ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

そう言えば金融危機一周年

2009-09-17 21:47:33 | 



昨年9月15日のリーマン破綻を直接の引き金とした世紀の金融危機から
はや一周年を迎えようとしています。
あの時間はいったい何だったんでしょう。
今はまた何事もなかったかのように、
世界が再び「強欲」や「身勝手」に動きだそうとしています。


金融や資本市場のお話です。

社会や経済発展のためにはマーケットやマネーは必要なインフラです。
けれどあくまで産業、経済の潤滑油、サポーターであるべきそれらが、
我が物顔で世界を闊歩する姿はやはり異常です。

ヘッジファンドや投資銀行の従事者は、
ことによると数億円、数十億円にもなろうかという
自分の年収しか眼中にありません。
危機の病巣はまさにそこにあり今もそのシステムは脈々と生き長らえています。




人間の行動にインセンティブが必要なのは否定しません。
しかし限度を遥かに越えてますよね…。

そうは言っても日本企業はまだましなほうです。
「足るを知る」ですから。
そういう伝統・文化はとても大切だと思います。

アングロサクソンは欲に限度がありません。
文化や気質の違いなんでしょうか


日本人も最近はアングロ化した人が増えています。
そういう人は欲望に突き動かされ多くが〝外資系〟へ飛び込む傾向があります。
結果、僕のまわりで幸せをつかんだという話をあまり聞きません。
あんなに追い求めたお金にさえ見放される始末・・・


幸せはお金では計れません。

       「足るを知る」

これってとてもいい言葉だと思います。


忘れないように心に刻んでおこう。

(いやそれだと必ず忘れちゃうので紙に書いて部屋の壁に貼っておこうかな。。。
墨と硯、毛筆用意し草書体で。書道●段なんですよ実は)



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
日本人的 (亜衣)
2009-09-17 23:18:34
こんばんは

私の平凡な毎日にはちょっと「難」なお話
・・・とはいっても
その平凡な生活にもそれらの影響は
痛いほど入り込んで日々苦しい思いもしないではないのですが・・・

写真のお習字に「お~達筆、お作は何という先生
でしょう?」と思いました。

素晴らしいですね!
日本のこころ
日本人の本来の気質を大切にしたいものですね!
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こんな環境の中で (dragon21)
2009-09-18 06:15:06
おはようございます、亜衣さん。

一般の人々にはいったい何が???という感じですよね。
けれども残念ながら日本は、いや世界はこういったことに規定され影響を受けています。

どっかで紛争、戦争が続いているというのと同じで、
何か実感がないのですよね。

僕の職場の環境は実はこんなことばかりに囲まれています。
株価、外国為替、金利、商品、上がった下がった、
オバマ大統領があれ言ったこれ言った、
サブプライム問題、総選挙、民主党、日銀、、、、

ほんとうは息がつまりそうw

だからこそ「足るを知る」を貫きたいと思います。
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ドラゴンさん、おはようございます (ポテト)
2009-09-18 06:33:01
もう、芸術ですね。

書‥‥て壁に貼ったりするとそこからなにか力のようなものが出ますよね。

ドラゴンさんは書道クロ帯なのですね‥‥あはははhh‥‥段持ち‥‥すばらしい‥‥

足る事を知る‥‥そのとおりでございます‥‥
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トリックの母親 (dragon21)
2009-09-18 06:39:48
おはようございます、ポテトさん。

おっしゃるとおり文字には力がありそうです。
多くの人が目標を書き机の前に貼ったりしているのは、
単に物忘れの防止にとどまらないと思います。

それは力強く、丁寧に、〝念〟や〝願〟をかければかけるほど、
霊験あらたかなり!かも知れません。

〝トリック〟というドラマで(仲間由紀江と阿部寛のやつ)で、
野際陽子演じる母親が書道の達人で文字による妖力を発揮していました。
真偽のほどは定かでありませんがそんな不思議な世界も否定はできないかも知れませんね。

眉唾なお話でしたw

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