1330 ジャワ島の西海岸の町、チャリタやアンニョール、ムラックの漁民は出漁を控えている。アナック クラカタウからの灰がうっすらと積もっている。タンクバンプラフはまだ入山禁止が続いている。また、昨日の朝、東ジャワのバニュワンギ近くでM6,5の地震があった。被害はほとんどなかったようです。
Krisis airクリシス アイル、が、どんどん各地の深刻さが増している。酸欠で死んだ魚を食べて集団で中毒になった地域もある。給水車も出ているが、その水の奪い合いで警察が出動という地方もある。それにしても、バケツやプラスチック容器に収まる水より地面に吸い込まれる方が多いんじゃないのという、給水の仕方をしている給水車が多い。こぼれた水を逃がさないように、ある程度大きな平たい箱のようなものを用意しておいてその中にバケツやプラスチック容器を並べて給水したらいいと思うのだが、貴重な水がもったいない。給水車はそのくらいの備えをしてほしい。
インドネシアで作っていた私が使う装置の一部が届いた。インドネシアには無い製品を作るための装置で、うまくできるかどうかは、やってみないと分からないという代物だ。一発でうまくいくとは思っていないので、二三カ月の試作期間は覚悟している。写真は二つの装置だが、何をしようとしているかは、押出しの専門家と自負する人でも分からないように肝心なところは写していない。ということで、速度は遅いが、進んでいる。
ジルバブ(スカーフなどで頭を始め顔の周囲を見えないようにする布)イスラム教の小中学生は制服として女子は必ず付けるようになっているらしい。高校生になると制服に含まれているが付けない子が多くなっている。独身の女性に関しては、田舎より町の女の子の方が着けなくなっている。学校へ行くときだけの話で、学校でなければ、着けないのが普通です。仕事の場で禁止することは難しい。職場によっては、現場作業者のジルバブのデザインを統一するために着ける人には支給している会社も多い。帽子を義務付けている会社もジルバブを禁止できないので、着ける子は帽子をかぶらなくてもいいという会社もある。
独身の時には着けていなかった人も結婚したとたんに着ける人がほとんどである。夫の方からの要求があるらしい。被ってさえいれば、誠実に見えるのでしょうね。他の男にちやほやされる可能性が無くなると思うのでしょう。
ジルバブファッションショーが在るくらいに、デザインや色はさまざま、巻き方、付け方もさまざま、昔、相当古い話だが、“君の名は”の映画で岸恵子が着けていたマチコマキはジルバブの巻き方を知っている人が考え付いたのではないかと思う。私の印象だが、ジルバブをいつも着けている人がジルバブを取ると、なんだ、と思う人が多い。ジルバブを着けていなかった人が着けると、印象が良くなる人が多い。若い女性で、容姿に自信が無い人の方がジルバブを付ける割合が多いと思う。自信がある人は隠したらもったいないと思うのでしょう。
もったいない 水飢饉 準備中