楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

『私の自転車旅物語』 -相棒のこと 2/3-

2021年02月28日 | 『私の自転車旅物語』

《月形町 皆楽公園 家から70Kmと手頃な距離で隣が温泉》

 

自転車を用意したら、旅をするための多少の装備が必要だ。

「荷台(キャリーフレーム)」は自転車店で選んで貰って取り付けた。シートステー(後輪のブレーキの付いているパイプ)にネジ穴が無いと取り付け出来ないので自転車を買う時に確認が必要だ。

 

サイドバッグは何を入れるかでサイズは決まるが“大は小を兼ねる”。ちょっと高いがドイツ製のORTLIBEは防水が完璧でワンタッチでキャリーに着脱出来るので便利だ。ネットで購入した。

長期間の旅の時は使い古しのリュックを荷台に括り付けて、調理用具などの雨に濡れてもいいものを収納している。

 

荷物は、一人用テント、寝袋、折りたたみ銀マット、着替え、雨具、コッヘル、バーナーが最低限の装備。登山用品店が軽量・小型で品質の良い物が揃う。

因みにテントはアライテントRIPEN、寝袋はmont-bell Doun Hugger3でスリーシーズンは対応出来ている。バーナーは携帯ガスボンベ利用のタイプが簡便なので使っている。

 

自転車旅をしていてよく聞かれるのが「折りたたみですか」という質問。

「いえ、タイヤを外して袋に入れると飛行機もJRもバスにも乗れます」と答える。

 

その輪行方法と携行品一式は次回にします。(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


山田トーク

2021年02月27日 | 日記

TVで繰り返し繰り返し山田広報官の映像が流される。

おや、記者会見の時と何か違うぞ。

どこかで聴いたような声、話し方。ずっと考えていたら漫画家・コラムニストの辛酸なめこさんだった。

ぼそぼそとした自信なげな話し方がそっくりだ。

 

辛酸なめこさんはラジオで話しているのを聴いていて、珍しいペンネームなので気になっていた。この機会に調べてみた。

高校時代に自主制作した新聞のコラムで使ったもので、周りから「薄幸そうに見える」とよく言われていたことに由来するとか。

文筆業やアート作品の制作では本名の池松江美と使い分けているが最近では境界が曖昧になりつつあるらしい。

 

昨日(2/26)夕方の管首相のぶら下がり取材は記者の“早押し”の「帰らせないぞ!」の気迫があり、山田広報官にビシバシと仕切られる記者会見から解き放たれたようだった。

 

似たような声質、話し方だけれど、皮肉を込めながらも茫洋としてけれん味のない辛酸なめこさんと、ヒトをも食っていることを気付かれないように装う巧みな話法の山田広報官。

7万円の会食を辛酸なめこさんだったらどのようにトークするだろうか。「道に迷いながらも行ったけど、店構えに怖じけ付いて玄関前から帰りました」とでも言いそうだ。なめこさんスミマセン。

 

 

 

 


『私の自転車旅物語』 -相棒のこと 1/3 -

2021年02月26日 | 『私の自転車旅物語』

《相棒 名前は無い フレームサイズは420とやや小さい》

 

自転車店に入るとママチャリは馴染みがあっても見慣れない形のものが沢山ある。値段も色もサイズもまちまちだ。

 

基本の知識として、サンダルの「ママチャリ」、スニーカーの「MTB(マウンテンバイク)」、ランニングシューズの「ロードレーサー(所謂サイクリング車に近い)」と覚えておくと見やすくなる。

とは言っても「旅」用となるとどれを選んでよいか分からない。

 

私の“相棒”はMTBだ。20年近い昔のLOUIS GARNEAU(ルイ・ガノ)XC Casper。スキー場などを下るダウンヒル競技の初級にも使えるゴッツイ自転車だ。

「よくこれで旅をしてますね」と言われることがある。理由は単純で物置に息子が高校生の頃に使っていたのがあったから。サイズはやや小さい。

 

コンポ-ネント(ギア、変速機、チェーン、クランク、ブレーキ)はシマノAlivio。値段は当時で6万円くらいだったと思う。2年前に1.8万円かけてギアと回転部をオーバーホールした。

 

サスペンションが付いていて、フレームもタイヤ(26インチ)も太くて重く12Kgある。人には「ロードランナー」を勧める。所謂サイクリング車に荷台がついたものだ。街乗りにも遠出、旅にも使えて便利だ。

 

自転車は材質とコンポーネントのグレードで値段が決まる。高いのは軽くて強度のある材質で出来ている。スポーツ車を扱っている自転車店であれは相談に乗ってくれる。

 

自転車旅をしていると、会社を退職して初めて自転車旅に出たという若者によく出会う。それも日本一周!

 

誰でも出来るということ。長崎の教会巡りをしているヨーロッパのシニア夫婦や十勝岳をキャリーに幼子を乗せて登っているパワフルな外国の夫婦に会ったこともある。

少しずつ距離を延ばし、少しずつ装備を揃えてゆくのも楽しみのひとつだ。

 

自転車を用意したら、旅をするための多少の装備が必要だ。(つづく)

 

 

 

 

 


バレなければ平然と嘘をつく霞が関官僚

2021年02月25日 | 日記

今日(25日)の衆院予算委員会をインターネット中継で見ていた。

東北新社の総務省に対する饗応接待の質問に立ったのは立憲民主党と共産党だけ。予算委員会が午前中に限られていて、結局、何も分からずに終わった。

 

質問はいつもの「〇〇〇ではないのか」といった推測質問、政府側は証拠が示されない限り「覚えていない」「そのようなことは無い」の知らぬ存ぜぬのテンプレート答弁。「管正剛氏とは名刺交換もしていない」「私は会食で仕事の話しをするタイプではない」には笑ってしまった。

 

これだけの大がかりで継続的な饗応接待には「行政の歪み」が必ずあるはず。決定的な情報は関係者内部にある。野党はそれを掴む力をつけない限り報道の常套句である“闇の中”で幕引きされ、官僚はほとぼりが冷めればまた始めるだろう。

大蔵省接待事件で役所組織全体が一度は“熱物に懲りてなますを吹く”状態になったのにまた繰り返えされていたのだから。事実、農水省でも起きている。

 

7万円の会食接待を受けた山田内閣報道官が職に留まるという。

国家公務員倫理に反する行為を「よく覚えていない」「申し訳ない」「職務に精励する」で片付けようとする強硬姿勢だ。

公正、信頼が求められる政府広報の仕事を続けることを内閣記者会はどう思っているのだろうか。当人が司会進行をする緊急事態宣言解除の3月7日の管首相会見が内閣記者会の試金石だ。逆手にとってどんどん質問を続けてはどうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『私の自転車旅物語』 -はじまり-

2021年02月24日 | 『私の自転車旅物語』

熊本の高千穂から標高1,000m峠を越えて大分の豊後竹田市へ “相棒”と 2015年4月

 

このBlogではないけれど、大学のRugby部の後輩に勧められてブログというものを始めた。2013年の8月から8年目を迎える。

これまでの7年間は退職後に本格的に始めた「自転車旅」の時間と重なる。

 

最初のBlogに書かれていたことを見ると、

・・・自転車は子供の頃の心に還れる不思議な乗り物だ。人はやがて生まれた時に還るのなら、そこまで自転車で還りたい・・・

などと書かれていた。

 

というわけでこれから時々、『私の自転車旅』で旅道具のこと、想い出の旅のことを書いてみようと思う。コロナで出掛ける機会が減ったので丁度良い。

 

退職等で時間が出来てこれから自転車でも・・・と思っているシニアの人の参考になれば幸いです。

やはり先ずは旅の“相棒”のことか。 (つづく)

 


自転車旅の準備

2021年02月23日 | 円 -bicycle-

自転車旅に利用しているメンバーカードの更新時期になった。

コロナ禍で出掛けられるかどうか、迷いながらも結局は継続割引もあったりして手続きをした。

 

長距離輪行の時に威力を発揮するのがJRの『ジパング倶楽部』だ。200km以上の距離の場合に乗車料金が全国どこのJRでも30パーセントの割引になる。

年会費は3,840円とちよっと高いが特急指定席券まで対象になるので、都市間高速バスとあまり変わらない料金で楽に移動することが出来る。一回使えば年会費分は返ってくる感じだ。

しかし、残念ながら昨年は一度も使うことは無かった。

 

ユースホステルも会員証が今年からデジタル化されて会費が2,000円から1,500円に安くなったので継続することにした。PCから手続きをすると即、海外にあるユース本部からスマホ用アプリが送られてきた。

最近の宿泊はテント、ライダーハウスなのでY.Hの頻度は低いがいざとなった時の安心料だ。

今は「飲酒禁止」、「夜のミーティング」のような堅苦しさは無く、旅好きの老若男女が利用しているようだ。長崎、別府、花巻、ニセコは土地柄を感じさせる印象的な想い出が出来た。

しかし、所在地が限られ、最近は営業終了も目に付く。アプリで検索すれば国内外とも3,000円前後で泊まれるゲストハウス、ツーリストホテルが山ほど出てくるので仕方のないことか。

 

今年はメンバーカードを更新して正解と思えるシーズンになって欲しいものだ。

 

 


恵庭の感染者が拡大している

2021年02月21日 | 日記

住んでる恵庭市のコロナ感染が拡大している。

 

昨年の4月20日に初めて確認され、今年1月25日のブログで累計感染者数が105名だったものがほぼひと月で189名(2/20現在)と2倍近くに増加した。

200名も時間の問題だろう。隣接する江別市、北広島市、苫小牧市を追い抜いて、今は全道6番目に多くなった。

 

 

市役所のHpから10名増加するまでの日数を調べてみたら格段に早くなっている。

昨年末までは1週間から2週間の間隔があったが、年があけてからは10日間を切っている。最近は3~4日間で10名ずつ増加している。

 

新聞の地域版には詳報されていないが、飲食店のクラスターが収まったと思ったら病院で発生したのが要因と思う。

 

恵庭市は新千歳空港と札幌市の中間に位置し、首都圏、札幌圏との人の行き来も多い土地柄だ。現役世代は通勤、出張で気を使うことも多いことだろう。

ワクチンが早く行き渡って欲しいが見通しは立っていない。医療体制も依然として厳しい。オリンピックの橋本会長は政治的にフラフラする傾向があるので科学的な決断が出来るか心配だ。


「赤木ファイル」を白日の下に

2021年02月19日 | 日記

関西テレビが森友裁判を追っている。

 

 

文書改竄を苦にして自殺した近畿財務局の赤木俊夫氏の奥さんが国などに損害賠償を求めている裁判のことだ。

 

赤木俊夫氏は生前、奥さんに「犯罪行為を事細かく書いてファイルに綴じている」と話していたという。

奥さんは夫が何故死んだのか、その理由が知りたいと切に願い、裁判において国へファイルの提出を求めている。

 

関西テレビの報道記事(2/17 19:33)によると、

2月17日の裁判で、国は「裁判の結果(勝敗や事実認定)に影響しない」ので有無も含めて回答は必要ないとの主張を続けている。

一方、前日の国会で国は「裁判に不当な影響を及ぼすから提出を控えている」と答弁している。

裁判テクニックでは成立するものなのだろうか。素人目には全くの矛盾だ。

 

BS放送を手がける東北新社に勤める管首相の子息と放送の許認可権を持つ総務省幹部との会食が公務員倫理に違反するのではないかと国会で取り上げられている。

管首相は息子と自分とを切り離して他人事を装い、官僚はバレるまで嘘をつき通す。

森友事件で安倍前首相は閣議決定までして妻を私人として切り離し、官僚上層部は虚偽答弁に留まらず、文書の破棄・改竄まで指示した。全く同じ光景であり、その過程で赤木俊夫氏が亡くなった。

 

安倍政権の数々の疑惑を解明しないまま今日に至っている。このことが政・官が腐敗した根源的原因だ。

政権交代しなければ清浄化しないし、霞が関官僚組織は立て直せない。

しかし、野党を引っぱる立場の立民・枝野党首はまるで昼行灯のようだ。いつ動くのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


考える余白

2021年02月19日 | 日記

最近読んだ本に

A  2+3=〇 と

B  〇+〇=5

のことが書かれていた。

 

「AよりBの方が〝考える余白〟がある。

しかし、今の世の中の流れは〝結論ありきの議論が自由に行われている〟という壮大な矛盾がそこかしこに見つかる」と著者のライター・竹田砂鉄氏は言う。

 

やっぱり橋本聖子氏か。今回も最後に「5」になればプロセスはどうでもいいということが繰り返された。

それも密室で作られた不透明な脚本とお粗末な演出で。

橋本氏に責任は無いが、引き受けた以上は「科学的な判断」を下して欲しい。

 

タイトルにも内容にも〝考える余白〟があり、思い出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


暫し、〝穴熊〟

2021年02月17日 | 日記

日本海側と道北は暴風雪のようだったけれど、ここらは申し訳ないほど穏やかな天気だったので、久し振りに図書館に行ってみた。いつもより人が少ない感じがした。

昨年2月に出版され、価格は6,000円と高くて買えなかった本が棚にあったので借りてきた。

『オーケストラ』(クリスチャン・メルラン著 藤本優子・山田浩之訳)

 

600ページと分厚いが〝穴熊生活〟向きだ。

指揮者のリッカルド・ムーティが序文で

- 他にまったく類いの無い人間組織 -  と表現しているオーケストラ。

奏者のこと、構造体のこと、指揮者との関係。

目次を見ると興味深い情報が満載されているようだ。

 

いつもの年の今頃は春からの自転車旅のプランを考え始める時期だが、今年はワクチンの接種と効き具合次第か。

オリンピックが開催されたら、喧騒を離れてのんびりツーリングしたいものだ。見るよりするスポーツがいい。