暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

白花醸三宝、野菜・豆腐とえび肉の揚げ煮

2016-01-23 00:39:13 | 料理
昨夜の料理は、白花醸三宝、野菜・豆腐とえび肉の揚げ煮です。

一昨日弘法さんで買った海老は当日はビール揚げになりましたが、その半分は残しておきましたので、昨日どう使おうかと思案。
いつもの乾焼明蝦にしようと思っていたのですが、いつも同じではと、上記料理になりました。

海老は殻を取り身は包丁でつぶし、さらに粘りが出るまで包丁で叩きます。
最後に塩コショウ、片栗粉を混ぜ合わせてすり身の出来上がりです。
これを、豆腐1丁を四つに切って水切りし、上面を少しくり抜いたところへ、
茄子を厚めに輪切りにしその側面真ん中に切れ込みをいれたところ、
そしてピーマンを半分に切り分けその内側に、
それぞれ海老のすり身を埋め込みます。

それら豆腐と茄子は色目が付くまで油通しを、
ピーマンは海老を埋め込んだ面をきつね色に焼き目を付けます。

次に、ニンニク、生姜・ネギのみじん切りで香り付けした中華鍋に、豆板醤、甜麺醤、酒醸、さらに自家製のラー油(激辛粉末唐辛子とニンニク、豆鼓で風味付けしてあるもの)を加え、よく炒めます。
香りが充分出るまで炒めたところで、先程の海老の殻で採っておいた出汁と干し椎茸のもどし汁を加え、調味料として砂糖、塩コショウで味付けします。

スープが煮立ったところで、先程の豆腐、茄子、ピーマンを加え、ふたをして煮詰めます。
ある程度煮詰まったところでさらに醤油を加え、味を見て塩コショウで調整、
煮詰まったところで水溶き片栗粉、ごま油を加え、とろみを付けて完成です。

なかなか美味しい揚げ煮が出来上がりました。
海老のすり身が主役の料理で、その風味を生かしたものですが、
豆腐他2種類の素材と、豆板醤他の調味料との組み合わせが絶妙で、何故か淡泊な海老の風味が引き立ち、
ピリッとふくらみのある味わいとなりました。
いくらでも食べられるまろやかさです。
中国料理独特の、沢山の味を組み合わせた美味しさを楽しませてくれた料理となりました。