28日(水)曇り雨
前日に続いて農作業。午前中は生まれて初めてのブロッコリー収穫、午後は雨が降ってきて室内で馬鈴薯の選別と箱詰め作業だった。
「ブロッコリーはこれで切るんだ。」と主人から渡されたのは菜切り包丁の先の角を丸くして刃を付けたた特製品。キャベツ収穫でも使った。
主人が作業手順を丁寧に教えてくれた。
ブロッコリーの茎にその刃先を30度くらいの角度で当てて押すとスパッと切れる。あまり立てると刃先に土が付き、水平だと余分な力を必要とする。
包丁には収穫の目安となる白い目盛り線がついていて、微妙な大きさの時は当てて確認する。
次に球体を包む葉を掴んで余分な茎を切り、続いて手のひらで球体を回しながら葉を切り揃える。この時、出来上がりの寸法は包丁の背の長さ。
そうすることによって段ボール箱の中に4個ずつ2列、2段にキッチリと収まる。
最初は短すぎて箱の中でごろごろして収まりが悪かったが、徐々に慣れて昼前にはスムーズに出来るようになった。
午後から雨が本格的に降りだし、倉庫で馬鈴薯の機械選別と箱詰めの作業を行った。重量で幾つかのサイズに分類し、それぞれひと箱15Kgに調整し、機械封印する。
箱が荷崩れしない積み方でパレットに5段に積み上げる。15Kg調整からパレット積み上げまでが一人の担当であり、じっとり汗をかいた。
260g以上の3Lとキズ、青色変色、腐れなどは選別機にかける前にコンベアからある程度除去する。最初はその担当、後半は箱詰めを担当して午後5時に一日の作業が終了した。
農家の人にブロッコリーの食べ方を聞いたら、「ラップしてレンジにかけ、塩・胡椒も美味しいよ。」とのことだったので、いただいたもので早速試した。美味だった。ビールが美味い!