楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

『私の自転車旅物語』 -相棒のこと 1/3 -

2021年02月26日 | 『私の自転車旅物語』

《相棒 名前は無い フレームサイズは420とやや小さい》

 

自転車店に入るとママチャリは馴染みがあっても見慣れない形のものが沢山ある。値段も色もサイズもまちまちだ。

 

基本の知識として、サンダルの「ママチャリ」、スニーカーの「MTB(マウンテンバイク)」、ランニングシューズの「ロードレーサー(所謂サイクリング車に近い)」と覚えておくと見やすくなる。

とは言っても「旅」用となるとどれを選んでよいか分からない。

 

私の“相棒”はMTBだ。20年近い昔のLOUIS GARNEAU(ルイ・ガノ)XC Casper。スキー場などを下るダウンヒル競技の初級にも使えるゴッツイ自転車だ。

「よくこれで旅をしてますね」と言われることがある。理由は単純で物置に息子が高校生の頃に使っていたのがあったから。サイズはやや小さい。

 

コンポ-ネント(ギア、変速機、チェーン、クランク、ブレーキ)はシマノAlivio。値段は当時で6万円くらいだったと思う。2年前に1.8万円かけてギアと回転部をオーバーホールした。

 

サスペンションが付いていて、フレームもタイヤ(26インチ)も太くて重く12Kgある。人には「ロードランナー」を勧める。所謂サイクリング車に荷台がついたものだ。街乗りにも遠出、旅にも使えて便利だ。

 

自転車は材質とコンポーネントのグレードで値段が決まる。高いのは軽くて強度のある材質で出来ている。スポーツ車を扱っている自転車店であれは相談に乗ってくれる。

 

自転車旅をしていると、会社を退職して初めて自転車旅に出たという若者によく出会う。それも日本一周!

 

誰でも出来るということ。長崎の教会巡りをしているヨーロッパのシニア夫婦や十勝岳をキャリーに幼子を乗せて登っているパワフルな外国の夫婦に会ったこともある。

少しずつ距離を延ばし、少しずつ装備を揃えてゆくのも楽しみのひとつだ。

 

自転車を用意したら、旅をするための多少の装備が必要だ。(つづく)