楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

今日は札幌ドームの最終戦

2022年09月28日 | 日記

《2022.9.26   ドーム最終5連戦3戦目》

 

日本ハムの札幌ドームでの試合は今日のロッテ戦が最終戦になった。

2004年に北海道へ移転して19年目のシーズンは残念ながら最下位が確定しているが新球場のスタートとして、結果ではあるが絶妙の順位だ。

 

移転2年目にファンクラブに入ったがヒルマン監督の頃に年間3~4回球場に足を運んだくらいで獲得ポイントは少なく、一度も使ったことが無かったが、そのようなファンを対象にした内野A席までの無料招待のメールが届いた。

ドーム最終5連戦の3日目の26日にイーグルス戦を観に行ってみた。

 

観客は1万7,000人で普段の半数の入りだったが、先発の左腕加藤が持ち味の制球力で好投し、3-2の1点リードで迎えた9回は先発ローテーションの伊藤大海が150Km台のストレートをびしびし決めて初セーブを飾った。

この試合で加藤が1シーズンの四球を11個とし、72年振りの最小記録を更新した。

見応えのある締まった投手戦だった。

 

日ハムが北海道に来た頃、スタンドはガラガラだった。

当時、ヒルマン監督は試合前に通訳とともにビジタースタンドも回って挨拶していて、目の前を歩いて行ったこともあった。

地域に溶け込んだチームカラーの始まりではなかったか。凄い人だと思った。

 

小学生時代に放課後は毎日のように三井芦別鉱のノンプロ野球の試合や練習を観ていたので、TVとは違った臨場感がやはりいい。

来シーズンは北広島の新球場が車で15分と近く、これまでより足を運ぶとしよう。

 

記録を調べてみると、2016年の3度目の日本一は最大11.5ゲーム差を逆転してリーグ優勝し、日本シリーズはカープを相手に2連敗から4連勝して成し遂げている。

札幌市内の優勝パレードの紙吹雪を禁止するかどうか議論があり、結果、「皆で後片づけし よう。」ということになって、ボランティアで清掃作業に参加したことが懐かしい。

 

パレードは2006年11月18日のことだった。

コースターほどの色とりどりの紙吹雪がビルから初冬の札幌の空に舞った。

 

ヒルマン監督の『シンジラレナイ!』が流行語になった。

さて、続投するであろう新庄劇場第2幕は・・・。

 

 

さよなら、札幌ドーム。


秋の一日 

2022年09月26日 | 日記

 

《2022.9.10 初収獲》

 

秋が深まってきた。

庭の葡萄が黒く色づいて朝の食卓に登場している。

植えてからもう30年くらいになるので品種は何だったか。キャンベル系か。

粒が小さく野性的な甘酸っぱい味がする。

今年は花はそれなりに着いたが房が小さい。

 

 

札幌交響楽団の首席オーボエ奏者の関美矢子さんのリサイタルを札幌に聴きに行った。

ちょっとしたご縁があって、札響に入団されてからコンサート会場で時々お話しをする機会があったが、コロナ禍で途絶えていたので少なくとも3年振りのことか。

 

挨拶するなり「お痩せになりましたね。」と言われて一瞬答えに窮する。

夏に長距離自転車旅をした時に3Kgほど減ったので大事に維持していると返答したら「良かった。」と安堵の表情。

普段会っている人から言われたことは無いので、日々の僅かな変化は気がつかないということだ。

これまでの旅ではやがて戻ったがトシのせいで筋肉が付きにくくなったのか。。。笑

 

1月に買い換えたという楽器のパワーに惚れ込んでいるとのことで、音色が益々くっきりとしたように感じた。

現在、1才6ヶ月の女のお子さんを育てながらご活躍されている。

 

アンコールの「ガブリエルのオーボエ」は映画「The Mission」(1986年 イギリス)で、主人公のガブリエル神父が劇中で演奏する映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの楽曲。

映画は観ていないが、綺麗なメロディーで好きな一曲。

 

同じ楽器で同じ仕事をしている息子に「死んだときに吹いてくれ。(笑)」と言ったことがあり、その後、あるコンサートのやはりアンコールで吹いてくれたことがあった。

終演後、「もう吹かなくていいわ。」と言って大笑いになった。

 

ピアノの岩田さんは芸髙、芸大で関さんの1年先輩で、フランスを拠点に活動してきたがコロナで帰国しているとのこと。

伴奏とショパンの一曲も古い木造りのホールによく響いた。

 

 


9.27は畑に行きたかった

2022年09月23日 | 日記

朝から雨が降っている。台風一過とはならない日々が続いている。

20日のS農場での馬鈴薯収穫は雨天で中止となった。いろいろな作物の収穫期が集中しているこの時期の悪天候は農家の作業調整も大変だ。

 

 

 

21日は霜予報も出るほど朝は冷え込み、日中の予想最高気温も22℃と急に寒さを感じる中、8:00少し前に農場に着くとSさん家族3人は朝早くから加工用キャベツを収獲していた。

出荷先の会社からオーダーが来たので馬鈴薯収穫の予定をキャベツに変更したという。

包丁で切ってコンテナに積み込む。

 

Sさんは主にカップ麺などの刻み乾燥野菜向けに栽培している。カップヌードルの乾燥野菜は規格外品を使っているのかなと思っていたが正規品だったことに正直驚いたが、腕と品種の特性なのか大きさは揃い病害、腐れは殆ど無いので規格外が発生しようもない。

 

 

 

 

昨日(22日)は久し振りに気持ちの良い秋晴れの下で馬鈴薯とレッドキャベツの収穫をした。

23日~24日が再び雨模様の予想なので日没の17:30頃を気にしながら作業を延長して5人で頑張った。

 

機械で掘り起こした馬鈴薯をコンベアでピックアップし、車上で手選別された製品が袋詰めされる。

流れるイモを相手に眼と腕の動きが勝負!

最近Sさんの体調が思わしくなく、通院しているとのことで少しは手伝いになったかなと思いながら暗くなった家路についた。

 

昨年のオリンピック期間中は青森•龍飛崎から新潟港までの自転車旅に出た。

カネに塗れた〝興業〟を観たいと思わなかった。

 

来週の農作業は国葬のある27日は絶対に畑に行こうと思っていたがJAからの連絡は29日~30日だった。

国民の過半数が反対しているにも関わらず岸田首相は強行開催するようだ。

テレビ東京の国葬番組は何と5分という。どのような事情か分からないが拍手喝采である。

 

国葬終了後にNHKと民放各局のTV中継視聴率が発表されるかどうかは分からないが、9.27はTVから離れることでささやかな抵抗をしたい。

 

《レッドキャベツ;飲料の着色原料。道内では恵庭市しか栽培していないという》

 

【訂正】

昨年の自転車旅の区間を訂正しました。9/24


ポタリングコースにも鮭の姿が

2022年09月18日 | 円 -bicycle-

 

今年も朝のポタリング(自転車散歩)コースの横を流れる「漁川イザリガワ」に鮭が遡上してきた。

河川改修して川幅が2倍ほどに広がり、蛇行もほぼ直線になったので、いつも一緒のAさんと帰ってくるだろうかと心配していたので安心した。

 

漁川は大雪山連峰から石狩湾に注ぐ石狩川の支流の千歳川のそのまた支流になるので、鮭たちはオホーツク海から最北の宗谷岬を通って日本海を南下し、石狩湾から遡上して来ていることになる。

長い旅路だ。

 

 

 

《2022.9.17  6:20》

 

これまでの場所から少し上流の新しく出来た浅瀬に5~6匹ほどが背びれを見せていた。

先日、仲間の3人のサイクリングで訪れた千歳の捕獲場のような大群ではないが時々跳ねては下流に流され、再び上流を目指している姿に野生動物の逞しさを見る。

これまでの場所と違って、広い砂利の河川床なので或いは産卵しているのかもしれない。

 

今年は鮭の遡上が少ないとの報道もあるようだ。

広い北海道でも住宅街のすぐ傍の川に鮭が登ってくる所は少ないと思う。

いつまでも鮭たちと自転車で並走したいものだ。


農作業支援アプリ

2022年09月17日 | 農作業ヘルパーの記

今週の3日間は1年振りでO農場へ農作業に出掛けた。

ビート畑のツユクサの抜き取りと大根洗浄ドラムへの投入作業だった。

 

ツユクサは節でポキポキ折れ、根が残ると再び成長し、有効な農薬も無いので厄介だ。

離農跡地はどうしても数年は管理が行き届いていなかったりするので雑草が多いらしい。

 

久し振りの仕事前のミーティングの雰囲気が随分と違っていた。

JAからの派遣は自分一人で他は初めて会う若い男女が5人。洗い終わった大根をサイズ別に箱詰めする専従の女性は5人中3人が入れ替わっていた。

 

人材の手当を担当しているOさんの奥さんに聞くと、若い男女は農作業紹介アブリを利用して来ている学生さんが中心で、専従の女性の交代は人間関係があったらしい。

今回は朝のポタリングで通りかかった直売所で農産物を納めに来たOさんの奥さんとたまたま出会い、立ち話をしていて「来週、来れますか?」ということになった。

 

アプリのことを若者に聞くと、簡単な登録で希望する地域の求人先と作業内容がいくつも紹介され、その中から選んで応募し、経営主とのマッチングを待つシステムらしい。

学生さんの夏休みと野菜の収穫期が重なるので双方にとって都合が良い。

急な人数調整などに臨機応変に対応出来るので、O農場も暫くは利用するようだ。

 

このシステムが立ち上がったきっかけはコロナだったという。

仕事を失ったり出勤出来なくなった人への仕事仲介システムとして3年前にスタートしたとのことで、北海道では農業団体のホクレンがセンター機能を担っているとのこと。

各JAもこのシステムに参加出来るのでやがて置き換わってゆくのかもしれない。

前週に電話で調整するJAシステムに比べると便利だ。時代はどんどん変わる。

 

農家の人手不足は深刻だ。

住んでいる恵庭でも離農者の土地を周辺の農家が吸収し規模拡大が進んでいる。コメ、小麦、大豆、ビートなどの基幹作物の作業は機械化されても野菜の収穫・出荷調整は手作業に頼らざるを得ず一斉に始まる。

これまでの戦力の住宅街の奥さんと中・高年の仕事リタイア組に加えて、ワーキング・アプリに馴染んでいる若い学生アルバイトやサラリーマンの副業組が支える仕組みが確立されるといいなと思う。

 


勝負勘の無い立憲民主党

2022年09月15日 | 日記

立憲民主党の泉健太代表ら執行部が安倍晋三元首相の国葬を欠席することになった。

国会で「国葬は間違っている」と言いつつ、「我々は欠席する。」と言い切れなかったのは単に1週間、世の中の風向きを気にしていただけではないのか。

そんな印象である。

 

政府に提出していた質問書に対する回答が従来の政府方針の範囲の不十分な内容で出席する理由が見いだせないというのが欠席の理由だ。

しかし、霞が関の官僚がこねくり回して作った国会閉会中審査の答弁以上のものが出てくるはずがないのは分かり切ったことである。

答えが正しくても時機を逸すれば零点のこともあることを泉代表は肝に銘ずるべきである。

 

この自信の無さが岸田内閣の支持率が急落していても立憲民主党の支持率が5パーセント前後に張り付いたままの根本要因だろう。

先の参院選でも「組合貴族の連合」の顔色を伺い共産党との連携を解消してしまった。

巨大与党と闘うには弱小野党が塊にならなければならないのに世の中の空気を気にし過ぎて勝機を失った気がする。

この先、石橋叩いて渡らずの野党はいらない。

 

立憲民主党に不足しているのは政策に自信が持てないことからくる〝一瞬の勝負勘〟ではないか。

相手が疲れているとみた時にこちらが疲れを乗り越えて勝負をかける力が無い。

世の中の風向きを見るのではなく、風を巻き起こさなければ展望は拓けない。

 

国葬に関しても国会で「これでは欠席せざるを得ない。」と明言することでさっぱり伸びない政党支持率も少しは上がるきっかけにはなったはずである。

党内には老練な政治家も沢山いる。知恵を借りることも必要と思う。

 

次のチャンスは「消費税減税」だ。

「ネクストキャビネット」が内閣ごっこ、議論のための議論で終わっていては益々支持が離れる。

泉代表のれいわ、社民、共産、諸派を束ねる力量を注目したい。

 


ポタリング仲間でミニサイクリング

2022年09月13日 | 円 -bicycle-

 

朝のポタリング(自転車ブラブラ散歩)で一緒の83才のGさんから「支笏湖まで走ろう!」と提案があった。

しかし、片道40kmある。「行きは良い良い、帰りは・・・」になる。

 

やんわりと修正して行き先は隣の千歳市にあるサケ捕獲場になった。

元の職場の先輩のAさんと3人の初めてのサイクリングだった。

距離は17Km。

 

若い頃は社交ダンスが趣味だったというGさんは気持ちが若く、物事に前向きに取り組む姿勢は常々手本にしなければと思っている。

日々、駅前の交差点で子供達の交通安全の旗振りを欠かさず、朝のポタリングに顔を出してから駅前に向かう。

 

 

千歳市内の橋の上からも鮭の群れを眺めることが出来た。上流に一直線というよりは群れで周遊しているようだった。

 

交通量の少ない農道を選び、30分毎に休憩を取りながら昼に目的地に着いた。

バスツァーのコースになっているけれどこの日は1台も止まっていなかった。コロナ規制が緩和されてもまだ客足は戻っていないようだ。

 

 

《下の方は鱒 2022.9.11》

 

昼の休憩時間だったせいか、サケを捕獲する〝インディアン水車〟は回っていなかったが、支笏湖から流れる千歳川の堰にはサケ、サケ、サケの魚影。

鱒の群れもキラリと腹を光からせていた。

 

捕獲された鮭はトラックで上流の孵化場に運ばれ、来春、放流される。

ポタリングしている漁川にも間もなく鮭が遡上する。

 

家に戻って皆で近くの温泉に行きのんびり浸かった。

秋が深まって来た。

 

【訂正】

インディアン水車で「鱒の群れ」とあるのは「ウグイ」の誤りですので訂正します。

Blogで魚のことに詳しい人にお聞きしましたら、この時期サクラマスはもっと上流に行っているはずだし、

他の鱒の類いはこのような大群にはならないとのことでした。2022.9.21

 

 

 


自民党を打ち負かすのは容易でない

2022年09月11日 | 日記

田舎に暮らしていると選挙の時以外は街頭演説というものに出くわすことは殆ど無い。

ところが昨日(9/10)遭遇した。

 

いつものように近所の生協に荷物持ちで付いて行って買い物が終わり外へ出ると「自民党」と「公明党」の幟の翻る街宣車が道路に止まってまっているではないか。

背広姿の3人が立っていて、ひとりが生協の駐車場に向かって、

「近々議会が始まります。私達〇〇〇(会派名)は△△△(コロナ対応など)で頑張っています。共にガンバリましょう!」などと締めくくりの演説中だった。

どうやら市議会議員の一行らしい。

残念ながらそれまで何を話していたのかは聴けなかった。

 

今年の山陰自転車旅で舞鶴港に向かっている時に家も疎らな海岸道路でスピーカーを鳴らしながら走る自民党の街宣車とすれ違ったことがあった。

全国津々浦々、随分と熱心なことだと記憶に残った。

 

メモを見ると8月2日。

安倍元首相が7月8日に暗殺されて本人、自民党が旧統一教会と深い関係にあることが取り沙汰されていた頃である。

 

恐らく、多分、、、自民党は旧統一教会に浸食されてきた実態、その中心に安倍元総理がいたこと、これらのダメージをくい止めようと全国的に街頭行動に出ているのではないか。

 

その強かさと機動力に率直に感心する。

野党がしぶとい自民党を打ち負かすのは容易なことではないと思いながら久し振りの夏空の下を家に向かった。

 

 

《202229.10   20:30  家の窓から》

 

旧暦では7~9月を秋としているため、8月15日はちょうど秋の真ん中となる。

その頃は1年を通して最も月が美しい時期であるとされる。

ゆっくり眺めるのは久し振りだった。

 

 


泉代表の不甲斐なさ

2022年09月10日 | 日記

社民党、れいわ新選組、共産党は閉会中審査が始まる前に国葬の欠席を表明。

辻元議員、蓮舫議員が閉会中審査が終わって欠席を表明。

 

三権分立と民主主義を訴える立憲民主党の泉代表は未だ表明せず。

出席の理屈をまだ考えているのか。

 

8日はJAの農作業支援で馬鈴薯の手拾い収獲だった。

久し振りに背中にジリジリする暑さを感じた。

 

録音しておいた国会の閉会中審査を聞いてみた。

「国葬は間違っている」と閉会中審査の質問冒頭で断言した泉代表は、質問の締めに「欠席」を表明するのかなと思いきや、無かった。

国葬に反対する理由を幾つか挙げ、これからの「岸田総理の行動、姿勢によって判断する。」のだという。

 

おいおい、今がそれかよ。

野党第一党の党首としてあまりに優柔不断で不甲斐ない。

 

まさに問われるのは泉代表、貴方のこれからの行動、姿勢。

政権を担うことの現実感が薄れるばかりだ。

 

 

 


出来レースの匂い

2022年09月06日 | 日記

反対だけどどのような国葬になるか分からないので出るか出ないかは判断出来ないというのが立憲民主党の立場のようだ。

何故、共産党や新撰組のように「反対なので欠席」と言い切れないのか。

9月2日の泉代表の定例記者会見を動画配信で見ていて立民には益々失望である。

国会前の反対集会に顔を出さないのも頷けた。

 

記者からの「反対なのに何故出欠を判断出来ないのか。」「閉会中審査で法的整備が行われるとも思えない。」「出席することもあり得るのか。」という質問に、

「招待状も来ていない。」という的外れのことを言ってみたり、国葬を国家行事の一般論にすり替えたり、煮え切らない答弁を繰り返す。

正面から答えないのは岸田首相と同じで、野党第一党の党首とはとても思えない。

 

「8月31日の声明文書が我が党の考え方だ」と繰り返すので読んでみた。

何故か岡田幹事長名だ。

*説明不十分で国民の理解が得られていない。

*国葬とする明確な法的根拠や基準がない。

*国民の評価は定まっていない、旧統一教会との関係などに疑問の声もある。

という内容で至極当然だ。

 

問題は末尾の次の文面だ。

国葬とすることの是非は国会を早期に開会し国民への説明責任を内閣が果たすことを求める活動に全力を挙げる。なお、葬儀への出席については、その成果を見極めた上で判断する。》

 

国会が開かれる前に国葬が終わってしまうのは誰が考えても決まり切ったことで「成果が出る」はずもない。ひとごとのようである。

「閉会中審査」がその場ならこれまでの政府答弁が繰り返され、堂々巡りの質疑が時間切れで終わるのは目に見えている。

これでは件の文書は免罪符のようなものだ。

立憲民主党が〝渡りに船〟とばかりに「閉会中審査」に逃げ込んだのかとさえ思えてきた。

 

最近、立憲が「経費の公開が国葬開催の条件」と言い始め、渋っていた政府が一転して閉会中審査が始まる前に現時点の金額を公表した。

 

国会対策は妥協、取引の産物とは言ってもこれは国対委員長どうしの出来レースではないのか。

岸田首相の閉会中審査出席は、立民・安住国対委員長が官邸と直接調整したとの話しもある。

 

始まる前に終わっている。