楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

今週、いいなぁと思った曲

2023年04月30日 | 日記

イギリスの『Living 生きる』という映画が2022年に公開されて話題になったという。

映画の中でイギリスのフォーク歌手リサ・ナップが歌う「The rowan tree  ナナカマドの木」というスコットランド民謡をラジオで聴いた。

歌詞は分からないが心に浸みた。

 

映画『生きる』と言えば、志村喬が主演した1952年の黒澤明監督作品が有名だが、『Living 生きる』は1953年のロンドンが舞台で、黒澤作品をベースに、カズオ・イシグロが脚本を書いた。

カズオ・イシグロは映画『生きる』に強い影響を受けたという。

 

役所に勤める主人公が、癌で余命半年と宣告されて人生を振り返り、一念発起するところは両方の映画に共通するようだ。

 

志村喬は地域住民の要望が長らく〝タライ回し〟にされてきた公園の整備を終え、ブランコに乗りながら、〝命短し恋せよ乙女〟と歌う。

小雪が舞うシーンは印象的だ。

 

スコットランドと同じ北国の北海道では、ナナカマドの木は紅葉が終わって、雪がちらつく季節に実を真っ赤にして、モノトーンの景色に彩りを添える。

何か全てが繋がっているようだ。

 

 

 

 


2023 農作業支援事業スタート

2023年04月29日 | 農作業ヘルパーの記

 

住んでいる街の回りの畑起こしが始まった。

今年もJAから農作業支援の依頼が来て、25-26日の種籾播きが初仕事だった。

 

半年、〝冬眠〟していたので足腰に堪える。

行った先のFさんの奥さんは「冬は肩が凝る。」と言う。

何もしないでいると身体の調子が狂うらしい。

中腰姿勢の多い農作業は素人にはキツイけど、今年も行ける時は頑張ってみる。

 

田植え仕事はこれまで経験しているが、「種籾播き」は初めてだった。

納屋の機械で均等に種籾が蒔かれた70Cm✕40Cmくらいのトレーを木枠のパレットに積んでビニールハウスまで運び、レールに乗せられた台車で中に搬入する作業だ。

 

木枠のパレット1台に200枚積まれている。

一つのハウスにパレット4台、800枚を2時間くらい掛けて、レールに乗せた台車で運び込む。

 

 

トレーを敷くのも今は機械。手作業の時代は大変だったことだろう。

 

 

4日くらいで発芽するという。それまで銀シートで覆う。

 

 

両サイドに雑草防止のための青いネットを敷き、天井に散水用のパイプラインを布設して完了。

 

二日間で4棟(8ha分)に苗床を搬入した。

1ヶ月後に田植えが始まる。

それまではハウス内温度が40℃以上に上がらないよう風を入れたりして小まめな管理が必要だ。

ひと粒、ひと粒の米に手間がかかっている。

 

コメが余り、肥料などの資材価格が1.5倍~2倍に値上がりして経営環境は厳しい。

少しでも手助けになればと思う。


ファイターズのチケットが当たった!

2023年04月27日 | 日記

伊藤大海の力投  2023.4.25

 

ファイターズのファンクラブを対象にした「カップル招待」に当選し、25日のバッファロー戦を観に行った。

3点を先行されたが、一時は3点をリードし、伊藤大海が初勝利かと思ったが、絶不調。

守り切れず、またも7-8の一点差の負け試合となった。

投打とも決定力を欠いている。〝重症〟が長引かなければ良いのだが。

 

日ハムが北海道に移転して翌年にファンクラブに入ったが、最近の観戦は年に2回程度。

今年は新しい本拠地のエスコンスタジアムでの優勝を願って、TV、ラジオで応援している。

 

抽選に当たったのはよかったが、その後の座席の指定がなかなか大変だった。

まず、「F-ビレッジ」のアプリを携帯にダウンロード。

野球、駐車場、イベント、ビレッジ内の主立った施設等々の予約は全てこのアプリから行う。

ご多分に漏れず、字が小さく、複雑で、目的の予約サイトの「F-チケット」を探し出してひと息。

次に今度は大きすぎてどの辺かが分かりにくい座席ゾーンを探し、やっと座席の指定をすることが出来た。

 

4月からは航空機のチェックインも予め搭乗者が携帯アプリから行うように変わった。

こちらも悪戦苦闘だ。

 

デジタル、ネット社会はもの凄いピードで進化し、この分野でも若者と高齢者の2極分化がますます進みそうな気配を感じるこの頃だ。

何かと高齢者が生きて行くのは大変な時代に突入している。

 

観戦前に先ずは。飲食どこも長蛇の列で、空いているところでカツカレー850円

スタジアム内は全てキャッシュレス

 

リリーフに大活躍?

 

6回の内野整備


与野党ともよくよく考えて欲しい

2023年04月25日 | 日記

統一地方選は地元では市議会議員選挙だった。

日頃、こまめに市議会の模様をペーパーにして配布している若手の候補に投票し、当選したので良かった。

 

この候補は初陣では自転車に旗で回り、今は選挙カーで流すようなことは一切しなくてもいつも上位当選だ。

公約どおり、予算の的確な執行などについて常にチェックし、議会で質問に立ち、その内容を知らせてくれる。

政治家として大成して欲しい。

 

衆参補欠選挙の山口2区で家系図をビラにした候補が当選した。

かつて改革の志士を輩出した土地柄は消え失せ、今や阿倍家と岸家が家業として国会議員に就いていることが〝家系図選挙〟でよく分かった。

〝家系図議員〟はそもそも政治家の資質が無いのではないか。

 

山口4区のNHKの当確速報はあまりに酷かった。

開票開始の20:00を少し過ぎたあたりで安倍前総理の後継の元市議・吉田真次氏の当確を出し、カメラが直ぐに選挙事務所の昭恵氏の万歳を映していた。

あまりに手回しが良く、このようなことが続いていたことに驚いた。

公式の票数はまだ入っていない段階で、そこまでしてNHKは報じなければならないのか、呆れた。

 

何でも、開票が始まる〝午後8時当確〟は阿倍元総理の時代ら続いていて、今回も強い要請があり、民放は断わったがNHKは受けたという。

最終結果は接戦であった。

 

いずれ解散総選挙がある。

衆参補選はどの地区も投票率が10パーセント前後に激減している。

立憲民主党は5戦全敗でも岡田幹事長が即座に「執行部は責任を取らない。」と表明した。

 

政治に対する失望はさらに広がり、投票率は益々下がるだろう。

与野党ともよくよく考えて欲しい選挙結果だった。

 


『五公五民』  

2023年04月22日 | 日記

 

 

経済学者の森永哲朗氏が『五公五民』のことを以前から話していた。

江戸時代,領主(公)が農民(民)の全収穫量の何割を年貢として取るかを示したもので、初期は四公六民だったが、五公五民になってから、村役人や富農の屋敷を破壊するような「百姓一揆」が多発したとのこと。

そんなことを習ったような・・・。

 

森永哲朗氏はこれを現在に置き換えて、国民所得に占める税金や社会保険料(年金・医療保険など)の割合である「国民負担率」として話していた。

これが1970年度で24.3%しかなかったものが、20年前の2002年度で35.0%、2013年度には高齢化にともなう社会保険料の増加などで40%を超え、直近で47.5%なので、『五公五民』というわけだ。

 

もはや一揆の時代ではないが、亀井静香氏が、「これからは、下手をしたらテロの時代になるよ。議会とか労働組合とかの社会集団が世の中を正すことが出来ないと思うようになったら。

今の連合なんて、労働者を代表して経営者と交渉していますか。

ストもしていないでしょう。

野党なんて今や存在しないも同然。国民の利益を代表して政府とやり合う政党があれば国民は託しますよ。」

警察出身で元自民党重鎮がこう語っている。(表現者「クライテリオン」2023.5)

 

明日は地方統一選挙後半と衆・参補欠選挙の投票日。

どこの党派であれ、国民が亀井氏のような政治とは何かを考える人物を発掘し続けるより方法は無い。

亀井氏は、「そりゃ国民が悪くなったからだよ。」とも語っている。

 

 

        高田渡(1949-2005 ) フォークシンガー

 

 

 


カラスの巣作り始まる

2023年04月20日 | 日記

久し振りに旅行から戻って、いつものように知人と朝のポタリングをした。

この時期、繁殖期を迎えてカラスが大声で鳴く。

襲われそうになって、知人と必死に逃げたことが話題になった。

頭上近くまで飛来するとなかなか怖い。

 

朝食を食べてから庭のハナミズキを見ていると、かなり大きなカラスが1羽飛来した。

庭の餌台には屋根が邪魔をして入れないので、いつもは直ぐに立ち去る。

 

ところが今朝は違った。

羽をばたばたさせて、枝に食らいつき始めた。

こんな姿は見たことが無いので暫し観察した。

 

枝を嘴で挟んでは体重を利用するために身体を落としては引っ張っている。

羽のバタバタはこの繰り返しだった。

やがて、中くらいの枝が折れ、それを咥えると立ち去った。

 

どうやら繁殖期を迎えたらしい。

枝は巣作りの材料だろう。

 

それにしても、普通は枯れ枝ではないのか。

ひよっとして、生木のしなやかさ、弾力性が高級素材なのかもしれない。

 

そういえばポタリングの時に、あちこちからカラスの鳴き声がしていた。

 

 

 

 

 


鍋島焼きの里

2023年04月17日 | 日記

 

福岡も6日目、明日(18日)でさようならだ。

「鍋島焼き」の窯元の里を散策してみた。

 

鍋島青磁     藍鍋島     色鍋島

 

 

かつては将軍、藩主への贈答品として焼かれた最高級磁器。

 

17世紀に高麗人から伝えられ、有田で鍋島藩直営の窯として焼かれたが、人の往来が激しく、秘法が漏れるのを防ぐために山で囲まれた大川内山に移された。

ここには関所が設けられ、関係者以外の立ち入りが禁止されていたという。

 

明治4年の廃藩置県で、作陶が途絶えたが泉右衛門により再興され、今日に至っているとある。

30数軒の窯元の甍と再び故郷に帰ることも出来なかった高麗人の無縁墓を眺め、ご苦労を偲んだ。

 

手の届くぐい呑み飲みを二つと自転車の絵柄の小皿を買った。

主人が自転車好きとのこと。🚲

 

 

関所跡

2023/4/17

 

 


お宝サインボール  

2023年04月16日 | 日記

(右:長嶋    左:王)

 

長嶋、王、清原、桑田•••。

息子夫婦の家の近くのレストランに行って、帰りにレジの横をふと見ると、机の上にサインボールの自然な山が。

 

シェフが宮崎、都内のホテルにいた時のもで、キャンプ、食事で来た時に集められたとのこと。

使用球にサインされていて、歴史を感じる。

 

(中央:清原3)

 

(中央:桑田18)

 

中に、「ON決戦」と刻印されたボールがあった。

1999年の日本シリーズで長嶋、王が監督として戦い、20世紀の巌流島決闘とよばれたりしたことを思いだす。

結果は巨人の勝利。

戦後、巨人軍を率いていた三原が西鉄ライオンズ(福岡)に移り、戦地から引き上げてきた水原と監督決戦をしたことと重なるらしい。

 

思えば、長嶋が選手を引退した時は就職した頃で、以後、巨人ファンも長嶋ファンも卒業した。

選手の時が華である。

これ、自分の体験である。

 

 

鴨のロースト。

ソースはどの料理も飽きない優しさがあった。

シェフの人柄かな。

 

2023/4/15

 


Jアラート

2023年04月14日 | 日記

 

福岡にいて、北海道にミサイルが撃ち込まれる恐れ有りとの警報が出て、”避難”はしているが•••と心配しながらニュースを見たり、聴いたりした。

 

一番早く8:06に通常放送に戻したのはいつも聴いているTBSラジオの「森本敦敦郎•スタンバイ」、いつまでも同じ警報を延々と流していたのは一番大きなテレビ局とか。

 

お粗末。

敵地攻撃は無謀、危険。

防衛予算と原発再稼働を審議しなおすべし。

 

夜はコンサートが終わってから博多•天神を散歩した。

ブラボー!も屋台も通常に戻っている。