暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

海老と野菜のビール揚げ

2016-01-22 11:22:06 | 料理
昨夜の料理は、海老と野菜のビール揚げ。

先日NHKの世界入りにくい居酒屋と言う番組でロンドンの居酒屋をやっていました。
そこで作っていたのがフィッシュ&チップス。
料理自体イギリスでは当たり前なものですが、鱈をビールで溶いた小麦粉で揚げており、
パリッとして大変美味しそうに見えました。

すぐ真鱈を買ってきて試してみたのですが、予想通り衣はパリッと、日本の天麩羅にない風味に溢れ、
下手な天麩羅より簡単で美味しなと思いました。

昨日は、それを海老と野菜で試してみました。

衣は、天麩羅用米粉に少しだけ塩を加え、ビールでねっとりする程度になるよう混ぜ合せるだけです。
米粉を使うのは、小麦粉はそれに含まれるグルテンが体に良くないと言われており、最近その替わりに使えるような米粉が売り出されておりますので、それを使っただけのものです。
近所のケーキ屋さんでも、その米粉で作ったケーキを売っております。

後は天麩羅を揚げるのと全く同じです。
今回も大変美味しかったです。
ビールの泡がパリッとさせるようですね、それとビールの風味も独特な香りとなって、いかにも洋風と言った味わいを与えてくれるようです。
色々なビール或いはスパークリングワイン等で試してみると面白そうですね。

付け合わせのソースは、この料理の定番通りタルタルソースを作りました。




カスレ風蒸し煮

2016-01-21 12:25:19 | 料理
昨夜の料理は、カスレ風蒸し煮。
一昨夜の残り物に、小豆、豚バラベーコン、ポテト、ソーセージを加えたリセット料理です。

小豆は一昼夜水に戻し、戻し汁ごと昨夜の残り物に加え、さらに上記素材も追加して深皿に入れ、1時間ほど蒸しました。
鍋で直接火を入れてもいいのですが、味が強くなりますので、昨夜とは違った味わいを出すべく蒸すことにしました。
鍋の火入れと違ってだし汁は煮詰まりませんので、蒸し上がりはこんな感じ。



結果脂気の多い素材を使っているにもかかわらず、大変あっさりとした味わいに。
脂っ気を感じさせることなく、素材の旨みと脂っ気が優しく調和しています。
洋風料理にもかかわらず、東洋風味わいと言えましょうか。
カスレとは相異なるものですが、カスレ風と言いましょう。






丸ごとキャベツの蒸し煮

2016-01-20 10:53:15 | 料理
昨夜の料理は、丸ごとキャベツの蒸し煮。

先日豚バラ肉の自家製ベーコンを作り、台所にぶら下げて熟成させておきました。
どう料理に使おうかと思案、丸ごとキャベツの蒸し煮に使うことに。



まず蒸し煮をする無水鍋を使いラードでニンニクのみじん切りを色づかせ、さらに玉ねぎと人参の薄切りを加えて色づくまでよく炒めます。
そこへトマト、トマトピューレー、そして自家製鮒ずしを作った時のしっかり乳酸発酵したご飯を加え、とろみがつくまで炒めます。
さらにそこへ1cmほどの厚さで切った自家製豚バラベーコンと小ジャガイモを加えソースに絡ませます。
そこへ丸ごとキャベツを乗せ、塩コショウ、香草、白ワインと水を適宜加え、ふたをして蒸し煮に。
20分ほどで出来上がりです。

キャベツをお皿に除け、ソースの味見をして塩コショウで調整、少し煮詰めてとろみを付けて完成です。
大変深みのあるソースとなりました。
豚肉は思ったより固めで、事前に蒸して柔らかくしておいた方がよかったようです。



自家製鮒ずしを作った時のしっかり乳酸発酵したご飯は、大変有効な調味料となり、炒めものや煮ものなんにでも使え、味に深みをもたらしてくれる貴重な調味料でもあります。
生きた乳酸菌の宝庫でもありますので、寝る前にこれを舐めながらお酒のあてにしています。
味噌みたいなものですね。
腸や脳は、寝ているときに生命の維持に必要な活動をしていると言われていますが、
まず乳酸菌を始めとした腸内細菌が活動して、大脳刺激伝達物質を分泌させているようですので、乳酸菌は寝る前に摂るのがいいと言われてますよね。
確かに乳酸菌を摂って寝ると、寝ていても大脳が活発に活動しているのが実感できます。
そういう意味では鮒ずしのみならず、その漬け飯は生きた乳酸菌の宝庫として貴重な試料となっています。
まだ大きなバケツ一杯残っていますので、何か有効活用法はないかと思案しているところです。










牡蠣の中華風お好み焼き「煎生蠣」

2016-01-13 10:28:43 | 料理
一昨日、いつもの釣り師から天然の牡蠣を沢山いただきました。
殻を外すのは慣れないので大変な作業でしたが、1時間半ほどで何とか完了。
釣り師の話ですと、12月はまだ身がくたくたで美味しくなかったが、今月に入って身が締まってきたと。
確かに、小粒ですが身がふっくらしてて美味しそうな雰囲気でした。
写真はいただいた牡蠣の極く一部です。



牡蠣フライにするには小さいので、グラタンにすると美味しいよと言われましたが、
一昨日は野菜と一緒に豆板醤炒めで食べ、昨日は牡蠣の中華風お好み焼き「煎生蠣」でいただきました。
お好み焼きは簡単で、200gの牡蠣に対し、卵2個とたっぷりのニラのみじん切り、それとみじん切りのネギ、ニンニク、
それらを混ぜ合わせ塩コショウで味付け、最後に固めの水溶き片栗粉で固さを調整して準備の完了です。
今回は小粒の牡蠣でしたので丸のまま使いましたが、大粒の場合は粗く切った方がいいです。



これを多めの油をひいた中華鍋にひとすくいづつ入れて焼きます。
焦げ目が付くほど焼き上げて完成。
ケチャップを付けていただきます。
牡蠣とニラとの風味がぴったしで、何とも言えない美味しさです。
作り置きしてあった昆布〆鯖と一緒にいただきましたが、充分締まった鯖とも相性は抜群、ともに大変美味しくいただきました。



草餅を買いに岐阜県垂井町へ

2016-01-11 20:46:58 | 日記
先日テレビのある番組で、岐阜県垂井町にある南宮大社と言う神社の参道にあるお店で売られている草饅頭が大変美味しいと、
レポーターが美味しそうに頬張りながら紹介しているのを見、
これは本当に美味しいかもしれないと、早速出かけてきました。

南宮大社と言うのは、鉱山や鉄関係の方面から崇敬されている神社のようで、全国から関係の人々が沢山お参りにくるようです。
テレビでは、機械の部品等が奉納されているのを放映していました。

古くからある神社のようですが、この近辺で行われた関ケ原の合戦で社殿がほとんど消失してしまったのを、徳川3代将軍家光が再興したとあります。
従って現在残されている社殿の大方のものが、当時のもののようです。
日光東照宮と共通する当時の華やかな趣のある神社です。

南宮大社は、こちら







また垂井町と言えば、安藤広重の木曽街道69次の絵図に出てくるように、江戸時代は賑やかな宿場町だったようで、
いまでもその街道筋には当時をしのばす建造物が多く残されています。

垂井宿の街道筋と当時の歴史的な建造物





垂井宿西入口、安藤広重の69次絵図と現在の同じ方向を望む



垂井宿の東入口、中山道と美濃路の分岐点道標と、街道に沿って流れる相川にかかる相川橋から望む伊吹山方面



さて本題の草饅頭ですが、まずお目当ての草饅頭が売られていた尾張屋支店という店。
何が売られているか一見分らないような鄙びた店ではありますが、
当地では美味しい草饅頭を作っていることで知られているようではあります。
テレビでは、一日100個ほどしか作らないので、午前中位で売り切れてしまうと言うことでしたので、
当日は11時頃には着くように行きました。



店の前、大社入口にある天保年間に据えられた道標




草饅頭と草餅を買いましたが、確かにすごく美味しいです。
草饅頭と言えば、亡くなった私の母が得意としていたもので、それはそれは美味しく、
今まで母の作ったものより美味しいものには出会ったことがありません。

今回のは、それと匹敵するくらい美味しかったです。
食べているとそのおいしさに、口中思わず幸福感が満ち満ちてきます。
フレッシュなよもぎの香りが口中に拡がり、草餅を食べていると言う実感が溢れてきます。
あんこも大変美味しく、それほど甘すぎもなく、よもぎの味わいを生かすような甘さ加減です。
私の母のは、もう少し甘かったと思いますので、その方が私の好みではありますが。

1個90円の草餅を求め、往復2000円ほどの電車運賃を出して買いに行くのですから、
私も相当な気の入れようでしたが、
それに見合う久しぶりに草餅らしい草餅に出敢えて、感激の一日でした。