1184 Berau(ブラウ)のホテルにいるが、ネットに接続できない。どうしようもない。明日、ジャカルタへ着いてから送信するしかない。今日はあきらめた。
今回の最大の目的地、Danau labuan curmin(ラブアン チュルミン)鏡のような港、とでも訳すのでしょうか、水は石灰岩を通って湧き出ているので澄み切っている上に、高い木々に囲まれているので風が水面を波立たせないようで、鏡のように平らである。
インドネシアには、特にジャワ島では、湧いて出る水自体がすでに茶色み掛っていて、海にそそぐ頃には完全なチョコレート色になっている。代表的なブンガワンソロも清き流れ、と、日本語の歌詞が付けられているが、真っ赤なウソ。清き流れなどどこにもない。途中でも川の中を見ることはできない。
しかし、スンガイ マハカムの上流もそうだったが、この辺りは島が石灰で形成されているので、綺麗な水がどこでも湧き出ている。直接飲める水である。上流に人が住むことを禁止していると聞いた。余りのも澄んでいるので、誘惑に駆られて泳いでしまった。それほど冷たくなかった。多分20℃以上はあったでしょう。石鹸で体を洗いたい、と、冗談を言ったら、禁止されている、と、真面目な顔でそこの人に言われてしまった。泳ぐのは良いが、マンディは駄目だという。
パンガンダランのグリーンキャニオンも石灰岩層からの湧水で、綺麗ではあるが、上流まで生活に依る汚染水が流れているので、ここには敵わない。もっとも、このことが言えるのは、インドネシアだからであって、日本なら、普通にある川の方がよほど澄んでいて綺麗だ。日本なら、観光地になりようがない。
観光で訪れる人は非常に少ない。オランダ、オーストラリア人が偶に来るらしいが、日本人が来たという話は聞いていないと、地元のポリスが言っていた。日本にサムライや忍者は今でもいるのか、などと、下らない話しかけ方をしてくるので、今でも、刀を持った人が町を歩いているし、忍者は探偵の仕事をしていると、説明しておいた。
返りはまた6時間きっちりかかった。途中、雨が降ったり晴れあがったり、車中の温度調整が難しい上に昨日より明らかに凸凹が増えて深くなっている、難行は昨日以上だった。しかい、一応今回の目的は達成した。
プンギナパンへ入ったトタンに停電になった。その上ネットにコネクト出来ない。
澄んだ水 貴重 水泳
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