アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

663 アチャコの京都日誌  大相撲が大変だ。

2019-11-22 08:56:02 | 日記

[見も蓋もない!]

このような表現は、昨日の大相撲結びの一番に使う言葉だ。

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常々、横綱白鵬は単なる「スモーレスラー」だと言ってきた。品格も何もない。

今場所も、玉鷲戦で自ら「待った」したにも関わらず、次に「待った」した玉鷲を小突き上げた。

昨日の遠藤戦は、話にならない。

肘でかちあげて、平手で打ちのめした。もはや相撲ではない。小生は彼の土俵入りも酷評してきた。所作に優雅さや品格がない。単に強さのアピールでしかない。神事だと言っても、宗教的な感性を教えていないし、日本で育っていない外国人には無理だ。宗教上の問題でも外国人差別ではない。

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国技なのだから、教えていない師匠にも責任はある。心技体を求めるなら、白鵬は引退を勧告すべきだ。大相撲はスポーツではないのだから強いというだけで長く最高位にいる謂れはない。折角大相撲ブームの今、白鵬抜きなら、誰が優勝するか分からない、全員が優勝の可能性のある盛り上がりが期待できる。(それも情けないが!)

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しかし、必ずその中から大横綱が出てくる。北の富士さん!白鵬に引退を勧めて下さい!


662 アチャコの京都日誌    皇位継承問題は慎重に!

2019-11-18 08:31:51 | 日記

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新天皇御即位関連儀式が、一段落した。誠に目出度い日々であった。次の重要な話題は「皇位継承問題」だ。女性天皇も、との声も出ているが、ここはしっかり歴史を学習しておきたい。現在の皇室の祖は、光格天皇である。第119代のこの天皇は前天皇の子ではない。系図を参考に見ていくと、桜町天皇、桃園天皇、後桜町天皇、そして後桃園天皇とつなぎ、光格天皇になるわけだが、単純ではない。後桜町以外は早世である。桃園の子である後桃園につなぐ時にまだ、幼少であった為、姉の後桜町が弟の成長まで女性ながら天皇を継いだ。このかたは大変な人格者で、弟がめでたく天皇を継いだ後も、熱心に弟の訓育に努めた。生涯独身を強いられる女性天皇を立派に勤めあげた上に、君主の道を説き、歌道など皇室文化の伝承にも深く関わった。更に七十を越える当時としては稀な長寿であった。その為、残念ながら若く崩御した弟天皇から、断絶の危機を越えて傍系から継いだ光格天皇にも長く長く訓育に努めた。今日の皇室あるのはこの後桜町女帝の存在があったお陰と言っても過言ではない。

「koukaku 天皇」の画像検索結果光格天皇

「後桜町天皇」の画像検索結果後桜町天皇 クリックすると新しいウィンドウで開きます

以下は、著書「令和に読む 平安の天皇たち」の中から後桜町天皇より  引用

女性天皇は、推古・皇極(重祚して斉明)・持統・元明・元正・孝謙(重祚して称徳)ここまですべて奈良時代以前だ。それ以降は、後水尾天皇が突然退位した後の、明正天皇。そして今回の後桜町天皇。いずれも次期天皇が幼少で、つなぎの天皇だ。これを中天皇(なかのすめらみこと)と言う。

因みに、神功皇后が即位していたと言う説はあるが、歴史上「皇后」扱いだ。また、現在は、男系男子に限定しているので女性天皇は、この天皇が最後となる。実に、平安時代以降、800年近く男系男子でつないできたのだ。今後も簡単に女性天皇を容認すべきではないと言う意見はここから来ている。

年表を確認しても、京都に大事件はなく 文化的には円山応挙の活躍の時代だ。また白隠が萬福寺を再興した時期でもあった。そして、甥の13歳の成長を待って後桃園天皇につないだ。愛情深く文化的素養にも長けた方であったようで、院政をもって若き天皇を指導した。その後、さらに光格天皇即位後も、傍系からの天皇にも関わらず親身に指導し「国母」と呼ばれた。光格天皇が父閑院宮に天皇尊号を送ろうと幕府と対立した時には、「御代長久が第一の孝行」(あなたが長く安定して天皇でいる事が一番の孝行ですよ。)と言って諭した。やはり天皇は、男性であれ女性であれ日本国を考えていた。以上。


この辺り、近年、京都産業大学の日本文化研究所の研究成果とともに明らかになってきた。
翻って、現在の皇室の議論は表面的でしかない。女性天皇と女系天皇との違いも含めて国民に十分な説明をしていない。歴史上女性天皇は何人もいるが、皇后が天皇になった以外は、そのお子さんは天皇になっていない。女性天皇は全て結婚する事すら認められなかった為だ。神聖を強いられる天皇は、女性の月経や出産を忌み嫌った。女性差別ではない、今ほど安全ではない妊娠や出産を神様から遠ざけたものかとも思う。従って処女にこそ神秘性が宿るとしたのかもしれない。現代では考えられない訳だが、女性天皇を認めるとその子は皇子となり、女系男子として皇位継承者とするかどうかの議論が必要となる。極端に言えば民間人全員が天皇の親になる可能性があるのだ。複数兄妹が出来たらどうするか?
何より、女性天皇の夫になる男性は大変だ。妻にもらうことにはならない。皇室の養子に入る事になるのだ。ある日突然、親戚中が皇族になるのだ。


色々問題提起したい。


661 アチャコの京都日誌  大相撲が大変だ

2019-11-15 08:00:13 | 日記

大相撲が大変だ。

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昔、学校から帰った夕方、「相撲。どうやった?」と、母親に聞くと、必ずこう答えてくれた。

「みんな勝ったよ。」 「おかあちゃん、なにゆうてんねん。半分は負けるんや。」

みんな勝った。つまり役力士はみんな勝ったという事だ。大関・横綱はめったに負けない時代の話だ。

10日目あたりから、大関・横綱の対戦が始まって星のつぶし合いが始まる。関脇や小結は大概大負けして平幕に落ちて行く。

ところが最近はどういう事か、みんな番付に関係なく勝ったり負けたりだ。番付の値打ちはない。

今場所も、5日目で全勝はいない。上位陣では白鳳の一敗くらいだ。幕尻からの優勝もあり得る。

しかも幕内の休場が7名となり非常事態だ。初日に休場を発表する横綱が出てくるなど、無茶苦茶である。

これを「戦国時代」と喜ぶ向きは真の大相撲ファンではない。スポーツであっても神事でもある相撲は秩序に基づいた儀式でもある。

「しこ」は、荒ぶる神を鎮める所作である。塩を撒くのも清めの所作である事は当然である。

まずは、怪我が多い事を考えるべきで、ラグビーに見られるようにあれだけ激しく当たって行うスポーツが、ほとんど退場するほどの怪我人が少ないのと対照的だ。

柔道のように体重別にしていない為、体重を究極に重くした結果だ。適性体重の議論や稽古のあり方など、今風に改善すべき点は多い。

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早く安定した日本人の「大横綱」の出現を望む。

 

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