楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
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バレなければ平然と嘘をつく霞が関官僚

2021年02月25日 | 日記

今日(25日)の衆院予算委員会をインターネット中継で見ていた。

東北新社の総務省に対する饗応接待の質問に立ったのは立憲民主党と共産党だけ。予算委員会が午前中に限られていて、結局、何も分からずに終わった。

 

質問はいつもの「〇〇〇ではないのか」といった推測質問、政府側は証拠が示されない限り「覚えていない」「そのようなことは無い」の知らぬ存ぜぬのテンプレート答弁。「管正剛氏とは名刺交換もしていない」「私は会食で仕事の話しをするタイプではない」には笑ってしまった。

 

これだけの大がかりで継続的な饗応接待には「行政の歪み」が必ずあるはず。決定的な情報は関係者内部にある。野党はそれを掴む力をつけない限り報道の常套句である“闇の中”で幕引きされ、官僚はほとぼりが冷めればまた始めるだろう。

大蔵省接待事件で役所組織全体が一度は“熱物に懲りてなますを吹く”状態になったのにまた繰り返えされていたのだから。事実、農水省でも起きている。

 

7万円の会食接待を受けた山田内閣報道官が職に留まるという。

国家公務員倫理に反する行為を「よく覚えていない」「申し訳ない」「職務に精励する」で片付けようとする強硬姿勢だ。

公正、信頼が求められる政府広報の仕事を続けることを内閣記者会はどう思っているのだろうか。当人が司会進行をする緊急事態宣言解除の3月7日の管首相会見が内閣記者会の試金石だ。逆手にとってどんどん質問を続けてはどうか。