応じて、業績も決まってきます。そういう点では、将来を見据えた取り組みが必要になってきますね。

 ITソリューションも、かつては企業の省力化・合理化という分野で力を発揮してきました。それも、基幹業務(顧客管理、財務、販売、生産管理)などで力を発揮しましたね。最近では、それらからもう少し周辺の、情報共有やナレッジマネジメントなどで、ITが積極的に活用されてきています。また、国のe-JAPAN戦略にもあるように、最近は、自治体の情報化も進んできています。自治体の分野では、観光や防災、そして、福祉の分野でもITの積極的な活用が進もうとしています。

 このように、時代の変遷と共に、同じITとはいっても、活用方法が変わってきています。そういった意味では、将来を見据えた私たちのITの取り組みは必要ですね。そういう点からも、今回のスウェーデンとのビジネス提携(健康・福祉分野)は我が社の将来に役立つものとなるでしょう。

 我が社も創業50年になりますが、さらに60年、100年と続くためには、様々な挑戦が必要です。そして、挑戦をすれば苦労もあり、努力も必要です。現状に甘んじず、また、足元を十分に固めながら、これからに望んでゆきたいですね。

 我が社の社員さんが頼りです。宜しくお願いしますね。