2259 また難しいPCカバーの試作依頼が入った。出来あがってから形状を披露するが、とにかく、寸法規制ができない場所が結構、複雑な形状をしている。ほとんど、神頼みに近い、金型の形状を決めて、先ほどやっと、図面が出来あがった、その図面を見て、一応、私の思うようになっているが、思うような形状に金型を作ったところで、思うような製品ができるとはかじらない。今回の製品は、その、思うようにならないだろうと、確率が、80%以上だ。必ず、根気良い修正とトライの繰り返しになる。
それが、私が、仕事をできないうちに、見積もり依頼を受け、見積もりを出し、OKになり、金型注文書と試作依頼書が入ったのが、約30日前、客先から、私に呼び出しが掛かった。「三週間も前に、注文を出しているので、一週間前に、様子を聞いたら、『金型の注文をしてあって、一週間以内に届く、原料も注文済で、明日にも入る』、と言っていた。しかし、何も連絡がないし、電話を取らないし、メールをしても返事がないので、たまりかねて、会社に乗り込んだ。約束をしていったのに、本人不在で、どこへ行ったかもわからず、現場の人間に様子を聞いたら、『そんな話はしらない』と言われたそうだ。完全に、怒ってしまっている。
客先の苦情を聞いた後、会社の責任者に聞いたら、金型の図面もまだできていないし、勿論注文もしていない、注文をしてあると、言った覚えがない、原料も、注文をしていない、だった。呆れる。メールの返事を知ったのか、電話を何故。取らないのだ、と、聞いたら。バッテリーが切れていたとか、お祈りに行っていたとか、言い訳にならない言い訳をしている。出られなかったら、その後に、普通は電話をこちらからするのが礼儀だろう、直ぐ今から電話しなさいよ、と言ってやったが、電話をしない。本人ににしてみると、どうにもならない状態にしてしまっているのです。
私が、彼の尻を拭くしかない、客先のためである。そんなことで、直ぐに手を打った。金型、原料の手配、それと、客先へこれからのスケジュール、そして、原料に関する資料も送った。期限は今月末で約束をした。できるかどうか、土日が入るので、何とか、出勤すればできると思うしかない。とにかく、難しそう。こんな複雑な形状のPCカバーを見たことがない、設計者は成型の事を考えていない。中国にも日本にもこんな形のチューブランプはない。世界で初の形状になると思う。そして、ここ、10日くらいで、作れるのは、私だけだと思う。
その金型屋に行く途中の道、広いメーンの通りではない。何は飛び出すか分からない狭い道だ。
知らん顔 難しい 逃げ腰
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