1938 私のような生活環境に放り込まれた日本人は、ほとんど100%、暮らしてゆけないでしょうね。平均的日本人が会社に要求する環境は、先ず、セキュリティーのしっかりした(なにも分からない本人がOKを出せることが条件)いく部屋もあるアパートや住宅地の一軒家、家賃は1500US$以上、日本の自分の家より以上に整った電化製品、器具がある事、自分が満足できなければ、仕事場とは離れていても、渋滞が酷い場所でも、ジャカルタにする。運転手付きの車、それも2000CC以上、お手伝いさんも必要。食事のほとんどは日本食。
そして、毎晩、何やかやと5千円くらいは使う。食事,飲み代、カラオケなどで、1か月15万円は使う。ゴルフは会社が会員になっている場合か、個人会員の費用を負担する。
給料、諸手続き費用や交通費、通信費、日本などへの航空運賃、インドネシア語の勉強、接待費などなど、何やかやで、現地採用以外の日本人一人に、1か月、100万円以上になるという説もある。特に進出しようとしている会社の最初の派遣者は、全く何もわからないので、環境の安全面、食生活の安全面を心配するので、私にしてみれば、異常なほど過度な条件(本当はそれが安全に繋がるかどうかは疑問だが、本人が納得することが条件)それが、標準です。
日本食レストランでしか食べない人に限って、下痢になりやすい、という話もよく聞く。
で、私はというと、老人の一人暮らしで、ゴルフの会員権は10何年前に、自分で買ったので、今は、年会費を9万円ほど払うだけで、土日でも2500円以下で出来る。食事は、本当はカップ麺でも充分だが、野菜や肉類も摂取するためにスーパーで買って来て、自分で調理をする、そうでなければ、道端のカキリマやテントワルンでゴレンガンやソトやサテなどをブンクスしてもらって家でご飯を炊いて一緒に食べる。果物も道端で買うことが多い。ガロンの水も近くのコンビニで買う。
車は自分で運転するし、家の掃除も洗濯やアイロンがけも自分でする。偶にキャディが、仕事を終わってから来てやってくれるが、本当は必要ない、3時間ほど働いてもらって2000円ほど渡す、彼女たちにしてみれば、良い小遣い稼ぎだ。着る物、下着や靴下など、ほとんど買わない。10年以上何も買っていないと思う。給料は日本人平均の3分の1以下だと思う。ソシテ、その給料で充分だ。通信費とガソリン代の会社関係使用分は会社に出してもらっている。仕事をするための諸手続き費用も払ってもらっているので、何不自由ない生活を送ってい。
そして、多くの人が口にする、気にする(本当かなと思うほど)安全、安心の事、全くと言っていいほど、気にしていない。家には、持っていかれても気にならないものしか置いてないし、車の最後部に貴重品は置く。車から出る時には、貴重品は、短時間でも持ち歩く。しているのは、そのくらいの事です。家の周辺は、皆さん、知り合いです。特に、向かいにいるトカンオジェックの数人とは、いつも、挨拶するし、会話もする。そのすぐそばの集合住宅の入り口にセキュリティーも私が家を出る時、帰ってきたガレージに入れる時には、手招きガイドをしてくれる。そして、昔は何かと事件があったと聞くが、私がここに来て以来,何も事件の話は聞かない。タマンセントサの出入り口のゲートのセキュリティーも全員顔みしりで、偶に、ゴレンガンなどの差し入れしている。
お金がないわけではない。ケチでもないと思っている。お金の使い方が多くの人と違っているのでしょう。自分のためには旅の費用、日本往復、年3回ほども含む。そして、多くは、他人のためだと思っている。インドネシアの若者に資金援助、技術を伝えるための金型や設備や原料、多分、毎年300万円以上、使うと思う。それにくわえ、投資もしている。酒は飲まない(最近ちょっと舐めている)たばこは吸わない、カラオケにも行かない。何が楽しみ?楽しい事は、多分、平均より、はるかに沢山あると思う。
責任を持てないが、一度、私のような生活をしてみませんか。あなたの生活に余裕が生まれるかもしれません。多分、出来ないでしょう。
こんな道が500Mほど続くのです。八方 黒菱モーグルコースも、これほどじゃない。車がローリングするので、上の方が接触する。
昨日のLPGボンベと装置です。
安全 安心 気持ち