眉村卓著の新書版です。
よくご存じの通りSMAPの草剛さんの主演で映画化され好評でした。
これはその原作です。
著者の眉村さんの奥さんが癌に罹り、その闘病中に毎日欠かさず
ショートショートの小説(原稿用紙3枚を超える程度)を作って、
病床の奥さんに読んで貰ったと言う夫婦純愛の物語です。
主治医から1年余りの余命と宣言されたのですが、結局5年弱の寿命となりました。
最後の方はご主人が読み、
最終は昏睡状態になって聴いているのかどうかも判らなかった様です。
然し物凄く精力的によく書けたものですナ。そのファイトに頭が下がります。
私など、俳句を1日1句作るだけでも四苦八苦なのに、5年も毎日続けるとは・・・・!
「話」は抜粋して載せられていますが、ネタは日々の行動の中から選ばれています。
元来SF作家ですから、SFっぽい味が出ていました。
先の短い病人相手ですから、内容を決めるのに随分と気を使ったそうです。
過激なものはありません。
それだけに健常者が読むとどうも病院の食事を食べている様な薄味の感じでした。
やむを得ない事なのでしょう。書いている時から発刊しようとの意思もあった様です。
映画は結局観に行きませんでした。三つ星の評価でしたね。
よくご存じの通りSMAPの草剛さんの主演で映画化され好評でした。
これはその原作です。
著者の眉村さんの奥さんが癌に罹り、その闘病中に毎日欠かさず
ショートショートの小説(原稿用紙3枚を超える程度)を作って、
病床の奥さんに読んで貰ったと言う夫婦純愛の物語です。
主治医から1年余りの余命と宣言されたのですが、結局5年弱の寿命となりました。
最後の方はご主人が読み、
最終は昏睡状態になって聴いているのかどうかも判らなかった様です。
然し物凄く精力的によく書けたものですナ。そのファイトに頭が下がります。
私など、俳句を1日1句作るだけでも四苦八苦なのに、5年も毎日続けるとは・・・・!
「話」は抜粋して載せられていますが、ネタは日々の行動の中から選ばれています。
元来SF作家ですから、SFっぽい味が出ていました。
先の短い病人相手ですから、内容を決めるのに随分と気を使ったそうです。
過激なものはありません。
それだけに健常者が読むとどうも病院の食事を食べている様な薄味の感じでした。
やむを得ない事なのでしょう。書いている時から発刊しようとの意思もあった様です。
映画は結局観に行きませんでした。三つ星の評価でしたね。