ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

Dr.コトーならぬ・・

2008-01-14 21:10:27 | 
寒空の中、駅前のジェネリック薬品の販売店へ足を運んだ。
何でもいいから抗生物質が欲しかった。愛想の悪い店員に、「処方箋は?」と聞かれ、「ありません」。
「それでは販売できませんねぇ・・・」
あ、そうですか。悪うございました。とっとと店を出た。
さて、開いてる病院はないかと思案した。
ほとんどの病院・診療所は日曜・祝祭日はお休みである。
そもそも病院は、土日、祝祭日こそやるべきではないかと常々思う。
大多数の勤め人は、仕事の忙しい平日は行きにくいに決まっている。診療に行く頃には相当悪化している。にっちもさっちもいかなくなって初めて会社の許可をもらって行くことになる。
何とかならぬものだろうか。

灯台下暗しで、そういえば近くの病院に緊急窓口というのがあることに気がついた。
早速お伺いした。インタホンで事情を説明したら、入り口を開けてくれて中に通された。少しほっとした。
年配の看護婦さんが出てきて、「今日は整形外科医の先生しかおりませんがいいですか??」
いいも何も、医者は医者でしょ。しかもたかが「扁桃腺」くらい内科も外科も耳鼻咽喉科も無いだろうと思った。
出てきた先生は30才前後くらいの若手であった。Dr.コトーばりの出で立ち。
体温を測り先生から細かい問診を受けた。診断書にことさら一生懸命に症状を記入していた。
「それではお口をあけてもらえますか」
これでもかとばかりあーんと大きくあけた。
「あ、、、結構赤く腫れてますね・・」
痛み止め、炎症沈静、止血?の薬を1日分出しておくと言われた。
僕は、「先生、喉チン子に薬塗ってください」とお願いした。
扁桃腺といえばこれは必須だろう。
先生は看護婦さんに「それってあるの?」と聞き看護婦さんはそこいらじゅう捜していたが、無いとのことだった。一応総合病院で内科もある。置いてないことは無いだろうに。
先生は、厚い薬の台帳をペラペラめくっていたが埒があかない。
「無いみたいですね。私、整形外科なんで詳しくなくてすみません」

ということで、薬だけ3回1日分もらって帰った。保険証を出したが5千円取られた。看護婦いわく、「事務員いないんで一応5千円いただきます。今週来てくれれば清算致します」だって。

薬飲んだが、一向に改善している気配が無い。薬自体も自信が無かったのだろうか・・・。
普通なら、3日分くらい出すだろうに。
藁をも掴む気持ちで行った病院だったが、徒労だったかも・・・。

扁桃腺のおかげで貴重な休日潰れっちまった。明日と今週のハードな仕事の予定考えると更に憂鬱だ。直るものも直らんなこりゃ・・・。

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