1346 中国へ行っている日本人や日系企業は大変ですね。中国人の欲求不満のはけ口に中国政府がこの機会を利用しているようだし、中国人の知識不足の階級が乗せられているようですね。日本人は、いちいち、反応しない方がいい。事実、日本人全体は冷静というより、あまり関心が無いと言った方が適切か。
尖閣諸島にしても竹島にしても、国後、択捉、日本の固有の領土だという根拠を言える日本人がどれだけいるのでしょうか。歴史的経緯を含めて、私も知りません。なぜ、自国の領土だと主張しているのでしょうか。そしてそれらの島は今どういう状態になっているのか、そして、これから、日本の対応はどうするのか。そういうことも私は知らない。勿論、当該相手国にもそれを分かってもらうようにあらゆる方法で、示さなければならないはず。理論的に説得する手段を常に講じていることが肝心でしょう。困った困った、手の打ちようが無い、どうしよう、と、考え込む前に、国際司法機関にゆだねる前に、何故、自国の領土だと主張するのかを、世界中に広報してほしい。日本人が知らないのだから、他の国の人々が知るはずもない。
日本の政府は、関係各国の言葉で、呼びかけてほしい。そして、対象国の主張があれば、それも公表してほしい、そのうえで、交渉に舞台に着いたらいいと思う。政府間同士では、そういうことを、過去には主張しあったかもしれないが、その内容も含めて広報してほしい。
チャガールアラムに入って、ラフレシアを探した。小雨は、時々降っているようだが、焼け石に水、ということか、ジャングルの中の沢は渇水状態、チュルッグ パナンジュン(パナンジュン滝)の水もチョロチョロで、滝つぼまで達する前に岩肌に吸い込まれるか蒸発しまっていた。乾季の終わり近くには、ラフレシアもほとんど咲かなくなる傾向にある。今回は、全く期待していなかった。予想通り、滝までの往路では、蕾が3っつだけで、それも、開くまでには二三週間かかるだろうと思われるものだった。滝の上の状況も同じだった。ところが、復路の様子はちょっと違った。今まで、出会ったことが無かった場所で、匂った。まさかと思いながら、探してみたら、在った。急斜面に張り付いていた、そのすぐ後にももう一つ在った。枯れ葉や落ち葉が敷きつめられている地面の向こうに見えた。
世界中でここにしかない、パンガンダランのラフレシアの数は着実に増えている。10年以上前には、ジャングルへ入って会える機会は三分の一だった。当時は、会えれば、ラッキーだと思っていた。一遍に二つ以上に会える確率は六分の一程度だったと思う。ところが今は、必ず会える。会えなければ、ガイドが役割を果たしていない。たとえが今回も往路にあった、復路に遭った。往路をそのまま帰ってくるガイドなら見つけることはできない。花を探すというより匂いを探すのです。匂いを敏感に察知する能力も必要だ。歩いていて、すぐ見つかることは無い。匂って、方向を決めて探しまわるなだから、嗅覚が優れていなければならない。そう臭いものではない。微妙に匂うのですから。悪臭ではない。
増えているのはモラル教育の成果だと思う。80年代には蕾を持ち出す犯罪が絶えなかったようです。だから、緩衝地帯を作って見張り櫓から監視したのでしょう、数年前から、監視もしていない。持ち出す人もいない。
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この中にラフレシアがあります。
民度 はけ口 欲求不満