優秀な女性官僚の辞任騒動がまた起きた。
接待は不要という評論家がいた。このような人は、原発は不要、女性蔑視は許せぬと言う。確かに、世の中は変わった。激変したと言っても過言ではない。ハラスメントの基準が変わったのも大きい。しかし、時系列(時間軸)で考えてもらいたい。10年前20年前は許されたことが、今は許されない。ここまでは良い。
ただ、10年前の行為を今になってアウトと言うのはどうか?パワハラやセクハラの告発が、どんどん時間を遡って行く。また、70歳を超える重鎮に対して、女性蔑視と大騒ぎする。70歳を超えた方たちの頭の中はすぐには変わらない。昔、尺貫法が廃止になった時、当時の大工の棟梁が「ワシの頭を替えてくれ。」と言った。
世間の基準を時間軸で考えれば、もうちょっと寛容に出来ないか?織田信長はパワハラで殺人者だと、言うようなものだ。このように変化を時間経過で見れば世の中、もうちょっと寛容にスムーズにいけないか。年寄りにもうちょっと敬意を表するのが日本の美徳だった。
一方的な世代間批判は誠に情けない。