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南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆潮流の恐怖

2011-05-19 06:07:44 | 状況

 まともに7時とか8時に出発することは殆ど無いのが私の旅です。今日も朝14:30に起きて、05:00出発でコモド島へ向かった。まだ、真っ暗である。途中振り向けばフローレスの山の方からの日の出を見ることが出来た。

 08:00前にコモド島へ到着、多分、7~8年ぶりだと思う。当然、事務所も新しくなっていて、以前の事務所はレストランとか売店になっていた。上陸の申請とトレッキングの申し込みをする。ジャワ島の最南西端のウジュンクロンと同じ手続きです。20万Rpほど支払った。

 早速、ガイドと共にトレッキングを始めた。これも、同じで、物干し竿を持ち上げて高い位置に竿を掛ける先端が二股に別れた木の枝を持ってガイドが先頭を進む。コースは以前と、全く変わっていない。短、中、長の三コースがあって、私は長の二時間コースで行くことにした。レンジャーが住んでいる近くに何頭かいるのは知っているが、私は、その寝そべって怠け者のコモドではなく、完全に自立して野生になって野豚や野ネズミ、場合によっては鹿などを襲って生活しているコモドに会いたくて長いコースを選んだ。殆ど平らな道の両側や頭上に注意を払いながら進む、途中野鳥や野豚に会うが肝心なコモドの姿が見えない。ガイドは、必ず会えると自信がありげだった。平坦からごつごつした岩山に登り始めて直ぐにガイドが三頭見つけた。木陰でくつろいでいるが、回りに油断をしていないぞという感じで頭を持ち上げていた。

いたいた、その自立しているコモドに会うことが出来た。パンガンダランで、ラフレシアに会うことと同じ快感を得られる。野鳥の宝庫でもあるから、その方に興味がある人も十分満足することが出来るコースだと思う、ちなみに中は一時間コースで平坦な道をぐるっと回ってきて最期の出発地点のすぐ手前で寝そべったコモドを数頭眺め、土産物売り場を通って桟橋へ戻る。どうも、このコースが一般的のようです。

 コモド島は、プラブハンバジョに属する最大の島で、コモドが棲息している辺りの他にを訪ねたり、シュノーケリングやダイビングを楽しんだりすることが出来る。私は、日帰りなので、水泳をすることにした。ダイビングスポットに何艘も宿泊できる船が着ていて、そこから、欧米人がつぎつぎと海は入ってシュノーケリングをしている。パシルメラという海岸の200mほど沖にアンカーを降ろさないで、船を留まらせておいて、海岸までの間で海の中を眺める。上陸するにはその200m程を泳がなければならない。水泳には自信があるので、道具は一切使わず、ちょっと水をかぶって飛び込んだ。以前もここで泳いだので知ってはいたが、流れの速さにびっくり、秒速1m以上はあると感じた。平泳ぎではまったく海流の速度にかなわない。クロールでやっと後ずさりしない程度だった。

 若いころ、数キロ流されてやっと浜に這い上がったという経験が蘇って、びっくりして、船に戻って、再び飛び込み今度は海岸へ直角ではなく、海流に逆らって45度の方向へ向けて泳ぎ出した。これでやっと浜に上陸できたが、泳いだ距離は300m以上だった。この回りの海は船から見ると湖のように穏やかだが流れは急です。船に戻る時は逆に船の斜め45度くらいの海流の上流から泳ぎ出した。67の爺さんがやることでは無いなと思ったが、やはりせっかく来たのだから、海の中を見たいのは当然だと思う。

船の上から眺めているのでは、そこにいる意味が無い。

 13:00過ぎにコモドを後にした。と云うのも、午後になると潮の流れが変わって、大波になるのだそうで、行きより三角波が多くなっていた。だから、日帰りの場合は早朝出発して16:00頃にはプラブハンバジョへ戻るのが常識だそうだ。

 パンガンダランからヌサカンバンガンへ行くときも同じである。どこの海でもそういう常識みたいなものがあるのが普通ですね。

 

 サンセットを眺めに町の丘の上までバイクタクシー(オジェック)で行った。感激とまではいかないが、まあまあだった。

コモド 海流 過信


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