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年の暮れに流れる曲を聴きながら今年の自転車旅を振り返っていたら、今日も年賀状は何も進まなかった。
下北半島 八戸→大間 8/19-25
苫小牧東港
大間岬の朝
向こうは北海道
O Holy Night;Luciano Pavarotti
クリスマスキャロルはキリストの生誕を祝して、教会に限らず一般社会の中でお祝いの歌として愛唱されてきた歴史があるとのこと。
パバロッティの伸びやかな歌声に聴き惚れる。
国内では珍しい街と街を結んで走る自転車ロードレースの「2023ツール・ド・北海道」の初日(8日)に悲しい事故が起きてしまった。
中央大学の五十嵐洸太選手(21才)が、下り坂で対向車線に出て前を行く集団を追い越し中に、登ってきた乗用車と正面衝突し、9日に亡くなられた。
本当に痛ましい。ご冥福を心からお祈り申し上げる。
4年生だから就職も決まり、大学最後のシーズンに打ち込んでいたと思う。
報道写真で道路上に倒れている自転車のゼッケンプレート161を見て、涙がこみ上げた。
末尾1番は通常はエースナンバーであり、5名のチームの中で一番先にゴールすることを目指すポジションだ。
チームメートはそのために様々なアシストをするのが自転車レースだ。
現場は若い頃はロードレースの練習で、最近は吹上温泉に向かう自転車旅で走っている。
「ツール・ド・北海道」では7~8年前に審判員として、車両で通過したことがあった。
美瑛町から登って、十勝岳望岳台の横を通り、標高1,000m付近の吹上温泉を過ぎてからの狭くてカーブの多い急坂で事故は起きた。
審判員の経験では、山間の狭くて険しい峠などでは両方向が通行止めになるが、コースの枝線にある農家、牧場などの車両や交通規制開始前にキノコ取りなどでコース内に入っている人の車両が突然出てくる危険性は以前からあった。
そのため、先頭のパトカーがスピーカーで注意を促し、要所では立哨員が警戒し、これまで事故は無かったと記憶している。
事故原因は警察が調査中であり不明であるが、報道によると、乗用車の運転手は交通規制が行われている区間の駐車場で観戦した後に吹上温泉に向い、下ってきた選手と衝突したようだ。
この通りだとすると、乗用車の運転手は交通規制開始前にコースに進入して観戦し、もう選手は来ないと判断して吹き上げ温泉に向けて走ったと推測される。
五十嵐選手が追い越そうとした集団は先頭からかなり遅れていたのかもしれない。
レースでは、最後尾の選手の後方から警察のパトカーが交通規制の解除をスピーカーで告知して行く。
乗用車の運転手はその行動からコアなファンと思われるがこのことを知らなかったのだろうか。
五十嵐選手が追いそうとした集団はレースのどの位置を走っていたのかも焦点だ。
もし先頭からかなり遅れていたとしたら、審判員が手薄になっていて危険行為の制御など、レースコントロールが不十分だったことも考えられる。
いずれ原因が明らかになると思うが、十分検証して安全対策を強化し、ヨーロッパスタイルの「ツール・ド・北海道」が継続されることを願う。
北村のキャンプ場で隣人がチャリ旅だったので声をかけてみた。
大阪から名古屋まで走ってフェリーで苫小牧に上陸し、北村に来たという。
同年代の〝オヤジ・ボッチ・チャリ旅〟キャンパーだった。
夏は避暑で北海道に来ていて、もう7~8回になるという。
温泉の隣の無料キャンプ場を知っているわけだ。
8月初めにニセコでオートバイ旅の友人と落ち合うので、暫く滞在する予定だった。
静岡のオートバイ旅人がこの夏も北海道に来るとのことなので、そろそろ具体化しなくては。
隣人が嘆いていたことがあった。
テントを設営してちょっと離れて戻る道すがら、若者グループの大きなテントがすぐ傍に立っているのが見えた。
週末は混み合うキャンプ場なのでまぁ隣接は仕方が無いと思い近づくと、出入口が御仁のテントの出入口の真っ正面だった。
テント設営で最初に考えるのは出入り口をどこにするかだ。
「真っ正面はないだろう。」
そのとおり。
椅子に座っていると、若者グループは少し離れたところに設営し直したという。
「最初から常識で分かりそうなもの。今の若者の感覚が分からない。」
10年も仕事の現場から離れているオジサンボッチは時代の変化に疎くなる。
住宅街の公園が無料キャンプ場に開放されている。
ここは住んでいる恵庭から60kmの北村。
5時の気温は16℃と涼しい。
すぐ隣に温泉があり、咲きかけている蓮の花の公園がある。
今シーズン2度目のツーリングキャンプに来た。
無料なので全国からのバイクライダーも多い。
チャリはいない。
本当に少なくなった。
目につくのは若い男性の〝ボッチ〟
やはりブームか。
少子化が分かる気がする。
こちらは昔からのオジサンボッチ。
何か話しかけにくい。笑
今日の最高気温は28℃、熱中症に注意して、芝生でごろ寝だ。
秋まき小麦の刈り取りが始まって、北海道の暑い自転車シーズンはあとひと月か。
やっと最高気温が20℃後半になったので、25Km離れた長沼町のキャンプ場までツーリングして初めて1泊キャンプをしてきた。
毎年、手始めにソロで出掛ける場所だが、今回はテントを持っていない知人と一緒に少し工夫してみた。
まず、テントほかキャンプ用具を車に積んで予め10時にキャンプ場に搬入。
一度戻って、11:00に自転車で恵庭をスタート。
途中、昼食して14:00にキャンプ場に到着。
隣接する温泉で汗を流し、夜は久し振りにジンギスカンでゆっくり飲み会。
翌日は11:00に妻の運転で車が来て、荷物全てを積み込み自宅へ。
私達は同時にサイクリング開始した。
途中、今までは気付かなかったバイクハンガーのあるレストランで昼食して14:30に無事、帰宅。
というものだった。
距離が短いので可能なキャンプだった。
知人は一昨年に奥さんを亡くし、良い気分転換になったと思う。
長沼町の精肉店「さとう」の特製ジンギスカン。
甘ったるさがなくて肉の味を楽しめる。
鍋はもう売っていないと思われる〝古式〟鍋。
焼き面に切れ目が入っていて、炭の遠赤外線が届くので美味しく焼ける。
久し振りに活躍して貰った。
帰りの昼食に寄った舞鶴のレストラン。
店の裏は「焚き火コーナー」になっている。
台とマキがセットで貸し出される。いろいろなサービスがあるものだ。
「コロナビール」というものを見つけた。
メキシコ産という。
飲酒運転になるので残念ながら試飲出来なかった。(2023.7.10)
天気が良いので隣の北広島市にある「ボールパーク」までサイクリングしてみた。
車の通行が少ない農道を行く。
エスコンフィールドの三角屋根が見えてきた。
7/2の試合で初めて開けたが、そのままのようだ。
着いたぁ。
17Km、1時間30分。
やっぱり屋根が開いていた。
平日だけどおばさんグループ、何処かの町の議員さんの見学ツァーなどで賑わっていた。
屋根が開いていると風を感じる。
天然芝も太陽光をふんだんに浴びて気持ち良さそうだ。
無料開放されている外野スタンドには弁当を広げる人、ぼんやりと球場を眺める人。
試合が無くても沢山のひとが集う球場はここにしか無いだろう。
公園と飲食店、宿泊施設、こだわりの専門シヨップ等がアメリカの会社がデザインした球場のエスコンフィールドを取り囲み、〝村〟を形成している。
野球観戦の時には回っていない〝村〟をポタリングした。
ファイターズビレッジの「Truffe BAKERY」で昼食。
玉葱たっぷりのカレーに店内で焼いたパン添えのセットを注文した。
ベーカリー・レストラン・カフェが一体化したフラッグシップ店は国内最大らしい。
塩パンが有名とのこと。丸いやつだったかな・・・。
何と自転車専門店も。
立ち寄ってみた。
アメリカのフレームである「スペシャライズド」の国内で5つある直営店の一つとのこと。
写真は99万円のマシン。
草レースを走っていた30年前を想い出して店員さんにいろいろ聞いた。
後輪のギアはかつては8枚だったものが今は12枚が普通。
変速レバーの配置は基本的に変わらないが無線なのでケーブルは無くてフレームがスッキリしている。
ディスクブレーキは油圧とか。
ホイールのリムも直進走行性能を高めるために深い(幅広い)。
〝目の保養〟になった。
折りしもツール・ド・フランスが7/1スペインのビルバオから始まった。
夏の到来を感じさせる陽射しもあって、快適なサイクリングだった。
毎日が大型連休みたいなものだけれど、ゴールデンウィークは今日が最終日。
これから天気の良い頃に2泊程度のキャンプツーリングをしようと予報を見ると、暫く雨模様で最低気温も5~7℃と寒い。
春は早かったけれど、なかなか気温が上がらない。
しばし、様子見だ。
2023.5.7 6:20
いつも一緒のAさんとの朝のポタリングコースで、コンパスで描いたような滑らかなカーブの畝に見とれた。
畑起こしは簡単そうで難しいものだと昔の仕事で聞いたことがあった。
下手な人が起こすと、土が片寄りするという。
やっぱり農家はプロだと再認識する。
この畑は小麦と馬鈴薯、大豆を輪作している。
北海道の畑は土の上の作物(小麦、豆類)と下の作物(馬鈴薯、ビート)を播種期と収穫期が重ならないように交互に植えるのが一般的だ。
収量低下、病害虫の発生などの連作障害を防ぐ。
恵庭ではこれに水田、野菜が入るので、作型は多様だ。
収穫期には人手が不足するで、〝毎日が大型連休〟の人の出番だ。
畝を見ると今年は馬鈴薯を播いたのかな。
さて、何が芽を出すか、お楽しみ。
小麦の専門家であるAさんと昔の仕事の話しなどをしながら10月まで朝の自転車散歩が続く。
冬にする自転車旅のトレーニングを今年は少しだけ強化している。
きっかけは「臥梁」(がりょう)という昔の職場の建築専門家から教えられた言葉をふと思い出したから。
建物の強度を上げるために、壁の頂部を鉄筋コンクリートで固めたりするものが「臥梁」で、今はもう無くなったブロックやコンクリートのサイロには中間部分にリングのようにはめ込まれた。
年齢とともに体力は落ちる一方なので自転車を室内ローラーを使って漕ぐことで補ってきたけれど、70才台半ばにさしかかって、体幹に「臥梁」を回すようなことをするのは年齢的に今が限度かもしれない。
メニューとしては、毎日の室内ローラーにプラスして、下肢、腹背筋、胸筋・上腕に軽い負荷を掛ける筋トレを週1~2回、45分程度やるくらいで〝やわ〟であるが、学生時代以来のことで気分はいい。
車で5分のところに小さな体育館があり、ランニングローラーとともに器具が1セットあるが、何度か行っていつも一人なのは勿体ないことだ。
先日はランニングローラーで歩きながら90才になった三浦雄一郎氏のラジオインタビュー録音を聴いていて、益々、臥梁のことを思った。
昨年、脊髄から出血する100万人に一人の病気になって手術。
8ヶ月入院し、車椅子から杖をついて歩けるようになり、最近は息子の豪太さんに補助されてスキーに乗れるまでになったという。
助けられながら藻岩山にも登り始めて、秋には富士山登山を目指している。
人は「夢」を持つとそれが「希望」に変わり、実現するために「準備」を始めるというのが冒険スキーヤーで登山家の経験的人生訓だった。
図鑑より。
昨日の帰りに、体育館の前の松の木からギャーギャーという聞き慣れぬ鳥の声。
小さなカラスくらいの大きさで白黒のツートンカラーの「カササギ」だった。以前に別の処で見かけてBlogにアップしたら教えてくれた人がいて図鑑で調べたことがあった。
中国には『鵲喜(じゃっき)』(良いことが起こる前兆)という語があり、カササギの鳴き声は吉事の前兆とされているとのこと。
自転車旅を少しでも長く続けられるといいなぁ。
年が明けて、今年も室内で自転車を回し始めた。
体重が着実に増えている。笑
外は真っ白だ。
朝食前にラジオを聴きながら40分ほど軽く回す。
今年で25年目になるリムドライブは健在だ。
草レースに出ていた頃に持参してウォームアップに使っていたが使い道はあるものだ。
かなり旧式で、負荷は丸い部分に納まっている円盤の回転を磁力で調整する仕組みだが、もう今では磁石も脱落してしまったので、タイヤの空気圧と回転ローラーの押しつけ強度で調整している。
まさにアナログ。
先日、タイヤがパンクした。
道路走行に使っていないロードレーサーなので何故だか分からない。
チューブが劣化したのだろう。
タイヤにも亀裂が入っている。
全く交換していないから無理もない。
パンク修理で車体を外した時に、ローラーパイプが1~2mmくらいだろうか、摩耗していることに気付いた。
金属もゴムですり減るのかあ。
随分と長いこと使っていることを実感する。
つまりは〝乗り手〟も老朽化してるということだ。
左腰の神経性の痛みが年々強くなってきていることにいたく納得する。