触れられたくないもの

何を想うか、サギが佇む植えたばかりの田んぼに、日本最小の烏帽子山が映っています。
左右逆ではなく、前後ひっくり返しながら左右180度反転するという高等技術を駆使してまで背中を見せたくないものか。

そう言えば月も絶対に背中を見せませんし、ヘレンケラーも飛び出た片目をガラスの義眼に変えるまで反対側からの写真しか撮らせなかったとか。

誰にも隠しておきたいことはあるもの。可能な限り多方面からのデータを収集しなければ、より正確な分析は出来ないのですが。

米陪審員裁判において、不倫の口止め料に伴う公文書偽造罪で、今秋大統領選出馬予定の前大統領に有罪判決が出ました。
罪は罪として罰せられるのが社会においての筋(憑きモノオトシ）でありますが、個人的には対象職務との関係性が無いものに関しては切り離して考えるかなと。神様じゃあるまいし、パーフェクトヒューマンなんていませんから。どう捉えるのも個人の自由ですが。

あ、前大統領が返り咲くのには、ちょっと抵抗のある者です。

選挙やら弱体化の影が見えると、実務とは無関係のプライベートがらみの醜聞が湧いて出てきます。
評判落とし戦法と野次馬根性、いや正確な情報追求と科学的分析因子？

いずれにしても、見せたがらないものを無理やり見ようとする行動に対し、野暮だね～と思ってしまうボクには科学的素養が無いのでしょう。

ある意味「迫害される預言者」場合によっては「欲望に素直」を売りにする米前大統領には、逆に好都合な部分もありそうです。